あなたは、今、人間関係に悩んでいますか?
職場で上司や同僚、部下とうまくいかない。
家庭内でパートナーとうまくいかない。ママ友関係で、嫁姑関係で、などなど
人間関係でうまくいかないという話は、いろんなところでありますよね。
心理学で有名なアドラーさんは
「あらゆる悩みは人間関係に行き着く」と言っていました。
そんな、人間関係の悩みを解決して、
相手を理解するために必要なたった一つの考え方をご紹介したいと思います。
原因を解決する考え方:「UNDERSTAND」
“UNDERSTAND” 日本語に訳すると、「理解する」という意味ですね。
「そんなの知ってるよ」、って思われるかもしれませんが、
改めて、
UNDERSTANDという語源について考えてください。
UNDER(下に)+STAND(立つ)です。
人間関係を考える時、相手との関係を考える時、相手との理解を深める時、
この、UNDERSTAND(下に立つ)というのを意識して欲しいと思います。
「下に」というのは、イメージがつくかもしれませんが、
同じくらい大事なのは、「立つ」という部分です。
順番に説明したいと思います。
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「UNDER(下に)」を意識しよう。
以前アフリカに行った際に、感じたことです。
「貧しい国の人たちの手助けをしたい、笑顔にしたい、何かできることがないかな」、と思って
2年間アフリカにボランティア活動をすることにしたのですが、
この「先進国の日本に生まれ育った僕が、恵まれない国のアフリカの人たちの手助けに行く」という
考え方が、そもそも「上から目線」ですよね。
これでは価値観も環境も違う彼らと、良好な人間関係が作れるわけがありません。
勝手に外の国からやってきた人に、とやかく言われたって嫌ですよね。
そのアドバイスが正しかったとしても、相手は受け入れてくれないものです。
論理的に考えるよりも先に、
感情的にシャットダウンしてしまうからです。
大事なのは、
まずは、彼らと同じうような目線に立つこと、
彼らと同じような家に住み、同じような食事をとり、
同じように水を汲みに行き、同じような生活をすること。
でも、これではまだ「UNDER」ではないですね。
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「UNDER」 の秘訣
UNDERの立場をとる時に、とっておきの秘訣は、
「教えてもらうこと」です。
僕もアフリカで滞在している時に、
彼らの生活の知恵、彼らの生き方、考え方を教えてもらうこと、を積極的にしました。
実際にたくさんのことを彼らから学ばせていただきました。
ボランティア活動として、僕から彼らに教えに来たはずなのに、
反対に教えてもらうことの方が多かったと思います。
でも、
たくさん教えてもらって、
初めて、僕の日本人的なアドバイスも相手に受け入れてもらえるようになりました。
良好な人間関係を結ぶ上で、
まずは「UNDER」を意識してください。
そのために、お互いにとって一番いいのが、
相手から「教えてもらうこと」だと僕は思います。
あなたが良好な人間関係を持ちたいと思っている相手の
好きなこと、得意なこと、経験豊かなところを、
ぜひお願いして、教えてもらってくださいね。
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「Stand(立つ)」を意識しよう。
僕自身もうまくできない時もありますし、日本人が苦手かなぁと思う部分がここです。
それは「UNDER」で下に行くんだけど、そこで「STAND」立つことができるかどうかなんです。
「UNDER」というと、
ひれ伏すというか土下座するような態度になってしまうかもしれませんが、
これでは相手との関係はうまくいきません。
相手の下に行くんですが、
あくまで自分の足で立つ必要があります。
自分の足で立つ、つまり「自立」する必要があるんです。
相手の下に行くと、
依存してしまう、相手に全てを委ねてしまうような傾向にあるんですが
そうではなくて、
「自分の足で立つ」というのを意識してほしんです。
人間関係というのは「綱引き」のようなもので、
相互に作用します。
あなたが「UNDER」にいって、
しかも「好きにしてください」と土下座をしてしまったら、
相手は、高慢になってしまいます。
本当は、相手もそんな状態を望んでいないはずです。
なので、「自分の足で立つ」ということを理解して欲しいんです。
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「 STAND」の秘訣
「UNDER」した時に、土下座してしまわないで、自分の足で「STAND」する方法、
それは、自分の足、自分の軸足を見失わないことです。
自分自身の「目的」「Mission」「Vision」を見失わないことです。
ちょっと難しいかもしれないので、
簡単にいうと、あなたにとって、”ここだけは「譲れない」というところ”を明確にすることです。
例えば、「ドラえもん」と「のび太くん」で考えてましょう。
困ったのび太くんが、ドラえもんに助けを求めます。
ドラえもんは、のび太くんのお願いを聞いて、
道具を出して助けようとします
(「UNDER」ですよね。)
でも、のび太くんが調子に乗って、
さらに道具をお願いしたり、道具を悪用したりしようとします。
そうすると、ドラえもんは怒ります。
「のび太くんにとって良くない!」とか、
「友達にそんな思いをさせていいのか!」とか、
ドラえもんの中で、ここだけは「譲れない」という部分があるんですね。
のび太くんの生活をよりよくしたい、サポートしたいという「UNDER」の気持ちを持ちながら
自分自身の足で立っています。
だから、しっかりとドラえもんの意思を持って、
のび太くんに対して、反対意見を言いますよね。(ここが「STAND」ですね)
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最後に
人間関係うまくいかないと思ったら、
まずは、自分が相手のことを「見下していたり」、「否定していたり」していないか、
というのを考えて欲しいんですね。
そして、相手の「UNDER」に行くというのを考えてみてください。
相手を尊重して、相手から教わる、ということをやってみてください。
でも、「UNDER」だけではダメで、
それだけだと、なんでも言いなりになってしまって、
人間関係においてもいつでも「負け」、「弱い」というポジションを
取りがちになってしまうので、
自分の意思、「譲れないところ」を持って「STAND」というのを
意識して欲しいと思います。
だから、人間関係がうまくいかない時に、相手を理解して、自分も見失わないための方法は、
僕は「UNDERSTAND (下に立つ)」だと思っています。
何かの参考になれば、幸いです。
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