なぜ「中途半端」になるのか?
そもそも「なぜ中途半端になるか」について、考えてみましょう。
1)平均点を求める日本社会
6歳の息子も、3歳の娘も、「これでもか」というくらい、自分を表現しています。
彼らは、「中途半端」とは正反対な存在です。
僕らは育っていく過程で、「中途半端」という習慣が身についてしまったのかもしれません。
例えば、学校教育などで、「平均点を求める」文化があります。
例えば、4教科の平均点もしくは合格点が70点だとします。
僕の場合、子どもの頃の点数は、以下のような感じでした。
僕は子どもの頃、算数がやたらと得意だったんですね。
でも、その時に、先生に言われたのは、
「 国語と社会を70点まで上げなさい」ということでした。
結果、算数に割く時間も減り、
みたいな点数になったと思います。
今までの社会は、すべての分野、教科において、ソツなくこなせる「万能タイプ」が求められていたように思います。
いわゆるジェネラリストというものです。
でも、それってつまらないんですよね。
個性がなく、なんでもある程度自分でできる。
助け合う必要がなく、一人で生きていける。
なんだか、つまらないですよね。
本当は、
であれば、得意な「算数」に特化して、テスト以外においても、
算数に関する興味を深めていくというのが良かったんだと思います。
人生においては、満点というものが本当はないんですね。
算数に特化して、集中して取り組んでいったら、
「算数で500点取れた!」みたいな状況もありえるんですよね。
でもそれって人と違うから、周りからの理解を得られにくく、
安定した、平均点を好む社会で、没個性的に生きるようになる人が多いんです。
だから、中途半端になるんですね。
2)誘惑が多い
あなたが、何かを「やりきる」と決めても、今の世の中「誘惑」が多すぎます。
あなたの周りには、商品がいっぱい。その商品を売るための広告がいっぱいあります。
あなたの頭の中に、処理できないくらいの情報が毎日どんどん入ってきます。
何か目標やゴールを決めたら、それ以外のことは、断る、排除するといった覚悟もしくは対策が必要なんですね。
意識的にやらないと、中途半端になってしまうんですね。
3)空気を読んでしまう
その時の場の流れ、周りの人たちの気持ちを読み取って、発言や行動をすることを、「空気を読む」と言いますね。
反対に空気を読まない行動をすると、
周りから「お前、空気を読めよ」とダメ出しされてしまうことも多いですね。
自分の感情にあった行動、自分が設定した目標に向けた行動よりも、
周りの空気に合わせた行動を求められてしまうと、
やっぱり中途半端になってしまうんですね。
本当は、あちらの方向にいきたいのに、空気を読んだ結果、反対の方向に行ってしまったりするんですね。
中途半端は
英語で
[halfway]といったような表現をしますが、まさに道半ばにして、
行動を諦めてしまったり、別の方向に進んでしまったりしちゃうんですね。
平均点、ジェネラリストを好み、誘惑の多い社会に生き、空気を読むことを周りから求められたら、
それは、「
中途半端」という結果になるのも、当たり前なような気がします。
ではどうしたらいいのでしょうか?
中途半端にならないために
1)自分をしっかりと持つ多くの誘惑、周りからの影響がある中で、流されず、自分が決めた方向をまっすぐ進むためには、
「自分をしっかりと持つ」ということが一番大切です。
あなた自身の足で立ちましょう。あなた自身の足で歩きましょう。
周りの人になんと言われようが、自分はこういう人なんだ、自分はこういうことが好きなんだ、自分はこの方向に進みたいんだ、
というものをしっかりと持つようにしましょう。
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2)ビジョンを明確に描く
ビジョンを描いていない、ゴールを描いていない状態で
周りに流されて、周りに誘惑されて、始めてしまうため、
気づくと、途中で止まってしまいます。
「あぁ また中途半端で終わってしまった、、、」
ということ、多いですよね。
なんとなく、みんなが受験するから、受験勉強して、
なんとなく、みんなが就職活動するから、就職活動して、
そんな感じで、人生を決めてしまってませんか?
それで「中途半端」な結果を悔やんでいませんか?
そもそもスタート時点で、選択を間違っているかもしれないんです。
ゴール、終着点を決めずに、
走り始めたって、「やり遂げること」はできないですよね?
いつまでたっても、ゴールにはたどり着けません。
そもそもゴールがないからです。
これでは「中途半端」というのがクセになってしまいます。
しっかりとビジョンを描いて、ゴールを設定して、取り組んでいきましょう。
3)モチベーションの保ち方
僕自身、多くの人によく聞かれます。
「どうやってモチベーションを保っているのですか?」と
究極的には、モチベーションというのは、
意識的に上げるものではなく、勝手に上がってくるものだと、思っています。
あなたが本当に好きなことをやっていれば、モチベーションは勝手に上がるだろうし、
そうでなければ、無理にモチベーションを上げようとしたって、効果は薄いんです。
「じゃぁどうしたらいいのか?」
やっぱり、イメージを明確にしていくことだと思います。
あなたが向かっていく先にたどり着くと、どんな楽しいことが待っているんでしょうか?
どんなワクワクが生まれるのでしょうか?
反対に、あなたがそこに辿り着けないとしたら、
どんな嫌なことが待っているのでしょうか?
どんな恐怖や不安から避けたいと思っているのでしょうか?
このあたりを明確にしていってください。
僕たちの行動は、「欲望」や「恐怖」と結びついていることが多いんです。
どんな「欲望」を手に入れて、どんな「恐怖」から避けたいと思っているかを
明確にすることで、モチベーションというのは勝手に上がっていくと思います。
そして、さらに考え方を広げて、
あなた自身だけでなく、あなたの家族や友人、会社、コミュニティなどにとって、
どんな価値があるのか、と考えていけると、より効果は高まります。
例えば、この目標をクリアできれば、「自分が欲しい車を買うことができる」というイメージだけでなく
「両親を海外旅行に連れていって喜ばせることができる」というイメージも持つようにしましょう。
こういう風に広げることによって、「中途半端」で終わる可能性を低くすることができます。
やり過ぎる力を身につけよう
今の日本社会に必要なことは、「やり過ぎる力」だと思います。
大体の人は、どちらかというと中途半端で、
どの方面においてもソツなくこなす、八方美人タイプです。
でも、これでは、社会が元気にならないんですよね。。。
ぜひ自分の好きなこと、やりたいことを見つけて、
ガンガン「やり過ぎる」癖をつけていきたいですね。
そもそも、やりたいことが見つからないという人は、
以下の記事も読んでみてください。
最近、英語を勉強する人、
ITのスキルを身につけようとする人が増えていると思います。
技術の発達により、地球が狭くなっていて、やはり英語とITは必須スキルになってきてるし、
だから、英語やITを勉強する、という考え方はわかります。
でも、そのスキルを身につけて、何がしたいんですか?
勉強を否定しているわけではありません。
実際、僕も勉強しています。
ただ、これらのスキルは、それを専門にしない限り、あくまで道具や手段です。
それを使ってあなたがどうしたいのか、あなたが何を発信したいのかが重要だと思います。
その本質がない中で、
とりあえず何かやらなきゃ、
周りもやっているし、みんな必要といっているからと言って、
英語の勉強を始めても、どうせ中途半端に終わります。
そして、また落ち込んでしまうんです。
テキスト買った時は、やる気あったのに、結局やり終らずに終わってしまったと、、、
自分って何てダメなんだろう。。。って
わかりますか?
自分の気持ちや希望としっかりと向き合わないで、
周りに流されてスタートしてしまったから、そうなってるんです。
今あなたが働いているとしたら、
100%楽しく働けていますか?
なんとなく就職活動して、
たまたま内定をもらった会社で
数十年働き続けて、100%楽しいって言えますか?
なんか、最近面白くないなぁ、
「子どもの頃の夢」ってなんだったかなぁ、と思っていませんか?
自分の考えを信じて行動してみませんか?
まずはとにかく考えましょう。
何をしたいのか、どんな成長をしたのか、どんな貢献をしたいのか、とにかく考えましょう。
ここには、みんなが正解と認める答えはありません!
もしかしたら、答え自体ないかもしれません!
「日本社会の教育」で育った僕たちは、
あらかじめ作られた問題と向き合って、決められた正解を見つけるのは得意ですが、
正解がたくさんあるもの、正解が全くないものに対して答えるのには慣れていません。
だから問題が目の前にあっても、正解がないとわかるとすぐに諦めてしまいます。
「だって無理だもん」って、
でも、本当はもっともがいて、いいんです。
もっと考えて、いろいろやってみましょう!
その先に、あなただけの答えがあるんです。
誰かのせいにしてたって、始まりません。
人のせいにして愚痴や悪口を言っていたら、どんどん時間を無駄にするだけです。
あなたの人生を生きてほしいんです。
あなたの人生の責任を他の人に押しつけてほしくないんです。
考えて、そのあとは、とにかく行動しましょう!
あなたが本心で信じる方向に進んでいるのですから、その行動はとても楽しいものだと思います。
今まではいろんな人の意見を気にしながら、動いていたので、
ブレーキを踏みながら、アクセルを踏んでいたような感じです。
これからは、そんなことを気にせず、アクセル全開で、ぶっ飛ばして進んでいいんです。
なんか、「自信がない」、という方は以下の記事をご覧ください。
出る杭はうたれる、だったら「出過ぎる杭」になろう
でも、「出る杭はうたれる」というように、
他の人と違うことするのって、怖いですよね、、、
その気持ちすごくわかります。
僕も最初は怖かったです。
でも世の中には、明らかに「出ている杭」なのに、打たれていない人っていますよね。
そういう人って「やり過ぎる力」持ってますよね。
彼ら、彼女らに聞くと
必ず一定期間、「打たれていた時期」があります。
結局彼らは
「出る杭」から、「出すぎる杭」に変わっていく過程でも、
諦めずに、やり続けていたんです。自分の気持ちに沿って、行動をしていたんです。
「出る杭はうたれる」でも、「出すぎる杭は打たれない」!!!
一緒に出すぎる杭になっていきませんか?
最後に
人の目が気になる、周りの評価がきになる、否定されるのが怖い、
そういう気持ち、とてもよくわかります。
優等生のはしくれだった僕も同じく気になりますし、怖かったです。
でも、それを気にして、生き続けて
本当に、自分自身の人生を生きていると言えますか?
言えませんよね。
自分の考えを信じて、自分のやりたいことをやっていきましょう!
最後に僕の好きな言葉を贈ります。
「あなたは、あなたの人生のCEO(最高責任者)」
あなたの人生の最高責任者は、あなたです。
Trust Yourself!!
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