ぜひやってみてくださいね。
現代の人生における不安、心配
世の中が発展し、現代社会に生きるあなたにとっての不安、心配とはなんでしょうか?
大昔の不安、心配というのは、まさに生命に対する危機です。
自然災害に対する恐怖、誰かに命を狙われるのではないかという恐怖、
そういったものが、人間を取り巻いていました。
でも、世の中が発展し、今自分たちが生きる世界では、
生命に対する不安、心配というのはそこまでないのではないでしょうか?
少なくともこの記事を読めている時点で、
インターネットが出来ている、日本語が読めているわけですから、
おそらく明日食べていくご飯がないというレベルではないと思います。
そんな僕たちが意識する不安、心配、恐怖というものは、
実は、大昔のそれと比べればとても些細なものです。
恐怖心は、妄想からきている
僕らが抱いている恐怖心のほとんどは、妄想からきています。
それはたいていの場合は、「もしもXXだったらどうしよう?」という妄想です。
つまり、何か行動をしてから恐怖を感じるのではなく、
行動する前に「失うかもしれない」という可能性に恐怖を感じているんです。
これをやったら失敗するかもしれない。
これをやったら周りに笑われるかもしれない。
これをやったらお金に困るかもしれない。
それを考えると、頭の中でどんどんと膨らんできます。
実際よりも大きな恐怖となって、あなたに襲い掛かっているんです。
何が怖いのかを知り、恐怖心をなくす
そうは言っても、「なかなか行動に移せません!」というあなたへ。
具体的に何が怖いのかを知りましょう
あなたが感じている恐怖って何ですか?
それが現実に起きてしまったらどうなりますか?
例えば、
「大勢の人の前でスピーチするのが怖い」と感じる場合、
何が怖いのかを具体的に考えてみましょう。
緊張して思ったように話すことができなくて、その結果、観客に笑われて、、、
あの人緊張してると思われて、、
緊張していることがお客さんにバレるのが怖いのであれば、
ステージに立った瞬間、笑顔で「すみません、めっちゃ緊張してます」と言ってみてもいいかもしれませんね。
例えば、
「会社を辞めて起業するのが怖い」と感じる場合。
まだやったことがないものというのは、確かに怖いですよね。
そういう場合は、「やったことがある人」と接触する機会を増やしましょう。
そうすると、その挑戦が当たり前のように感じられてきます。
恐怖意識に、段階的に慣れていく
「いきなり」が怖いのであれば、少しずつやってみましょう。
先ほどの例でもう一度考えてみましょう。
「大勢の人前で話すのが怖い」という場合、「何人の前だと怖いのかな?」と問いかけるようにしてください。
10人の前では話せるのに、50人の前だと緊張するという人も多いとおもいます。
これを段階的に増やしていってください。
次は15人の前で普通に話してみよう。その次は30人、
だんだんと広げていくことであなたの自信につながります。
そのうち数を数えるのが面倒くさくなって、50人も100人も変わらないかもしれません。
なかなか1000人の前で話す機会もないですよね^^
「会社を辞めて起業するのが怖い」という場合、「会社で働きながらプチ起業する方法はないかな?」と問いかけるようにしてください。
いきなりスイッチを正反対の場所に切り替えるのが怖いのであれば、少しずつウエイトをずらしていけばいいんだと思います。
昔、「武勇伝、武勇伝、」で始まるコントで、「バス停をちょっとずつ動かして、2年後には家の前」みたいな話あったと思いますが、そんな感じです^^
様々な支えに依存している現代
僕たちはいま様々な「支え」に依存しています。
例えば、
病気になったら、薬を飲む ▶︎自己治癒能力を弱めています
どこか行くのに、車、電車などの交通手段を使う ▶︎運動能力を弱めています
わからないことはグーグルで検索 ▶︎自分の頭を使っていますか?
こういう「支え」って、持てば持つほど依存し、自分自身を弱くしてしまいます。
なぜか「100点じゃなきゃだめ」みたいな気分になってきます。
「人と違っていてはダメ」、「失敗したらダメ」、「傷ついたらダメ」
みたいな雰囲気になってきています。
「宅配で14時〜15時の間でお届けします」という約束で
「15時5分」に届けられて、怒る人もいると思います。
「約束時間過ぎているじゃないかー!!」とでもその5分で、
何かが変わることってあんまりないですよね。
もしかしたら、僕たちは、「自分のことを大事にしすぎ」なのかもしれません。
自分の頭の中で、自分のことを大事に考えすぎて、しっかりと安全な場所に収めて、守っているのかもしれません。
少しずつ、「支え」を取っていくことで、僕らは自分に自信を持っていけるようになります。
スマホの充電が切れるだけで、不安になっていませんか?
例えば、
「スマホを手放して、1日どこか知らないところに出かけてみてください。」
そんな小さな行動だけでも、様々なことをあなたにもたらしてくれると思います。
ピンチはチャンス
大昔と比べたら、「些細だ」と言ってしまいましたが、様々な困難があなたを襲ってくるでしょう。
その困難に目をそらしたり、逃げたりするのではなく、ぜひ向き合って乗り越えてください。
失敗をすることもあるでしょう。失敗は困難を乗り越えるために、絶対必要なものです。
失敗をしていない人というのは、困難から逃げている人です。
困難がやってきたら、成長するチャンスだと思って、立ち向かってください。
僕たちは大人になるにつれて、「何でも知っているような」感じになってしまいました。
物事の善悪、好き嫌いの判断も、自分の頭の中で行っています。
でも僕らが知っていることなんて、実は本当に少ないことなんです。
そんなちっぽけな頭の中で、「これは怖いからやめておこう」、「この困難は乗り越えられないから逃げよう」って判断をしているんですね。
できるだけ、好奇心をもって、僕たちの領域を広げていきましょう。
最後に
「自分に賭けてみませんか?」
怖いことたくさんあると思います。不安なこともたくさんあると思います。
でもあなたは今あなたの人生を生きています。
誰かに依存するのではなく、もっともっと自分の人生を生きていきましょう。
そのためには、「自分に賭ける」という考え方をしてみてください。
ルーレットの赤か黒、みたいな不確かなものに賭けるのではなく、
あなたが持っているすべてを、あなたに賭けてみてください。
応援しています。
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