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作家、コンサルタント
全国学校図書館協議会「選定図書」・アフリカ支援「絵本」・Amazonランキング延べ66部門1位
アフリカ２年 ⇨ 香港３年 ⇨石垣島５年目
最近、「物の見方」が凝り固まっていると感じたことはないでしょうか？
同じ方向で、物事を捉えているだけでは、
視野が狭まり、新たな解決方法が見出せなくなることがあります。
今日は、視野を変える、見方を変える５つのテクニックをご紹介したいと思います。
僕自身、東京で生まれ育ち、東京の学校を卒業し、東京の会社に就職し、
いわゆる一つの価値観で生きててしまったと感じ、
視野を広げる、さまざまな物の見方ができるようになりたいと思い、
アフリカに２年間ボランティアへ行ったり、香港で３年間働いたり
独立起業し、家族で石垣島へ移り住み、
アマゾン自己啓発部門１位の本やアフリカ支援の絵本を作らせてもらったりしました。
色々と経験し、モノの見方を変えていくことで
周りの大人たちと比べて「自由な人生」を送れていると感じています。
今日は「ものの見方」を変える５つの方法をご紹介します。
あなたに合うもの、合わないものがあるかもしれませんが、
どれか、たったひとつでもピッタリとハマれば、
あなたの人生を変えるくらいの力があると思いますのでぜひ最後までお付き合いください。
＜動画でもお話をしています＞
この記事の目次
ものの見方：色眼鏡という考え方
今まで数千名の方の人生相談や仕事相談を受けてきて感じることがあります。
それは、
「一人一人、様々な色眼鏡をかけて、世界を見ている」ということです。
多くの人の相談に乗ると、同じような事象、同じような環境であっても
捉え方は人それぞれ、大きく異なる、ということを身を持って体感しました。
「色眼鏡」という考え方をすると、
・暗い色の色眼鏡をかければ、世界は暗く見えます。
・明るい色の色眼鏡をかければ、世界は明るく見えます。
世界がどうか、あなた自身がどうか、ではなく
「色眼鏡」（ものの見方）によって、
自分自身の評価や、世界・周囲への印象が大きく異なってきます。
例えば、
他の相談者に比べて、すごく優秀な方が、
「私には何もない」と相談してきます。
他の相談者に比べて、すごく恵まれている方が、
「私はついてない」と相談してきます。
どれもすごく主観的なんですね。
僕は以前アフリカのマラウイ共和国というところへ
２年間、ボランティアに行きました。
平均年収が３万円という国でした。
水も電気も不自由な場所で、穴だらけの服を着ていました、
僕も、外でバケツの水で体を洗うような生活をしていました。
アフリカに行く前の僕は、
「かわいそうな人たちを助けたい、救いたい」という色眼鏡をかけていました。
実際に行ってみると、彼らの笑顔はとっても爽やかで、
僕たち日本人の方が暗い顔して生活しているなぁと感じました。
凝り固まった見方をしているなぁと、身をもって体験しました。
よかったらこちらの「短い動画」も合わせてご覧ください。
あなたが、現在どんな色眼鏡をかけていて、
これから、どんな「物の見方」をしていきたいのか？
そんなことを意識しながら、これからご紹介する５個の方法をご覧ください。
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ものの見方を変える方法１：ないものではなく、あるもの
多くの方から、相談を受けてきて、
その中でも多い悩みが、「〇〇がない」です。
たくさんの人が、「〇〇がない」という問題を抱えて困ったり悩んだりしています。
・あれがない、
・これがない、
・だから私は成功しない
・だから私は夢を叶えられない
「ないもの」に焦点を当てると、それだけで不満、不平、不幸という気持ちになります。
アフリカでもそうでした。
暖かいお風呂に入りたい、
でも電気がない、水道がない、バスタブがない、お湯がない、、、
そういう風に思っていても辛くなるだけです。
アフリカだって、当然、寒い日はあります。
それでも、外で、風を受けながら、体を洗う必要がありました。
少量の炭に火をつけて、少量のお湯を作って
お湯ができるまでの間、火に手を近づけて、手を温め
お湯の中に、タオルを入れて、温かいタオルで体をきれいにする。
それだけでも、僕はすごく幸せでした。
「温かいタオルって最高だなぁ」と思っていました。
「あるもの」に焦点を当てて欲しいと思います。
僕たちには、こんな習性があると思います。
「今の状況に順応し、そして新たな不満を見つける」という習性です。
「給料が少ない」と不満に感じ、
起業して、成功して、多くのお金を手に入れたとしても、
もっとお金が欲しいと思ったり、もっと有名になりたいと思ったり、している人を見てきました。
現状の不満「〇〇がない」を解決しても、
また新たな不満「●●がない」を探してしまい、
いつまで経っても幸せを感じられない人がいます。
現時点で、「あるもの」に目を向けて幸せを感じる、
というのがすごく大事なことかなぁと思います。
関連記事▶︎「足るを知る」競争社会に疲れた僕らのための新３か条
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ものの見方を変える方法２：ピンチではなく、チャンスを見る
家族４人で、石垣島に移住する時に経験したことをご紹介します。
僕たち家族は、石垣島に一度も訪れずに、
現地を下見することも、物件を内見することもなく、
移住を決め、引っ越しをしました。
引っ越しをする前は東京に住んでいて、
友人の勧めで、東京で開催されている「石垣島移住フェア」に参加しました。
移住フェアで、
別の家族のお父さんが、
「石垣島に移住を考えていますが、現地で仕事はありますか？」という質問をしていて、
ご担当の方が「現実は厳しい、仕事はほとんどないと思ったほうがいい」
という話をされて、
その答えを聞いたお父さんは、肩を落とし、
移住を諦めかけているような様子でした。
石垣島に行きたいけど、家族を養う仕事はない、という「ピンチ」ですね。
人生を生きていると、
あなたが感じる「ピンチ」が、たくさん舞い込んでくると思います。
そんな時こそ、ものの見方を変えて、
「ピンチ」は「チャンス」と思ってほしいんです。
「ピンチ」＝「諦める」という考え方をしないで欲しいなぁと思います。
先程の、石垣島の例で言えば、
しっかりと考えれば、石垣島に仕事がないわけないんです。
石垣島に住んでいる人がいるんだから、もちろん仕事はあるし、
逆に、「移住したい人がいるのに、仕事がない」というのが正しいのであれば、
新たに仕事を作り出して行く可能性・チャンスがあるってことなんです。
ピンチではなくチャンスを見る、ということを意識してください。
こんな話をあなたは聞いたことがありますか？
「アフリカに靴を売りに行く」ビジネスをやろうと考え、
事前に市場調査に行きました。
２人の人が市場調査に行きました。
Aさん：「この国では、靴は売れません。なぜなら誰も靴を履いていないから」
Bさん：「この国では、靴がたくさん売れます。なぜなら誰もまだ靴を履いていないから」
同じ物事を見ても、見方・捉え方がが全く違いますよね。
ピンチと捉えるか、チャンスと捉えるか、
これによってあなたの人生って大きく変わってくると思います。
これからの人生でも、
大小さまざまなトラブルに巻き込まれると思います。
そんな時は、どうやってこのピンチをチャンスに変えられるか？
ということを考えて欲しいなぁと思います。
「これはチャンスだ」と捉え、
では、どうやって乗り越えていけば、自分は前よりももっと成長できるんだろう？って考えたら、
色んな問題は、楽しく解決できるようになると思います。
問題を楽しく解決していく、前向きにワクワクしながら解決していく
というクセをつけてほしいなぁと思います。
関連記事▶︎不安がそわそわ、止まらないを解消して、「不安」を「FUN」に変える方法
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ものの見方を変える方法３：嫌なところではなく、良いところ
人間関係で悩んでいる人が非常に多いと思います。
「職場のストレス第１位が人間関係」と言われています。
上司が厳しすぎる、部下が約束を守らない、あいつはいつも遅刻してくる、あいつのレポートは間違いだらけ、
などなど、そんな風に感じて、イライラしたり、悩んだりしていませんか？
あの人は、「怒りっぽい」「嘘をつく」「だらしがない」「欲深い」
だから私は、あの人が嫌い！
というふうに考えてしまうと、「もったいないなぁ」と思います。
「●●だから、あの人が嫌い」っていうのは、本当は存在していなくて、
「あの人が嫌いだから、●●という嫌なところが目につく」だと思うんです。
原因があって、嫌いになるんじゃなくて、
嫌いだから、原因が目に飛び込んでくるんです。
そういう色眼鏡をかけて、相手のことを見ているんです。
そうではなくて、
「この人のいいところはどこなんだろう？」という見方をしてみてください。
そうすると、
ほとんどの人間関係は改善の方向に進んで行くと思います。
悪意を持って、あなたに近づいて、騙そうとする人も
ごく少数は存在しているかもしれませんが、
本当にごく少数だと思うんです。
多くの人は悪意がなく、それぞれの価値観で、それぞれの色眼鏡をかけて、
正しいと思うこと、快適だと感じることをやっているんです。
だから、相手のいいところをぜひ見つけてあげてください。
それだけで、相手もあなたも笑顔に幸せになれると思います。
本田健さんの本で「ユダヤ人大富豪の教え」という有名な本があるんですが、
実はその本には、続編にあたる「２」と「３」が存在していて、
この「３」が人間関係に関して特化して書かれた本で
人間を４つのタイプに分けて、その相関関係についてお話をされていて、
かなり面白いです。
関連記事▶︎人間関係に疲れたら、「人を信じる」５つの方法をやってみよう
ものの見方を変える方法４：相手の価値観で考える
これは香港で働いている時に感じたことです。
日本と香港では働き方の常識というのが大きく異なっていました。
例えば、僕が上司で、香港スタッフが部下にいる状況で
部下に対して「この仕事をお願いします」と言ったら、
「これは私の仕事内容に入っていないからやりません」と普通に言います。
日本ではあまり考えられないですよね。
評価面談でも、
「サラリーをここまで上げてください。上げてくれなければ、転職します」
と普通に言います。
最初は、「なんとドライな、、、」という風に感じました。
もっと会社に情熱を持って、助け合って、繋がってやっていこうよ、
って思ったんですが
その考え方自体が、僕の考え方が、日本の一般的な会社員の色眼鏡をかけていたんです。
むしろ、僕は日本からお邪魔してきている存在で、
相手の価値観で考える必要がありました。
自分の価値観を正当化して、相手の価値観を理解しないというのは、
考え方が凝り固まっていると思うんです。
ありきたりなことかもしれませんが、
「もしも相手だったら、どう考えるか？」というのを意識的に取り入れるということをしてみてください。
非常に有名な本なので、紹介するのも恐縮ですが、
『７つの習慣』という本は、何度見返しても素晴らしい本です。
人生に一冊、手元に置いておいた方がいい、間違いなく名著です。
この「第４の習慣：Win-Winを考える」というところで、
人間関係についてしっかりと書かれていますので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
香港の時のお話は、こちらの記事にも掲載しています。
関連記事▶︎ジョブ型雇用の導入 終身雇用の崩壊、新しい時代をどう生きるか？3つのポイント
ものの見方を変える方法５：過去ではなく未来
多くの方が過去に捉われてしまっていると思います。
過去にあったことを後悔したり、反省したり、くよくよしたりしていてもしょうがないですし、
過去にうまくいかなかったから、きっと今も未来もうまくいかないと思ってしまっては、もったいないと思うんです。
僕自身、以前東京で会社員をしていて、
会社に行けなくなり、引きこもっていた時期がありました。
激務が続く中、怖い上司に責められたりして、心も体もボロボロになってしまったんです。
当時は非常に辛くて、自分のことを「情けない」と思い、涙する日もありました。
でも、今、その過去を引きずっているか、というと引きずっていません。
そういう事実はありましたが、
だからといって、その過去に縛られる必要はないと思うんです。
大事なことは、
過去をどうやって切り離してこれからの人生を作っていくか？
だと思います。
過去を見てクヨクヨする時間があるのであれば
未来を見てワクワクして可能性を広げながら、
今を一生懸命生きてほしいなと思います。
未来を見て不安になるようであれば、
未来も見なくていいと思います。
そういう場合は、とにかく今を見て、
今をひたすら一生懸命生きる、今とにかく一歩を踏み出していく、
というのを意識してください。
大事なことは、
これからの人生をあなたがどうやって生きていくか？です。
過去の後悔の時間を手放して、未来に期待しましょう。
もし未来が不安なら、未来ではなく、今を見るということをぜひやってみてください。
関連記事▶︎人生設計の立て方 3つの質問で、あなたの人生設計を作りませんか？
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まとめ
今日はものの見方を変える5個の考え方をご紹介しました。
１）ないものではなく、あるもの
２）ピンチではなく、チャンスを見る
３）嫌なところではなく、良いところ
４）相手の価値観で考える
５）過去ではなく未来
何か一つでもあなたにピッタリと合うものがあると嬉しいです。
大事なことは「ものの見方を変える」という意識です。
「自分が正しい」と思ってしまって、
今の考え方、今の物の見方に凝り固まってしまうと
人生の可能性というのは狭まっていきます。
ドラえもんの名言を最後に一つご紹介します。
「どっちも自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ。」
のび太が、タイムマシーンで過去に戻り、戰をしているシーンで、
「どちらが正しいか？」をドラえもんに問いかけた時の、ドラえもんの返答です。
お互い「自分が正しい」と思って、それをぶつけ合っても争いになるだけです。
柔軟に、柔らかく、考え方を広げて、ものの見方を広げて、
「こういう考え方も出来るんだ」「あの人ってこんな考え方をするんだ」
「ピンチだけど、こういう風に考えることもできるんだな」って思うことによって、
あなたの人生っていうのはどんどん広がっていくと思いますので
ぜひ今日ご紹介した中から、何か1つでもいいので選んでもらって
実践してもらえたらうれしいと思います。
最後まで読んでくださって、どうもありがとうございます。
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運営者 紹介
Mao
【プロフィール】
Mao / 岩田 麻央（いわた まお）１９８１年生まれ 東京都出身 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
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■著書一覧
＜全国学校図書館協議会「選定図書」＞
・『このままでいいの？
あなたの人生を一緒に考えて、答えを作り上げていく本』＜Amazonランキング延べ【６６部門】で１位を獲得＞
・『起業コーチ』
・『人生を変える 神様からの31の質問』
・『主婦・ママ向け 人生を変える 神様からの31の質問（２）』
・『学校では教えてくれない 楽しい人生をつくる教室』
・『学校では教えてくれない 自由な人生をつくる教室』
・『サラリーマン生き残り大作戦 新しい時代をどう生きるか』
・『自由人への転職』
・『スケッチブックの冒険』（絵本）＜運営者からのご挨拶＞
ご覧くださってどうもありがとうございます。
もしよろしければ、以下のリンクよりAmazonの公式著者ページへジャンプしますので、どんな本があるか、ご覧いただければと思います。
