ABOUTこの記事をかいた人

Mao
作家、コンサルタント
全国学校図書館協議会「選定図書」・アフリカ支援「絵本」・Amazonランキング延べ66部門1位
アフリカ2年 ⇨ 香港3年 ⇨石垣島5年目
「働く意味がわからない」「なぜ働くのかがわからない」
そういう風に考えて、この記事までたどり着いた、あなたの感性が僕はすごく好きです。
今日は、「働く意味」について、真剣に、でもあれこれと妄想をしながら、 考えてみたいと思います。目の前のお仕事、これからのお仕事に対して、少しでも前向きに考えられるように、いろいろとヒントをお届けしたいと思います。
どうぞお付き合いください。
1)誰も働かない世の中を想像してみよう

まず、「働く意味」を考えるにあたり、「誰も働かない世の中」というのを想像してみましょう。
働く意味がないから、誰も働かない、という状態ですね。
実はこの状態は、お金を使う場所がないんです。
お金があっても使う場所がないですね。だってお店が開いていません。お店に商品を届ける人もいませんね。
これは大変です。
「Amazonで商品を注文して、翌日に必要なものが届く」みたいな便利な社会からは、遠く離れた、
原始的な社会になります。
そういう世の中で生きていくとしたら、あなたはどうしますか?
生きるために、食料が必要です。例えば魚を手に入れるために、魚を釣りに行ったりしますね。
釣竿を自分で作って、魚を釣って、食料を確保します。
そういう日々の生活維持のために行動することを「働く」って呼ぶことになりますね。
自給自足のスタイルですね。
それだと、効率が悪いので、文明が発達していく中で、みんなで知恵を出し合って、みんなで支えあって、
それぞれの分野を分担して行っているのが、今の世の中ですね。
つまり「働く」というのは、誰かを支えるために行なっているんですね。
そして、普段はあんまり意識できていないけど、
世の中の人たちが働いてくれているから、僕たちは、気軽に食事ができたり、気軽に出かけられたりするんですね。
僕たちは、社会の人たちによって、支えられているんですね。
まずは、あなたの周りで働いてくれている人たち(例えばコンビニの定員さん、電車の運転手さん など)に、
心の中でもいいので、「感謝をする」ということを始めてみてください。
2)働いていても、誰かを助けている感じがしない

理想論的には、「働く」=「人助け」や「貢献」というのは、理解できるけど、
普段仕事をしていても、あんまり人の役に立っている気がしないんだよね、という人も多いんじゃないでしょうか?
一人一人の仕事内容が、細分化されすぎていて、「自分の仕事が、誰を喜ばせているのか想像できない」、という感覚になっている人もいると思います。
冷めた感覚になってくると「働く」=「お金」という考えに近づいていってしまい、
今月頑張れば給料が入る、あと数ヶ月乗り切ればボーナスが入る、住宅ローンを返すためには、嫌でも働かないと、
みたいな考えになっちゃうかもしれないですね。
お金さえあれば、嫌な仕事から卒業できて、働かなくてすむのに、、、
と考え、当たらない宝くじを買ったり、よくわからない投資案件に手を出したり、していませんか?
ただ、幸か不幸か、
「働かなくてもいい時代」というのは、そろそろ現実的にやってきそうです。
関連記事▶︎会社にしがみつかない人生を送る7つの方法
3)「働くかどうか」を選ぶ時代がやってくる
世の中の技術が発展してきて、セルフのガソリンスタンドやセルフのレジが当たり前になってきました。
最近ではAI技術がどんどんと発達し、洋服のデザインをAIがやっていたりします。
営業のお仕事、先生、弁護士、税理士なども気づいたら、AIで人間以上の性能が発揮でき、
それが当たり前の世の中になってくる日もそう遠くはありません。
実は、今の世の中も、7割が働かなくても回る世の中らしいです。
そうすると、「働くかどうか」を選ぶ時代がやってくると思います。
働きたいと思っても、働ける場所を提供できない時代がやってきてしまうと僕は思っています。
妄想ですが、「働いても働かなくても同じお金がもらえる」という時代がやってくると思います。
すでに「ベーシックインカム」という言葉で、導入している場所も海外には出てきています。
では、働いても働かなくても同じお金がもらえるとしたら
あなたは、「働く側」と「働かない側」どちらを選びますか?
4)もし「働かない側」を選んだら

僕は近い将来、こんな未来がきてもおかしくないと思っています。
「世の中の5割は働く人、残りの5割は、働かない人に分かれます。」
「相互に悪影響を与えないように、居住区も分けます。」
「働かない側を選んだあなたは、報酬として月額50万円支払われます。
その代わり、お金を得るために働くことは認められません。」
「あなたの仕事はお金を使うことです。」
「経済を回すためにお金を使ってください。」
さて、夢の時代が到来ですね。
運良く(?)「働かない側」を選ぶことができた場合、
さてどうしますか?
なんてったって、働かなくていいんですよ。
さて、この生活あなたは幸せに生きられると思いますか?
何年、幸せな状態を保てると思いますか?
僕は、おそらく数年が限界なんじゃないかと思います。
最初は、素晴らしいと思います。
やっと自由を手にいれた、もう上司のことも気にしなくていい、
さて、住むとこ決めて、テレビ見たり、旅行へ行ったりできる。
この解放感に浸ることができると思います。
でも、しばらくすると、その生活に飽きてきます。
人の役に立てていない、 生活レベルが一定で変わらない、生活にメリハリがない、
なんて、世の中、面白くないんだと、思うようになります。
僕自身、アフリカで2年間ボランティア生活をしている時に、
同様の感情を抱いたことがありました。
お金を使う場所がほとんどないので、お金の不安がない。
ボランティアのため、強制される仕事がない。上司もいない。
日々安定して、淡々と生活できる。
そんな生活に飽きてきてしまうときがくるんです。
僕の予想では、
働かない側の居住区は、働く側の居住区より治安が悪くなるのではないかと思っています。
5)働かないでお金をもらうということ
働かないでお金をもらうということって、 素敵なようで、もしかしたらすごく難しいことかもしれないんです。
そもそも、お金は、「価値の交換手段」として発明されています。
だから、人は価値を誰かに提供して、その対価としてお金を受け取り、
その受け取ったお金を使って、誰かから価値をもらう、という素晴らしいサイクルの中で生きています。
ということは、働くということは、
「価値を作っている」、「誰かの役に立っている」、ということです。
価値を提供せずにお金をもらうというのは、とてもアンバランスな状態です。
もし、僕が働かずにお金をもらえるようになったら、
ボランティア(無料奉仕)で何か働くことを志願すると思います。
結局、「人の役に立つ」っていうこと、「人に喜ばれる」っていうことが、一番幸せなんだと思います。
先ほど、僕がアフリカで2年間ボランティアをしてくれている時に、感じた「虚しさ」みたいなものは
僕の活動の価値を感じてくれる人がいなかったために、起きていたんです。
僕の活動に価値を感じてくれていないと、
働かなくても怒る人もいません。反対に働いても、喜んでくれる人がいません。
そこで感じたのは、 「誰からも必要とされない人の寂しさ」です。
そして、目の前に持て余すほどある「時間の多さ」につらいと感じたんです。
6)「働く意味」とは?
ここまできて、「働く意味」について改めて考えてみましょう。
働く意味は、誰のためにあるのでしょうか?
僕は、社会のため、相手のため、自分のため、の3つだと思います。
社会のために働く
先ほど見てきたように、誰も働かない世の中では社会が成立しませんね。
みんなで力を合わせて、社会をより良いものにしていってるんです。
日常、幸せな生活ができていることに感謝をする機会を増やしてみてください。
アフリカを経験すると、蛇口をひねるだけで透明な水が出てくることに感謝できます。
相手のために働く
あなたが作った価値が欲しいと思っている人がいるから働いているんですね。
相手が見えにくい働き方もあると思いますが、必ず誰かが喜んでいます。
あなたが働くことによって、誰が喜んでいるかを明確にしてください。
もっと喜んでもらうために、どんなことができるかを考えてみてください。
自分のために働く
ここまでお話ししてきたように、結局は自分を幸せにするために働いているかもしれないんですね。
なぜなら、人間って、人に喜んでもらえるのが、一番嬉しいです。
だから、働いていて、誰かに喜んでもらえたら嬉しいんです。
もっと喜ばせたいから、もっと頑張って、もっと成長して、
もっともっと喜んでもらえたら、もっと嬉しいですよね。
7)本来働くって、すごく楽しいこと

ここまで考えてくると、本来働くって、すごく楽しいことだと思いますよね?
でも、現実は、「働くのがつらい」、「つまらない」、「辞めたい」、そんな人たちが
いっぱい、います。
なぜでしょうか?
それは、「仕事の自由」を手に入れていないからだと思います。
なんとなく目の前に現れた仕事を始め、誰かに言われるがままに仕事をして、
自分の意思で動いていないからだと思います。
自分の意思で動いていない期間が長くなりすぎて、自分の意思で決められる選択権もなくなってきてしまっているからかもしれません。
「仕事に不自由な状態です」
「仕事の自由」を取り戻すためには、自分自身と向き合うことが一番だと思います。
自分自身と向き合って、
何がしたいのか?何が好きなのか?
何が得意なのか?何が強みなのか?
どんな価値観を持っているのか?
誰を喜ばせたいのか?
どんな仕事スタイルが好きなのか?
みたいなことを考えてみてください。
自分の特性にあった働き方を見つけられれば、
もっともっと「働く」というのが楽しくなると思います。
おかげさまで、僕は今、働くのがすごく楽しいです。
自分たちの好きな場所に、家族と一緒に点々と移り住みながら、
自分が働きたい時間を選んで、仕事を創ることができています。
その結果、多くの方が喜んでくれいます。
最高だなぁと思います。今の仕事が僕には天職なんだと思います。
大昔に戻れば、魚を釣る人、家を作る人、服をなおす人、といった様々な仕事に
それぞれ適性があった人がなっていたのではないでしょうか。
「あなたは力がないから魚釣りはダメだけど、手が器用だから、釣竿作ってよ」
みたいな感じだったのではないでしょうか
だから、あなたにあった働き方がみつかれば、絶対楽しいと思います。
今まで働いていて、スンゲー楽しいと思った瞬間もあるんじゃないですか?
「そんなのない」という方、こういう記憶はないですか?
*文化祭の準備は、すっごく大変だったけど、その打ち上げのときに感じた達成感はたまらない!
*子どものころ、「おつかい」を頼まれて、お母さんの代わりに買い物にいってきた。
帰ってきて、褒められてすごく嬉しかった。
これって、立派な「働く喜び」ですよね
8)働くって生きることなのかもしれない
広い意味で「働く」というのは、「生きる」ことなんだと思います。
働く意味がわからない、なぜ働くのかがわからないって思うことは
生きる意味がわからない、なぜ生きるのかがわからないってことに通じるんじゃないでしょうか?
でも「人生って本来もっと楽しい」んです。
生きるって、すっごく楽しいことだと思います。
もちろんそうじゃないっていう人も、地球上にはいるかもしれません。
でも少なくとも、 この記事を、インターネットで日本語で読めることができているあなたは
絶対に人生楽しまなきゃいけないと思います!
それだけ恵まれた環境に生きています。
もちろん一時的につらいときはあると思います。
それが思った以上に長いときもあると思います。
でもそれも楽しく生きるためのスパイスと思って
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