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作家、コンサルタント
全国学校図書館協議会「選定図書」・アフリカ支援「絵本」・Amazonランキング延べ66部門1位
アフリカ２年 ⇨ 香港３年 ⇨石垣島５年目
よく「仕事で自己実現なんてバカなことを言うな」、
「仕事に夢を求められては困るんだ」「現実を見ろ」ということが言われます。
こういう言葉を見ると、僕は悲しくなります。
言葉の力は、強いです。
こういうことを言っている人は、「仕事で自己実現できていない人です」
むしろ、こういう言葉を発しているから、「仕事で自己実現できないんです」「仕事で夢を叶えられないんです」
惑わされないでください。
常識が正しい世の中ではありません。
常識が正しいのであれば、大多数の人々の人生は、とっても幸せなものになると思います。
とある統計では、日本人の幸福度は２割以下と言われています。
さて、日本の常識は正しいのでしょうか？
どちらを信じるかであなたの人生は変わります。
常識的意見が
「仕事で自己実現なんてバカなことを言うな」「夢なんて見るな」「そんな甘くない」
だとしても、
僕は強く言いたいです。
「仕事で自己実現できる」「仕事で夢は叶う」「仕事って本来とっても素敵なものだ」
「辛い思いなんかしなくていいんだ」
後者を信じてくれる方に、この記事を送りたいと思います。
自己実現とは
前提として、そもそも自己実現とは、何かを、説明しておきます。
（難しいことは要らないというひとは、飛ばしてください）
由来は、 「マズローの５段階欲求」から来ています。
人間には５段階の欲求があると言われており、
上に行くほど、高次の欲求だと言われています。
①自己実現欲求 自分のやりたいことを実現していく、叶えていく
②承認欲求 誰かから認められたい、尊敬されたい、認められたい
③所属欲求 どこかに所属していたい 社会とつながっていたい
④安全欲求 安全にくらしたい
⑤生理的欲求 とにかく生き抜きたい、寝たい、食べたい
下層の欲求が満たされないと、その上の欲求を満たすことはできないという考え方です。
例えば、
「明日の食べ物がなくて生きてられない」という人は、
それより上の欲求を満たすことはできません。
ここで理解しておきたいポイントは、
「自己実現」は一番高次な欲求である、ということです。
それを実現するためには、その一つ下にある
「承認欲求」から卒業していなければいけません。
誰かに認められたい、尊敬の眼差しで見られたい、「あの人ってすごい」って言われたい
という欲求から卒業しなければ、「自己実現欲求」にはたどり着けません。
「承認欲求」から卒業しましょう。
もう一つ上の階層にいくと決意しましょう
関連記事▶︎ありのままの自分を受け入れる素敵な人生への道
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仕事を通じて自己実現しよう
そもそも仕事とは何でしょうか？
仕事って、「誰かに価値を提供すること」です。
「あなたが提供した価値を感じてくれる誰かが受け取る」
それが循環しているのが社会です。
僕は、「仕事」、「働く」というのは大きな意味では、「生きる」ということだと思っています。
詳しくは以下の記事を御覧ください。
よくこういうことを言う人がいます。
＝＝＝
仕事は、誰かのために行うものだから、
「自己実現」みたいな考え方で、自分を優先してもらっては困るんだ。
自分を犠牲にして、周囲の人を幸せにするのが仕事だ。
仕事以外の時間で、家族との時間、趣味の時間などを
使って「自己実現」をすればいいじゃないか。
＝＝＝
本当にそうでしょうか？？
一般的なサラリーマンの人が
１週間で、仕事に費やす時間（労働時間、通勤時間、休憩時間含む）
６０時間程度はあるのではないでしょうか。
２４時間×７日間＝１６８時間
睡眠時間
７時間×７日間 ＝４９時間
残りの時間
１６８ー４９＝１１９時間
１週間で起きている時間（約１２０時間）の半分が仕事に関する時間です。
多い人はもっとでしょう。
人生の半分を自己犠牲して、残りの半分の時間で、「自己実現」をしようと言われても
本当に自己実現できるでしょうか？
そんなに器用ですか？？
人生の半分は、自分の感情を殺して、
残りの半分で、自分の感情を豊かに表現するなんてことができますでしょうか？
たいていの人は、
仕事で疲れたり、ストレスを溜めたりの影響が、プライベートの時間にも現れると思います。
そうすると、週末はゴロゴロ過ごしたり、夫婦喧嘩したり、憂さ晴らしに買い物したりと、、
なんか悪循環ですよね。
果たしてこの環境で自己実現できますか？
「自己実現できない」ということは、
つまり自分がやりたい人生を送れないということです。
それってつまらないですよね。
もっとワガママになっていいんじゃないんですか？
「仕事で自己実現はワガママだ」という嘘
これ嘘です。
信じてください。これを信じないと、仕事で自己実現できません。
仕事で自己実現できないと、人生で自己実現も難しいです。
今の世の中の流れは
「仕事」と「プライベート」、
「働く」と「生きる」といったものの境界線がどんどんなくなってきてます。
だから、
「仕事で自己実現はワガママだ」は嘘です。
信じてもらえない人に、例をいくつか紹介します。
例えば、
＊あなたが、アーティストのライブに行くとして、
そのアーティストが「歌を歌うのが好きでなかったら」
聴いていて楽しいでしょうか？
A; 自分を犠牲にして、相手が喜ぶような音楽を提供するアーティスト
B; 「とにかく自分の好きな歌をみんなに聴いてもらいたいんだ」って夢に向かって
歌っているアーティスト
どちらのイベントに参加したいですか？
＊新しいビジネスパートナーと組むときに、
A; 上司からの指示で動いている営業マン
B; 本気でその仕事を愛している営業マン
どちらと組みたいですか？
＊あなたが心臓の病気になりました。
A; 淡々と業務をこなす外科医に、「手術明日できますので、予約を入れてくださいね」と言われるのと、
B;「心臓」の魅力にはまって、僕は心臓に人生をかけているんですという外科医に
「すみません、どうしてもあなたの心臓を治したいんです。今予約埋まってしまってますが
３日後まで待ってください。絶対大丈夫です。僕ほど心臓に詳しい人はいません」
と言われたら、どちらにお願いしたいですか？
価値を受け取る側の選択としても
「自己実現」している人のサービスの方が魅力的に感じませんでしたか？
ってことはですよ。
仕事で自己実現できれば、
さらに相手に与える価値を上げられる可能性があるってことですよね。
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仕事で自己実現が好循環を生む
仕事で自己実現できるって、とても素晴らしいことです。
だって、自分の好きなことをして、相手に喜ばれて、さらにお金をいただくということです。
自分の好きでないことを我慢して働いて、その代わりにお金をいただく、
ではなく、
自分が好きなことやって、且つお金までもらえちゃうということです。
そうすると、プライベート時間も、
もっともっと自己実現するにはどうすればいいかと考えるようになります。
そうすると、仕事では、もっともっと価値を生み出せるようになり、
もっともっと相手に喜ばれて、もっともっとお金を受け取れるようになります。
なんだか聞いていて、素晴らしいと思いませんか？
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もう一つ考えて欲しいのが、「家族実現」という考え方
これは、僕の提唱している考え方です。「造語」です
「自己実現」というのを少し広げて「家族実現」という考え方をするようにしてください。
自分がやりたいことにプラスして、家族がやりたいこと、というのを考えてみてください。
家族を一つのカタマリとして、実現していく方法を考えてください。
そうしないと、
「自己実現」を仕事中もプライベート時間も叶えられる反動で、
「家族」との距離ができてしまいます。
「家族実現」ということを考え、パートナーと話し合って、
家族で本当にやりたいことが、仕事を通じて実現できる方法を考えてください。
これは少し難しいと思います。
でも諦めないでください。
僕が「家族実現」に向けて、やっている方法を知りたい方は
最初に言いましたが、言葉の力は強いです。
「無理」と言ったら、「無理になります」
「どうやったらできるか？」と自分に問いかけるようにしてみてください。
今日はここまでです。
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運営者 紹介
Mao
【プロフィール】
Mao / 岩田 麻央（いわた まお）１９８１年生まれ 東京都出身 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
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■著書一覧
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・『人生を変える 神様からの31の質問』
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