あなたは「常識」でいることと、「非常識」でいること、どちらを好みますか?
相手のことを「この人、非常識だなぁと」思ったり、
周りの人に「それが常識だよ」と言われて、それに盲目的に従ったり、した経験はないですか?
僕たちの頭の中に、「常識=正解」、「非常識=間違い」みたいなイメージがあると思います。
果たして、本当にそうなのでしょうか?
今日は常識について3つの観点から考え、あなたらしい幸せな人生を作るヒントをお届けできればと思います。
この記事の目次
常識とは
常識とは、
「社会を構成している人間が、当たり前のものとして考えている一定の価値観や知識、考え方、情報など」を指します。
つまり、あなたが所属している会社、サークル、学校、コミュニティなどで、
共通に認識されている事柄を「常識」と考えます。
例えば、
Aという会社は、全員ネクタイを着用して出社するのが「常識」だとします。
そんな会社にトレーナーで出社したら、周りから「非常識」だと指摘されます。
逆にBという会社は、私服で出社をするのが「常識」だとします。
トレーナーなどラフな格好を好んで出社します。
そんな会社に、ネクタイを着用して行ったら、「非常識」と思われるかもしれないですね。
そんなの当たり前だと思いますか?
本当ですか?意外と、次のことを理解している人は少ないと思います。
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常識かどうかの判断は、所属しているグループが決める
大切なことは、
その行動が「常識」か「非常識」かを判断するのは、あなたではないということです。
あなたが所属しているグループに適しているかどうかが、常識か非常識の判断の分かれ目です。
僕の家は、父親が少し変わった考え方をする人でした。
例えば、「学校に行くより、家で自分が好きなことを学んだほうがいい」というタイプでしたので、
小学校の頃から、僕は学校に行かないこともありました。
父を代表とする僕の家庭にとっては、その行為は常識です。
なんで行きたくもないのに、「みんなが行っているから」という理由で学校へ行くんだろう、
不思議だなぁという感覚です。
でも学校に属している先生にとっては、その行為は非常識です。
「なんで、あそこの家は、子どもを学校に行かせないのか」という考え方です。
つまり、僕が、「学校に行かない」という行為を取れば、
父親を代表とする家族との関係では、別におかしなことではない、「常識」です。
先生側からしてみれば、信じられない行為、「非常識」にあたります。
では、「常識」とどう付き合えばいいのか?
では、常識とどう付き合えばいいと思いますか?
その常識を正しいかどうか判断するためには、
そのグループ全体の目的やアウトプットの度合いなどを見ると良いと思います。
例えば、
日本人は、多くの方が「働きたくもない仕事」を何十年という年月の間、働いています。
満員電車に乗って、出勤する時の顔をみればわかります。「幸せ」とは程遠いですね。
世界的に行われている幸福度に関するアンケートでは、
日本が先進国の中において、「非常に低い幸福度」という結果になっています。
そうすると、どんな論理が成り立つと思いますか?
日本人の会社員というグループの中では、
「仕事がつらい、つまらない、だけど、みんな我慢して働いているんだよなぁ。
俺も頑張らなくちゃ、俺も頑張るから、お前も頑張れよ」
みたいなことが「常識」になります。
でも、日本の外から見てみると、
「なんで日本人は、つらい、つまらないと思いながらも我慢しながら仕事をしているんだろう?
満員電車とか、ありえないよね」
って思っている人たちもいます。
彼らが所属しているグループからしてみれば、「非常識」なのです。
でも、どっちが幸せなのでしょうか?
これがアウトプットの度合いで判断する、ということです。なんとなくわかりましたか?
常識を正しいかどうかを見極める時は、
そのグループ全体の目的やアウトプットの度合いなどを観察してみてください。
そして、あなたの価値観の優先順位と比較して、
どちらを選ぶべきかを決めてみてください。
例えば、日本が安定して成長している時代、
それを支えていたのは、日本人の勤勉な労働力と終身雇用だと思います。
しかし、日本の成長が安定しなくなった今、以前と同じように、
一生会社が雇用してくれると思っていたら大間違いです。
終身雇用が正しかった時代の人からしてみれば、
「会社を辞める」ということは「非常識」に見えるでしょう。
終身雇用が安定しなくなった今では、
もしかしたら、「一つの会社にしがみつく」という行為が「非常識」になっているのかもしれません。
あなたが今いる環境、時代、所属している団体によって、常識と非常識の判断は変わってきます。
常識をただ盲目的に従うのではなく、「常識を疑う」という考え方が大切になります
常識の新3か条 その1:「常識を疑う」
<動画でも説明しています>
僕は「常識」という言葉を、非常に怖いと思っています。
例えば、こんな使われ方がよくされます。
「これが常識だから」という一言で、相手を納得させ、従わせようとるするんです。
そんな経験はないですか?
「えっ常識でしょ」とか、「そんなの非常識だよ」って言われて
自分の行動を、しぶしぶ変えた経験ってないですか?
そう言われて、何か違和感があって、
「えっ、なんでですか?」「理由を教えてください」と聞き直しても
・「いやいや、だから、これが常識だから」
・「今までこうしてきたから」
・「みんなこうだから」
・「隣の人もこうだから」
と言われてしまうんです。
きっと説明している本人も、明確な理由がわからず「常識だからやっていて」
そして隣の人にも同様に
その「常識」を理由もわからないまま押し付けようとしているんです。
本当に怖いなぁと思います。
「常識に従っていると、幸せになりにくい」って僕は思うんです。
そう思いませんか?
世の中、愚痴を言っている人、大変そうに仕事している人結構多くないですか?
「常識=幸せではない」とまでは言わないとしても
常識に従うだけで、幸せになれるものではない、って思いませんか?
僕は今まで「非常識な選択」をいくつか行ってきました。
例えば、
・新入社員の入社式に金髪で参加したり、
・会社を休んで2年間アフリカに行ったり、
・30代で大企業を辞めて、独立したり、
そんな時に、周りに言われたのは、
・「おいおい、よく考えろよ」
・「普通はそんな考え方しないぜ」
・「非常識だな」
って言われました。
でも言われるたびに、
「いやいや、考えてますよ」って思ってました。
むしろ、僕は聞き返したかったです。
「おいおい、よく考えろ」と言っている「あなた」が、「実はよく考えてないんじゃないですか?」
と聞き返したかったです。
周りと同じような生活をして、
このまま同じような生活を繰り返して、
定年まで働けて、家族を養っていけると思っているんですか?
会社は持ちますか?
リストラされない自信がありますか?
みんながやっていない行動、
みんながしていない経験をしていくことで、
自分の価値を高められるんじゃないんですか?
と、聞き返したかったです。
いかがでしょうか?
これを読んでくださっている、あなたにお届けしたい、
常識新3か条の1つ目は「常識を疑う」です。
常識を疑ってみてください。
常識を疑うということは
つまり、周りにいる人たちと自分を比べないということです。
周りにいる人たちと、比べるということは
常識に近づこうとしている、ということなんです。
そこにあなたの幸せな答えはないと思います。
・自分自身の描いた理想と現実を比べて、行動の糧にしてください。
・自分自身の過去と比べて、その成長を自信に変えてください
もし、周りの人と比べるとしたら、
あなたが思い描いた理想の人生を先に走っている「憧れの人」と比べて、
足りない部分、未熟な部分を学ぶきっかけとして、比べて欲しいと思います。
関連記事▶︎愚痴や悪口を言わない人になるためのカンタンで具体的な方法
常識の新3か条 その2:「常識は変わる」
<動画でも説明しています>
僕は今、家族4人で石垣島に住んでいます。その前は香港に住んでいました。
次はマレーシアに移住しようと思い、今準備をしています。
こういう話を周りの人にすると、
・「Maoさん、変わってますね」
・「Maoさんって、変なライフスタイルですね」
・「Maoさんの生き方は、常識的ではないですね」
と言われます。
でも、それと同時に
・「Maoさんみたいな生活をしたい」
・「憧れる」
・「羨ましい」
ということも、よく言われるんです。「常識の先に答えはない」だと思います。
新3か条の2つ目は「常識は変わる」という話です。
今、僕の手元には、iPhoneがあって、
初めての場所を訪れるときもGoogle Mapをひらいて、
「ここまで行く」と設定をすれば
だいたい、道に迷うことなく、たどり着くことができます。
でも思い返せば、10年ほど前に、
僕がアフリカに住んでボランティアをしていた時は、
そんな機能が当たり前ではなく、、、
(僕が以前住んでいたアフリカ、マラウイ共和国の写真です)
妻も、同じマラウイというアフリカの国で、ボランティアをしていたのですが、
彼女の家が、道もないような奥地の村にあって、
その家に行くには、途中にある木とか川を目印にして、
1時間位かけて、進んでいくしかなかったんです。
標識や道がないので、木や川といった自然の目印を頼りに進むのですが、
雨季と乾季では景色もガラリと変わり歩ける場所も変わり、
住んでいる彼女自身だって、
たまに迷って、自宅に帰れないときだってあったんです。
当時は結構大変でした。
そんな時、
「ガジェットオタク」の先輩は、GPS機器と呼ばれる怪しい物体を持っていて、
「俺はこれがあるから迷わない」と長い桁数の数字で自宅を把握していました。
当時は「変な先輩もいるもんだなぁ」と思っていたんです。
当時の僕らの常識からは、外れていたんです。
それが10年ほど経ったら、当たり前のように、手元のスマホでGPS機能を使って、
知らない場所でも迷わず歩くようになったんです。
わかりますか?
これが「常識は変わる」という状態です。
・インターネットで物を買うのが当たり前になったり、
・音楽はCDではなく、クラウド上にあるものを聞くようになったり、
・会社に行かずに、リモートや在宅で働くようになったり、
当然といえば当然ですが、常識は変わっていきます。
この章の冒頭でお話をした、
「僕のライフスタイル」少し変わっていると思います。
家族で好きな場所に住んで、また何年かしたら、別の場所に移り住んで、
移住したり、旅行したりしながら働く。
今の常識では確かに変ですよね。
(今家族で住んでいる石垣島、上空からの写真です。)
確かに、周りには、同じようなライフスタイルを送っている人はほとんどいないので、
変わっているかもしれません。
でも、間違いなく、僕が今送っているようなライフスタイルの方向性に
世の中の流れは変わってきていると思います。
今は、僕のライフスタイルを「変わっている」と感じても
3年から5年後、遅くても10年後には
僕が送っているようなライフスタイルが当たり前の常識になっていて、
誰も、「Maoさんのライフスタイルって変わってますね」とは
言わない時代がやってくると思います。
そのくらいのスピードで常識は変わっていきます。
だから、常識新3か条のその2は「常識は変わる」です。
「常識は変わる」当たり前のことなんですが、
それを普段意識している人は少なくて、
目の前の現実がこのまま続くかのような「錯覚」を抱いてしまうんです。
「常識」は変わるというのを理解した時に、意識して欲しいのは、
「手放す」という考え方です。
そこに、しがみついていたって、
そこを、握りしめていたって、
その拠り所自体がなくなってしまうんです。
「常識が変わる」というのはそういうことです。
その1で「常識を疑う」という話をしましたね。
こんな「常識いらない」とあなたが感じたら、他の人も同様に感じている可能性も高いです。
長い目で見ると、その「常識」は淘汰されていく可能性が高いです。
常識は変わるんです。
だとしたら
あなたが、いち早く、その常識を「手放す」というのを意識してみてくださいね。
その常識を手放したら、どんな世界が待っていますか?
ぜひご自身の頭で考えて、これからやってくる未来を謳歌してくださいね
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常識の新3か条 その3:「常識をつくる」
<動画でも説明しています>
僕がよく挙げる話で、
「子供の頃、宿題をしていたら、父親が怒った」という話があります。
「何で宿題やっているんだ」
「先生がやれって言ったらなんでもやるのか?」
って父が子どもの頃の怒ったっていう話ですね、
詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ
関連記事▶︎自由になりたいあなたへ、父が教えてくれた自由に生きる方法
この時に
・「宿題をやる」という選択は「常識」
・「宿題をやらない」という選択は「非常識」
ですよね。
さて、あなたなら、どうしますか?
実は、僕は子どもの頃、勉強が得意だったんです。
だから、宿題も知っているような問題ばっかりで、もっと難しい勉強を自ら好んでやっていたんです。
そんな時に、簡単な宿題を、またやっている息子を見て、父は怒ったんだと思うんです。
なんで、もう解き方を知っている宿題なんかに時間を費やしているんだって、
確かに、僕も授業中すごく暇で、
すでに知っている算数の説明をだまって聞かなければいけないんです。
これは退屈です。
だから、先生の話を聞かずに、
別のことをしたり、騒いだりしていました。
そうしたら、先生の機嫌が悪くなるんですね。
意地悪そうに難しそうな問題を答えさせようと、先生はするんですね。
「先生の話を聞かないと、テストの点数が悪くなるぞ」とかって脅そうとするんですが
僕は、子どもの頃、勉強が好きで、
自分で算数ドリルとかをお小遣いで買ってやっていたので、答えられちゃうんですね
そうすると先生はイライラして、怒りが爆発するんです。
「まっすぐ前を向いて、俺の話を聞け」って言われました。
「なんでですか?」と質問したら
さらに先生は怒って言いました
「黙って、俺の話を聞け」
これ不思議じゃないですか?
僕は、既に知っていることをなんで聞かなければいかないんだろうって思ってました。
だったら図書館の本を読んでいる方がよっぱど幸せでした。
でもそういう選択をしようとすると、目くじらをたてる人がいるんですよね。
常識だから、みんながそうしているから、そんな言葉に騙されていませんか?
こうやって、
「自分の道」を行こうとすると、何が起きるかわかりますか?
「孤立」するんです。
新3か条その1「常識を疑う」で、自分の頭で考え、
そして、新3か条その2「常識は変わる」のもと今ある常識を手放すと
何が起きるかと言うと、
・「1人」
・「孤独」
という状態になります。
宿題をやらずに先生と対立した僕も「孤立」した状態になります。
周りの常識と価値観が違うと感じ、それを表す行動をし始めると、
必ずといっていいほど「孤立」します。
この「孤立」する瞬間は、
ある程度、仕方がないかなぁって思うんです。
でも、その2でお伝えしたように、「常識は変わる」んですね。
ということは、
あなたと同じように「こんな常識やってられるか」
って思っている人たちが、潜在的にはたくさんいるはずなんです。
そんな時、「何をしたらいいか」
それが、新3か条その3の「常識をつくる」ということなんです。
「今の常識が違う」と感じて、
「この常識の中では生きていけない」って抜け出して、
1人になった後、孤立した後、
あなたと同じように、抜け出した人たちを見つけて
同じ感覚、同じ価値観を持つ人同士で繋がって欲しいんですね。
場所が離れていても、インターネットのおかげで繋がることができるから大丈夫です。
あなたが心地よいと感じる「考え方」や「価値観」を
同じように、心地よいと感じる仲間と一緒に分かち合って欲しいんですね。
そうすると、その仲間との繋がりの中では「新しい常識」というものが生まれてきます。
これが「常識をつくる」という考え方です。
・「誰もわかってくれない」
・「こんな常識間違っている」
・「こんな世の中では息苦しい」
って思って、
我慢したり、斜に構えたりするのではなく、
まっすぐ前を向いて、同じように思っている人を探して、一緒に仲間になって、
あなたと、仲間にとっての理想の世界を作って欲しいなぁと思います。
これが「常識をつくる」です。
常識に縛られず「自分の頭で考える」ことはすごく大事です。
その一方で、「人が1人で生きていく」のは寂しいし、大変なものだと思います。
だからこそ、
自分の頭で考えたこと、あなたが描くビジョンや理想を共感してくれる仲間と出会ってもらいたいなぁと思います。
世の中には、あなたに共感してくれる人が必ずいます。
仲間と一緒に、新しい常識をつくってくださいね。
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常にあなたが成長できる場所、幸せを感じられる場所に身を置こう。
あなたが「どこにいるのか」というのが非常に重要だということがわかると思います。
あなたは、どんな環境に自分を置いておくのがいいと思いますか?
一つの価値観に凝り固まっていませんか?
「常識という概念だけで、考えることをストップしないでください。」
素敵な仲間と一緒に、新たな常識をつくっていってください。
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