あなたはどう思いますか?「過去は変えられる?」もしくは、「過去は変えられない」どちらが正しいと思いますか?
今日は、過去を変える方法をご紹介したいと思います。
今まで数千人の人生相談に乗らせてもらった経験を生かし、過去を変える方法のキーワードとして「あなたの未来」について考えます。
記事の前半では「未来を変える」ことで「過去を変える方法」についてお話をして、
記事の後半では、「過去の延長線上にあなたの未来はない」についてお話をしたいと思います。
この記事の目次
過去は変えられるのか?
「過去は変えられない」という人と、「過去は変えられる」という人がいます。さて、あなたはどのようにお考えですか?
僕は「過去に起きてしまった事実は変えられないけど、その捉え方は変えられる」と思っています。
その時に、鍵になるのが「未来」です。実は、「未来」を変えることによって「過去」を変えることができるんです。
<こちらの動画をご覧ください。>
「過去は変えらえないけど、未来は変えられる」-有名な言葉-
「過去は変えらえないけど、未来は変えられる」とっても有名な言葉ですね。
だから、過去のことには目を向けないで、白紙の未来に向かって思いっきり挑戦しよう、という勇気がつくような言葉ですよね。
確かにいい考えだなぁと思うんですが、でもこの考えをもっと良くしたいなぁと思うのが、今日のお話です。
今日の話の大元にある考え方はアドラー心理学です。日本では『嫌われる勇気』という本で有名になった考え方ですね。
アドラー心理学の考え方では「過去は変えられない」と考えてしまうのではなく、「過去の捉え方を変える」という発想をしています。
「過去」の捉え方を変える-アドラー心理学-
過去という事実はあるけど、それに対して、どう意味づけをするか?は本人次第ということですね。
例えば、こんな過去があったとしましょう。
「子供の頃親のしつけが厳かった」
これに対して、「嫌だった」と感じるのが、その本人の捉え方です。
でも、そのしつけがあったおかげで、
例えば、お取引先との接待で褒められて契約がうまくいった、というプラスの面があって、
「あの経験があって良かった」と感じることもあるかもしれません。
「どのように捉えるのか?」というのは、本人次第なんですね。
自分が親になった時に、子供に苦労してほしくないと思って
「同じようにしつけを教えている自分」に気づき
「厳しいしつけ」を暗い過去として捉えていたけど、
本当は親の愛情だったんだなぁ、
「お父さんお母さんありがとう」と感謝の気持ちを持つことも出来ますよね。
出来事は変わらないけど、意味づけは変えられるんですね。
僕も中学高校とバスケ部でめちゃくちゃ下手で、全然活躍できなくて、
練習もとっても大変で、あの時は、「辛いなぁ」とか「やめたいなぁ」とかって思っていました。
でも今になってみると、
「あの時、辛い経験しても逃げなかった」という自分がいるから、
辛い状況に遭っても、「乗り越えられる」という自信につながっているんです。
だから過去は変えられないかもしれないけど、どう捉えるかが大切なんですね。
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未来を変えることができれば、過去を変えることができる
「たくさん失敗した」というエピソードで有名な方に、発明家のエジソンさんや、
ケンタッキーフライドチキンのフランチャイズビジネスで成功したカーネルサンダースさんがいます。
彼らは、何度も失敗しました。でもその後、成功を収めたんですね。
「成功を収める」という未来があることによって、今まで何度も繰り返して来た「失敗」という過去がプラスのものになっています。
失敗という過去があって、そこで諦めてしまって挫折をしてしまったら、
もしかしたらその時は、失敗という過去は、あなたにとって辛い出来事になるかもしれません。
(本当は失敗というのは僕たちの人生にとって貴重な財産だと思いますが)
でも、その後、諦めずに未来を作っていって、その失敗を乗り越えて、成功することができて、
その時に、過去を振り返ってみたら、「あの時こんな失敗があったから」今の自分があるんだ、と
過去の失敗をプラスに捉えることができると思うんです。
失敗したら、「自分らしくない」と声をかけてみよう
明るい未来に向かって、行動しようとすると、失敗しちゃうことがあると思うんですね。
そんな時、過去の失敗した経験とつなげて、「あぁやっぱり自分ってダメなんだ」
あの時も失敗したし、今回もまた、失敗してしまった、、、
自分はダメな人間なんだ、自分は才能がないんだ、と思うのではなく、
「自分らしくない」って自分に声をかけてほしいんですね。
あれ、うまくいかなかったな、自分らしくないな、本来の自分はこうではないな、本来の自分ではない結果が出てしまっているな、
もう一度やってみよう、「自分らしくやれば大丈夫」と言い聞かせてほしいと思います。
そうやって、行動を続けて行くと、どんどんと明るい未来に引き寄せられていきます。
あなたの行動やあなたの考え方によって、未来は変えていけますし、未来を変えれば、過去も変わっていきます。
過去の事に囚われてクヨクヨしてないで、明るい未来を描いて、そこに向かって、進んでいって欲しいなぁって思います。
僕も今まで何度も挫折してきました。
アフリカでロウソクの火の下眠れない夜を過ごしたり、
日本社会が苦しくなって引きこもりになったり、色々と、もがいてきました。
でも、諦めずに何度も挑戦し続けました。これからもいっぱい失敗すると思います。
僕は前を向き続けたいと思います。前を向き続けることが、過去を変える方法なんだと思います。
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あなたの未来は、あなたの過去の延長線上にはない
あなたの行動やあなたの考え方によって、未来は変えていける、あなたの未来はまだ白紙で、自由に描いていいんですよ、
という話をすると、こんな反応をする人がいます。
・私は子どもの頃から頭が悪いから
・私は昔からセンスがなくて、才能がなくて
・私はいい大学を卒業していない
・私はいい会社に入っていない
とても残念です。こんな言い訳をしてしまって、自分で自分を縛ってしまっています。
過去の経験や過去の記憶を思い出して、今の私には、そんな無謀な未来はたどり着くわけがないって思っちゃうんです。
こういう考え方をする人は、「過去の延長線上に自分の未来がある」と思っています。
例えば、コイントス(コインを投げるゲーム)をして、「表」か「裏」、どっちが出るかとやっていて、
今まで、過去しばらくの間、裏が続いて出ているとしても、
その次の勝負はまたリセットされるわけで、「表」が「裏」が出るかなんてわからないんです。
今この瞬間、どう考えるか、どう捉えるかで、人生というのは変わっていきます。
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過去に囚われた「小さなゾウ」の話
こんな話を聞いたことがありますか?
「小さなゾウ」の話です。ゾウさんがまだ小さかった頃、幼かった頃に、足にロープがつけられました。
そのロープの反対側は木の幹にしっかりとくくりつけられています。
小さなゾウさんは、遠くに行こうとすると、ある程度の距離、木の幹から離れると、ロープが足に食い込み、
足が痛いと感じました。そして、気づくと、これ以上遠くに行くのはやめようと、諦めるようになるんです。
そして、年月が経ち、小さなゾウさんは、大きなゾウさんへと成長しています。
大きなゾウさんとなった今、本当は、ロープは、障壁になっていないんです。
すでに、ロープが古くなって、切れやすくなっているかもしれません。全力で木の幹に体当たりをすれば、木の幹を倒すことができるかもしれません。もしかしたら、ロープ自体がすでに存在していないかもしれません。
でも、ゾウさんは過去に囚われてしまっているのです。
過去の「遠くに行くと足が痛む」「遠くには行けない」という記憶があるから、遠くに行こうとしないで、行く前に諦めてしまっているんです。これが過去に囚われてしまった状態です。過去の延長線上にしか、自分の未来はないと思っている状態です。
可能性が狭まっているのがお分かりいただけましたでしょうか?
過去の延長線上に、理想の未来、最高の未来が待っているのであれば、それでもいいんですが、多くの方がきっとそうではなく、今の人生を変えたいと思っていると思うんです。
そんな時に、過去に囚われた状態で、理想の未来を手に入れることができるのでしょうか?
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「理想の未来」から逆算で考えよう。
なので、考えてほしいのは、「理想の未来」に到達するにはどうすればいいのかを「逆算思考」で考えて行くことです。
「10年後、私はこうなっていたい」というのを先に描いて、その10年後を現実のものにするために、
では、「5年後の私はこういう状態」「3年後の私はこういう状態」、そうすると「1年後はこうなっていて」
そこに向かうために、「今はこういう選択をしよう」と逆算で考えて行ってほしいでんです。
過去こうだったから、過去こういう結果があったから、過去こういう失敗をしたから、
だから、「今はこういう選択をしよう」という感じで、過去の延長線上で物事を考えるのではなく、
未来からこっちにやってくるようなイメージで逆算してほしいと思います。
僕自身、過去には、大学を卒業して、普通の会社員になって、その後アフリカで2年間ボランティアして、
そして、香港で3年間仕事して、今は家族で石垣島に住んでいます。
大学を卒業して、普通の会社員だった状態から、その延長線上に、アフリカや香港、石垣島といった未来があったわけではないんです。
その時その時、自分や自分たちにとっての「理想の未来は何か」を考え、その未来から逆算思考で考えて、
選択し、時には、Jump Up (ジャンプアップ)をしているんです。
Jump Up 、飛び込んでいる、飛びついているようなイメージです。延長線として、線がつながっているのではなく、
ジャンプするように、ワープするように人生というのは変わって行くものなんです。
過去がどうだったからといって、過去に囚われて、
今のあなたが、未来のあながた、こうでなければいけない、と考える必要はないんです。
それでは、足をロープに括り付けられた、小ゾウと変わらないんです。
あなたが信じれば、ロープを外す方法も、木の幹を倒す方法も、ロープをちぎる方法もたくさん見つけられます。
むしろ、ロープなんて、本当は存在していないかもしれません。
ぜひ自分を信じて、自分の未来を信じて、一歩前に進んで行ってほしいなぁと思います。
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