お金が手に入ったら自由になれる、今の会社を辞められたら自由になれる
別のパートナーを見つけたら自由になれる そんな風に思う方も多いと思いますが、
果たして本当にそうでしょうか?
結局一番大事なのは、今回のメインテーマである
「自分から自由になる」ということだと思います。
今日は「自分から自由になる方法」として、
前半では、答えを外側に求めないで、というお話と、
後半では自分から自由になるために
ネガティブ感情と向き合う5STEPをご紹介していきます。
この記事の目次
この記事を読んでいるあなたは素晴らしいです
この記事を読んでくださっている方、
本当に素晴らしいと思います。
自分と向き合う、自分から自由になる
こういった地味なテーマと向き合おうとする意識が
本当に素敵だなぁと思います。
多くの方が、
もっと短期的な解決方法や、目に見える解決方法を求める中、
この記事を読まれている、ということは
より長期的に、じっくりと自分自身と向き合っていきたい、
という風に考えられている証拠だと思います。
ぜひ自信を持って、読み進めていってくださいね。
<動画でもお話ししています>
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「自由になる方法」答えを外側に求めていませんか?
今、生きていて、息苦しさを感じてはいないでしょうか?
他の人と比べて、自分ってダメだなぁと思ったり、
「自分なんてどうせ無理だ」って自信を失ったり、
ついイライラして、誰かを責めてしまったり、
つい誰かに責任転嫁をしてしまったり、
そんな風になってはいないでしょうか?
本当は、もっと自由に楽しく生きられるだけのものが
この地球には既に存在しているんですが、
こんなことを気にしちゃって
息苦しさを感じたり、ストレスを抱えたりしちゃいますよね。
で、
そんな時「多くの人はどうするか?」ということ
答えを外側に求めてしまいます。
例えば、
・収入が◯◯万円になれば、自由になれるんじゃないか?とか
・フォロワーが何千人、何万人になれば、自由になれるんじゃないか?とか
・役職が、もう一つ、もう二つ上がったら、自由になれるんじゃないか?とか
こんなことを考えます。
答えを外側に求めて、
それを手に入れようと行動するんですが、
満たされません。
残念ながら、
満たされないんです。
こんなことを考えたこと、ありますか?
例えば、
本を買うのが好きだとして、
本を何冊か買って、
またしばらくしたら、本が買いたくなって、本を買うんですよね。
満たされないんです。
本を何冊か買った時点で、
「もう本は読まなくていいや」と満たされるんじゃなくて
ある程度時間が経つと
「また新しい本が欲しい」と思うものです。
本だけじゃなくて、例えば、化粧品、雑貨、衣服、外食なども一緒です。
満たされないんです。
もしかしたら、年収、フォロワーの数、役職も、
答えを外側に求めている限り、満たされないかもしれません。
そのアプローチを続けている限り
満たされないかもしれません。
外側に答えを求めていても、自由にはなれないんです。
関連記事▶︎自由になりたいあなたへ、父が教えてくれた自由に生きる方法
「自由になる方法」答えを内側に求めていきましょう。
なので、答えを外側に求めるのではなく、
内側の方向に掘り下げていきましょう。
内側、自分の内側、
「あなた自身と向き合う」ということを
やっていきましょう。
この時のヒントは、
「あなたのネガティブ感情」にあります。
ここにヒントがあるんです。
ネガティブ感情というのは、
例えば
不満 怒り 嫉妬 イライラ 焦り 恐怖 無価値観 無気力
こういったものです。
これに蓋をしたり、見てみぬふりをしたりして、
それらを、ごまかすために、
それらを、発散させるために、
新しい洋服を買う、新しい化粧品を買う、外食に行く、
これでは満たされないんです。
また来月、「新しい洋服」「新しい何か」が
必要になります。
だんだんと感覚は麻痺していき、
もっと多くの洋服が欲しい、もっと多くの何かが欲しい
もっと高い洋服が欲しい、もっと高い何かが欲しい
と望むようになります。
満たされていないからですね。
だから外側に時間やお金、エネルギーを使うのを
少しだけ抑えましょう。
買い物だけじゃなくて、
収入・SNSの人気度・役職、こういったものも一緒です。
上を見たら、キリがないんです。
「もっと」「もっと」ってなってしまうだけです。
でも、、、
収入が増えれば、
私は自分のことを肯定できるんじゃないか?
収入が増えれば
私は自由になれるんじゃないか?
これは確かに
一定の効果があると思います。
ただ、収入が増えれば、別の不安が生まれたり、
収入が増えても、
「もっと他の人は多くの収入を得ている、まだまだ足りない」って
思ってしまったりすることもあります。
なので、
まずは、内側を掘り下げていって欲しいなぁと思います。
まずは、自分自身の内面と向き合って欲しいなぁと思います。
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あなたのネガティブ感情と向き合う
内側へのアプローチをしていく方法ですが、
ポイントは、
「あなたのネガティブ感情」と向き合うことです。
自分自身のネガティブ感情に敏感になって
気づくことから始めていきましょう。
ということで具体的なステップに入っていきます。
ちなみに
今日ご紹介する方法は
あなたの過去を振り返っていきます。
人によっては、過去がトラウマで、振り返りたくもない、振り返るのが怖い、
という方もいるかと思いますので、
くれぐれも無理をしないでください。
ネガティブ感情と向き合う方法その1 ノートに記録
まずは普段の生活から、
あなたがネガティブ感情を感じた時に
それをノートに書き出す、ということをやっていきましょう。
ノートを見開きで開いてもらって
ノートの左側に
「事象」何が起きたか?を書き
そして、ノートの右側に
その事象に対して、あなたがどう感じたか?
どのようなネガティブ感情を抱いたか?
これを書いていきましょう。
実施期間は、1週間でいいと思います。
1週間くらいやってもらうと、
普段感じているネガティブ感情のほとんどを書き出せると思います。
まずはこれをやりましょう。
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ネガティブ感情と向き合う方法その2 休みをとる
ノートに書き出すことができたら、
次は一度、休みをとりましょう。
仕事をしている方でしたら、半日もしくは1日の休みを取得する、
もしくは、休みの日を使ってください。
もし可能なら、
あなたがゆったりとできるところに場所を移動しましょう。
温泉宿やホテル、落ち着いた雰囲気のバーやカフェなどが良いと思います。
他の人の邪魔が入らないところ、
ぼーっとできるところ、
ゆっくりできるところに移動しましょう。
できれば、スマホの電源を切ったり、ネット環境を切ったりしてもらって、
「その1」で作ってもらったノートと、筆記具だけを持つようにしてください。
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ネガティブ感情と向き合う方法その3 考える
1週間かけて作ってもらったノートに
左側に事象、右側に感情が書かれていると思います。
今度はそこに
「自分はなんでそんな感情になるんだろうか?」
というのを考えていきましょう。
「なんで私はそんな感情になるんだろうか?」
同じ事象になっても、
そんな感情にならない人もいますよね。
笑い飛ばす人、
気にしない人もいますよね。
でも、私は
こういう事象があると、いつもこの感情になっている、
それはなんでなんだろうか?
これを考えていってほしいと思います。
人間の感情にはパターンがあって、
とある事象が起きると、ほとんど自動的に、その感情がやってきます。
すごく機嫌がいい時は別かもしれませんが、
普通の状態なら、こういう事象があれば、
こういう反応をするというパターンがあると思います。
「それって、なんでなのかな?」
「なんで私はこんな感情になるのかな?」
というのを考えていきましょう。
例えば、
「仕事が雑な上司を見てイライラする」
それは、なんでなんだろう?
仕事は正しくきちんとやった方がいいでしょ、
上司なんだからそれくらいしっかりやってくれよ、
私はきちんとやっているのに、
なんであの人はきちんとやってくれないんだろ、
きちんとやらない人は私は嫌いなんだなぁ、とか
「お金遣いのあらいパートナーをみて嫌な気分になる」
私はこんなに我慢しているのに、
なんであの人は気にせずボンボン使っちゃうんだろう、
お金がなくなったら困るから、使わないで欲しい、
困るのが嫌だから、自分は嫌な気分になる、
そんな感じで、
考えていって欲しいなぁと思います。
時間がある方はここで考えたことも、
ぜひノートに書き出していってください。
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ネガティブ感情と向き合う方法その4 探る
次はもう一歩深掘りして、
先程の考えてもらったものの、
さらに内側を探っていきましょう。
「なんで私はこの考え方をするのか?」
この元になるものを考えていきます。
ネガティブ感情の元には、
あなたの考え、意見のようなものがあって
そのさらに元にあるものを
ここでは探っていきます。
きっと過去の体験や経験、
親・先生・友人・本・映画などからのインプットがあって、
それを元に、過去のあなたがその反応をする、
という風に決めて、
もしくは決めさせられて、
もしくは無意識に反応して
パターンが形成されていると思うんです。
ぜひこの過去の原因、ネガティブ感情が形成された原因を
探っていきましょう。
(先ほどもお伝えしましたが、
過去にトラウマがある方は、無理してやらないでくださいね)
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ネガティブ感情と向き合う方法その5 過去のあなたに会いにいく
過去の原因を探ったら、
「過去のあなたに会いに行く」というのを
やって欲しいと思います。
過去のあなたに会いに行って、
以下のどちらかをやりましょう。
(両方でも大丈夫です)
「感謝」もしくは「謝罪」です。
過去のあなたに対して、
「ありがとう、ここまで頑張ってきてくれてありがとう」という
感謝の気持ちを伝える
または
「ごめんね、辛い思いをさせてごめんね、もう大丈夫だから」という
謝罪の気持ちを伝えてみてください。
あなたの過去の経験を、癒しにいきましょう。
過去のあなたの経験が、
氷の棘(トゲ)のように、あなたに刺さっていて
今のあなたが
似たような経験をした時に
その氷の棘(トゲ)を刺激されてるから、
ネガティブな感情になっていると思います。
なので、
その氷の棘を抜く、
もしくは
その氷の棘を溶かす、
というようなイメージで、
癒しに行って欲しいんです。
過去のあなたが笑って、過去の記憶を手放せるように
今のあなたが、声をかけにいきましょう。
一旦ここでおしまいです。
一回で、すーっと消える人もいるかもしれませんし、
なかなか消えない人もいるかもしれません。
でも、今回ご紹介した方法を行うことで
過去のあなたに感謝・謝罪をしたという記憶、経験は
必ず、あなたの中に残ります。
しかも普段とは違う場所でやることで、
さらにその意識は刻まれやすくなります。
だんだんと、同じような嫌な感情になるたびに
少し、違和感が出てきます。
「あれ、この間、この感情に関しては、癒しに行ったな」
という感覚が出てくるようになります。
その感覚が出てくると、
あなたは今まで以上に
自分と深く向き合えることができるようになります。
ありのままの自分を表現していく
自由な人生を生きていくために
ぜひあなた自身で、自分自身を解放する、
ということをやって欲しいなぁと思います。
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自分から「自由になる」
冒頭でもお話ししましたが、
この記事にたどり着いているあなたはすごいですし、
そして、最後まで読み続けている
ということがさらにすごいです。
それだけ、真面目で、
それだけご自身の人生を向き合っていきたいって
思っているんだと思います。
本当に優しい方だと思います。
ぜひその「優しさ」を
自分自身に、
そして過去のあなた自身に送ってあげてください。
あなたの優しさ、あなたの暖かさで
あなた自身の氷の棘を溶かしてあげてください。
「自分で対応できる」ということが
すごく大切なことだと僕は思います。
何かを買わないと満たされない、
誰かに褒められないと、誰かに認められないと、満たされない、
というのは
すごく不安定だと思うんです。
少しずつでいいので
自分自身で対応できるようになっていきましょうね。
完璧に自由になれている人なんて、
世の中にほとんどいないと思います。
でも今日ご紹介した内容をやってみて、
少しずつ自分の感情から、
自由になっていくことはできると思うんです。
まっさらな目で、世の中を見てみると
地球はすごく豊かで、人生はとっても味わい深く楽しいものです。
少しずつあなた自身を解放してあげて
自由になっていきましょうね。
最後までご覧くださってどうもありがとうございます。
本を読んで、一緒に人生を変えていきましょう^^