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Mao
作家、コンサルタント
全国学校図書館協議会「選定図書」・アフリカ支援「絵本」・Amazonランキング延べ66部門1位
アフリカ２年 ⇨ 香港３年 ⇨石垣島５年目
あなたはどんなコンプレックスを持っていますか？
自分の性格や経験がコンプレックスだったり、
主に女性の場合、外見や体型にコンプレックスを持っていて、
それを克服、解消するために、サイトやブログなどで情報をチェックしている人も多いとおもいます。
今回は、コンプレックスについて、改めて見つめ直し、
それを克服、解消だけでなく、強みにする方法についても考えていきたいと思います。
コンプレックスとは
心理学者ユングが使い始めた専門用語で「記憶と強い感情が結びつき、人は苦しむことがある」というものから来ています。
日本では、コンプレックスを直訳すると、「劣等感」という言葉が近いと思います。
アドラーが使い始めた「劣等感コンプレックス」という言葉から来ているといわれています。
コンプレックスは誰にでもある
まず最初にコンプレックスは、基本的に誰にでもあるものだということを知っておきましょう。
その上で、以下の項目をご覧ください。
１）他人と自分の比較
たくさんの人と生きている中で、どうしても他人と比べてしまうことがあると思います。
あの人と比べて劣っている、この人と比べて優れている、そんな、「優越感」、「劣等感」という感情がコンプレックスを生み出しています。
人と比べることなく、自分の人生を精一杯いきれるように意識しましょう。
２）いろんな価値観があることを知る
例えば、「人に対して強い意見が言えない」ということがコンプレックスだと思っている人がいます。
ある人からしてみれば、それがマイナスに思われることもあるでしょう。
でも別のある人からしてみれば、逆に、「協調性が高い」というプラスに思われることもあります。
体型や顔のコンプレックスも同じです。
痩せている人が好きな人もいれば、そうでない人もいます。
鼻や目、歯並びなども人の好みです。その価値観は様々です。
あなたがコンプレックスだと思っていることを、高く評価してくれる人だっているのです。
低く評価する人もいるかもしれません。
でも先ほどお伝えした通り、人と比べたり、人のことを気にしすぎたりしては、振り回されるだけです。
３）意外と、人は気にしていない
あなたが気にしていることって、意外と人は気にしていません。
気にしているのは、あなただけかもしれません。
あなたも別の人のコンプレックスをどれだけ気にしているかを考えてみてください。
あなたは、何人の友人、知り合いのコンプレックスを知っていますか？
意外と知っている人の数って少なくないですか？
仮に5人だとします。
もしかしたらあなたのコンプレックスを気にする人も、
世界中に数十億人いるなかで、たったの５人かもしれません。
それなのに、あなたの周りにいる人みんなが、自分のことを、「そういう目でみている」と
思っていませんか。
残念ながら、そんなことはありません。
大多数の人は、自分のことが大好きで、頭の中は自分のことばっかりです。
あなたのコンプレックスを気にしてくれる人なんて、そんなにたくさんいないんです。
悩んでいるのが、時間の無駄に見えてきませんか？
気になるなら、周りの人に意見を聞いてみましょう。
コンプレックスを「強み」にするために
コンプレックスを克服するという考え方から、強みにするという考え方に変えてみましょう。
克服するというのは、マイナスをゼロにすることだと思います。
でもここで考えて欲しいのは、マイナスをプラスにするという考え方です。
武田鉄矢さんの「贈る言葉」の歌詞に、
♪人は悲しみが多いほど
人に優しくできるのだからー
というのがあったと思います。
こんな感じのイメージに近いかもしれません。
コンプレックスを武器にしてみましょう。
１）弱みをさらけ出す。
実はコンプレックスをさらけ出している人って、
魅力的に見えます。
失敗談を豪快に笑い飛ばしながら、話せる人をみて、
共感したり、そこに人が集まってきたりする場面に心当たりはありませんか？
弱みを周囲に隠して、ばれないかどうかを気にしながら、
頭の中で不安になる妄想をしているよりも、
さらけ出してみましょう。
大丈夫です。
世の中に完璧な人なんていないんです。
完璧な人と付き合いたい人もいないです。
弱みや劣等感をさらけ出して、あなたらしさを見せてください。
そうはいっても怖いという方は、以下の記事をご覧ください。
２）弱みがあるから頑張れる
コンプレックスをバネに、成果を出している人がいっぱいいます。
不遇な環境に生まれた、誰かに嫌なことをされた、そんな「悔しい」、「つらい」という思いが
人間の原動力になることもあります。
もし、あなたが今何かつらいことがあって、頑張れないのであれば、
誰かの「自伝」を読むことをお勧めします。
「自伝」を書くくらい、世の中に影響力を与えている人って、必ずと言っていいほど、
つらい過去を乗り越えてきています。
今のあなたの悩みがちっぽけに思えるくらい、つらい過去を乗り越えてきています。
逆にそういう経験があったからこそ、何か大きな事を達成できたんだと思います。
コンプレックスをなんとか克服しよう、なんとかバレないようにしようと思うのではなく、
そのコンプレックスをうまく活用して、「負けるもんか」と思って、
自分磨きに邁進するのもいいと思います。
最後に
「弱み」、「劣等感」に意識を集中すると、あなたは知らず知らず、自信のない、弱い人になっていきます。
だからその意識を、「強み」「自分らしさ」「個性」に集中するようにしてみてください。
そうするとあなたの人生は知らず知らず、自信にあふれる、素敵な人生になっていきます。
意識を強みに集中できないのであれば、弱みをバネにすることに意識を集中してみてください。
あなたの意識次第で、あなたの人生は、少しずつですが、どんどん変わっていきます。
あなたのこれからの人生を応援しています^^
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