人生100年時代と聞いて、あなたは何を感じますか?
何歳まで働けばいいんだろう?老後の貯金は足りるかな?とか不安になっていませんか?
100年もあって、大変だなぁと感じていませんか?
今日の記事を読むことで、
「今まで常識だと思っていた事が間違っていた」という新たな考えが生まれると思います。
これから考える方向性・準備する方向性が見えてきて、結果として
あなたの老後や貯金の不安を吹き飛ばすことができると思います。
前半では、現在の常識の間違っているところ、進み方を間違えていないかについてお届けし、
後半では、どのように考えていけばいいのかをお伝えします。
あなたの人生や仕事を、幸せな状態に導いていく考え方、指針がわかると思います。
すごく大事な内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。
<動画でもお話ししています>
この記事の目次
老後2000万円問題について
「老後、夫婦で生きていくには、2000万円必要です」
という話題が、しばらく前にニュースで盛り上がったと思います。
ここから考えていきましょう。
まずは「老後2000万円あれば本当に幸せになれるのか?」という疑問について考えましょう。
1)お金があればいいのか?
「お金だけがあれば、幸せか」というと、
もちろんそんなことはないですよね。
良好な人間関係、健康、やりがい 社会貢献
こういったものがあって、
その上でお金もある、という状態が
幸せなのではないでしょうか?
これらを、ないがしろにして、
「ひたすら2000万円を貯金する」だけで
幸せになれるのでしょうか?
違いますよね。
今から老後に向けて、お金を貯めようと思って、
我慢して、仕事をして
我慢して、貯金をして
そんな生活を送って、
果たして、老後に
良好な人間関係、健康、やりがい 社会貢献
この4つが整えられると思いますか?
我慢しながら働いたら、
健康が損なわれる可能性もあります。
定年後に、
人生のやりがいや社会とのつながりを見失って、
一気に老ける、というような話もよく聞くと思います。
つまり、
今、とりあえずなんとか貯金して
定年までに、2000万円を貯めればいいか、
というと、決してそうではないんです。
薄々、こういう問題に気づきつつも、
とりあえず決断を先送りして、
「とにかく貯金しよう」っていう行動をしていませんか?
2000万円貯金しようとした結果、
今やりたいことを我慢して、
そして、なんとか貯金を貯めても、
やりがいや健康・人間関係とか、
どれかがうまくいかなくって
充実していない日々を送ってしまうと思うんです。
関連記事▶︎【幸せになる方法】自己啓発部門1位著者が、39年生きて考えた3つの「幸せの定義」とは?
2)本当に2000万円で足りるのか?
次に考えて欲しいのは、2000万円あれば十分なのか、ということです。
この2000万円という金額は、
老後、収入がなくなってから、
30年間夫婦が生きる想定で試算されたものです。
ざっくりとこの2000万円を分解すると
2000万円÷30年 =1年あたり66万円
66万円÷12ヶ月 =5.5万円
1ヶ月あたり、たったの5.5万円です。
どうでしょうか?
毎月5.5万円で夫婦2人生活できますか?
この試算には、
年金などの社会保障が約19万円くらい入っています。
つまり
19万円+5.5万円=24.5万円
で夫婦2人が生活していくという試算です。
果たして、この19万円という金額、
僕たちが老後になる頃に、本当に払われるんでしょうか?
しかも、30年以上生きた場合は、どうなりますか?
ぞーっとしますよね。
つまり、
2000万円あっても十分じゃないということです。
「おいおい、八方ふさがりじゃないか」
という感じですよね。
我慢して、働いて
我慢して貯金して、
健康や、やりがいを一旦横に置いて
お金を貯めて、なんとか2000万円に届いたとしても、
どうにもならない、、、これはかなり厳しいですよね。
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僕たちの資産は何か?
ここで考えて欲しいのは、
僕たちの人生における資産は何かということです。
それは「お金」ではないんです。
答えは「時間」です。
僕たちの人生においての
一番の資産は「時間」です。
Time is Money(時は金なり)という言葉があり、
「時間はお金くらいに価値がある」という風に表現されることがありますが
本当は、「時間はお金以上に価値がある」大切な資産なんです。
特に、この時間は、
若ければ若いほど、たくさん持っています。
時間がたくさんある=いろんなことができるんです。
そして、
誰にとっても、今が一番若いんです。
で、この大切な時間を、
老後のお金を作るために、我慢して働いて、
なんとか2000万円の貯金を作って、
それで幸せになれるか?っていうと
きっと後悔すると思いませんか?
「自分の人生ってなんだったのかな?」って後悔すると思いませんか?
・もっとやりたいことやっておけばよかった。
・もっと勇気を出して、挑戦しておけば良かった。
・周りの目なんて気にせず、自分の感覚に従って生きていけば良かった。
・お金のことなんて気にせず、友人や家族との時間を大切にすれば良かった。
そんな後悔すると思いませんか?
こちらの本に、生の声が詰まっていますので、
ぜひ気になる方は読んでみてください。
きっと薄々、
そんな未来がやってくるんじゃないか、
後悔している未来の自分がいるんじゃないか、
と想像している人も多いと思います。
でも、多くの人が、薄々と想像しながらも
なぜか決断を先送りにしています。
自分がやりたいことをやるのは、なんとなく不安で、
世の中では、こういう風に言われているから、
これが常識だと思われているから、
周りの人も我慢して働いているから、
周りの人も我慢して貯金しているから、
嫌でも我慢して働いて、
本当はやりたいことを我慢して働いて、
そんな状態で、決断せずに、
今までと同じような日々を繰り返し送っていると思うんです。
って、こんな話をしても、
「そんなこと言われなくてもわかってるし」
「こっちは頑張ってるんだ」って反論が出ると思います。
別にやりたくてやってるわけじゃないし、仕方なく働いている、
仕方なく、お金もないから、なんとか貯金しようと頑張っている、
なんとか積み立てNISAの拠出金を作ろうと頑張っているんだ、
って思っている方もいると思います。
そうですね。努力していると思います。頑張っていると思います。
否定するつもりは一切ありません。
ただ、もしかしたら
本当はもっと別のやり方があるんじゃないでしょうか?
これは僕が言う事、周りの人がどうこういうことではないですが、
きっとあなたは、
我慢して働いたり、我慢して貯金したりする、そんなストレスを発散するために
大事な時間や大事なお金を、無駄遣いしていると思うんです、
「ほんとはこんなことじゃダメなんだよな」とかって思いながらも、
やっちゃってると思うんです。
そろそろ別のやり方を探しませんか?
関連記事▶︎時間という財産を認識しよう 時は金なりは嘘。
一番の原因「ボトルネック」はどこにあるのか?
では、この状態になってしまう一番の原因、ボトルネックはどこにあるのでしょうか?
ボトルネックというのは、
「全体に影響する一番の要因となっている部分」を指します。
詳しくはこちらの本がおすすめです。
ボトルネックがどこにあるのか?
それは
「仕事がつまらない事だと思っている」だと思うんです。
仕事がつまらない、だから、嫌々ながら働く、
我慢しながら働いているから、
スキルもそんなに伸びず、収入もそんなに増えない。
嫌々働いているから、ストレスも溜まって、
その発散に無駄な時間・無駄なお金を使ってしまう。
原因の大元は「仕事がつまらない」という
常識、社会の風潮だと思います。
どうでしょうか?
あなたの中に
「仕事はつまらない」「仕事は我慢するもの」という意識はないですか?
でも本来、
仕事って楽しい事だと思うんですね。
子どもの頃、親のお手伝いをするのが楽しかったり、
ボランティア活動をして清々しい気分になったり、
きっとそういう経験・感覚をお持ちの方っていると思います。
どうでしょうか?
本来、「仕事は楽しい事」と聞いて、あなたはどう思いますか?
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老後・貯金の不安をなくす「解決策」は?
ここまで話をしてきて、結論は何かというと、
「老後」という概念を一旦忘れて「生涯楽しく働く」というのが
一番の解決策になると、僕は考えています。
生涯楽しく働くことができれば
30年分の貯金なんて、そもそもいらないわけです。
30年間、働かずに貯金を使っていく生活よりも
(だんだん貯金が減っていくという生活はかなり精神的にもきついと思います)
生涯にわたって出来るだけ長く、出来るだけ楽しく働いた方が
きっと幸せだし、お金にも余裕が生まれるし
やりがいとか、社会貢献にもつながると思うんです。
でも、もうこんな歳だし、今さら、そんなこと言われても、
転職も難しそうだし、、、と思う方は、ぜひこちらも参考にしてください。
関連記事▶︎【40代 会社辞めたい】転職や独立が不安な際のシンプルな解決方法
3つの円を探しませんか?
今からでも遅くありません。
以下の3つの円が重なる場所を探してみませんか?
・あなたがやりたいこと
・収入が得られること
・社会貢献になること(誰かに喜んでもらえること)
今すぐに見つからなくてもいいと思います。
これがあなたの人生を楽しいものに変える、一番の方法です。
これがあなたの老後や貯金の不安をなくす、一番の方法です。
「え、そんなの理想論じゃん」と思うかもしれませんが、
理想論だと思って、最初から諦めて、
これからもずーっと我慢して働き、老後に向けて貯金を作る人生プランを実施していくのか?
それとも
「きっと見つかる」「自分にもそういう道がある」と信じて
自分がやりたいことで、収入が得られて、社会貢献になることを探していくのか?
これは大きな分かれ道になると思います。
現時点で、3つの円が重なる場所が見つかっていないからといって、落ち込む必要はありません。
早く見つかっている人が偉い、優れているというわけでもありません。
「人生」は、この3つの円が重なる場所を探す旅だと僕は思っています。
これが「人生の目的」だと思っています。
だから、何年かけても、
おおげさに言えば、何十年かけても
これを見つける事を意識してもいいと思います。
意識するだけで違います。
すぐにこの3つの円が重なる場所で、
満足のいく収入が手に入るものではありません。
でもこの3つの円が重なる場所を見つけるために、
いろんなことを経験したり、
いろんなことを挑戦してみたりするのがいいと思うんです。
そのためにお金や時間をかけたほうが幸せだと思いますし、
長期にわたって幸せな時間が続いていくと思います。
人生100年時代、働くの大変そう、
貯金足りるかなぁ、老後が不安だなぁという考え方を一回忘れましょう。
そうではなくて、
どうやって、やりたいことで、収入が得られて、社会貢献ができるか?
どうやって生涯楽しみながら働くことができるか?
これをぜひ模索してみてください。
関連記事▶︎会社を辞めて、家族で石垣島移住の自由を手に入れるために行なった5つの準備
大事なメッセージ
最後に一つメッセージをお伝えします
大事なことは、
「お金だけでは幸せになれない」ということです。
お金は一つの要素だと思います。
お金は確かに大切な「一つの要素」です。
でも「一つの要素」に過ぎません。
人生=時間という土台の上に
「健康」「人間関係」「やりがい」「貢献」「お金」
といった要素が並んでいると思います。
今という時間を大切に、
バランスよく要素を整えていきましょう。
老後のために、
僕たちは生きているのではありません
お金のために、
僕たちは生きているのでもありません。
今の人生を明るく楽しく、充実して過ごすために生きています。
でもこんな話をすると
じゃぁ好きなことやって、遊んでいればいいや、
ってなりがちだと思います。
そうでもないんです。
自分も幸せになれて、社会にも幸せをお届けできる
そんな存在になっていくための
あなたにあったやり方をぜひ探してみてください。
そんなやり方が見つかれば、
お金も入ってきます。
生涯現役で楽しく働けるようになります。
好きなことを仕事にしないとダメな時代がやってくると僕は思います。
諦めず、今のうちから3つの円が重なる場所がどこなのか?
これを少しずつ探してみてくださいね。
今日の記事が何かの参考になったのであれば、幸いです。
本を読んで、一緒に人生を変えていきましょう^^