30代で会社を辞めたいと思ってしまった、
という方に向けて、メッセージをお届けします。
会社辞めたいけど、もうそろそろいい年だし、
人によっては、結婚して、家庭もできて、
周りからも「しっかりしなさい」と言われ始めてきている頃
「会社を辞めたい」って心の中では思っているんだけど
転職や独立をするにも目立ったスキルや経験がなく不安だし、
今さら会社を辞めるなんていったら、周りになんて言われるんだろうと思ったら怖い
この先どうしたらいいかわからない、と悩んでいる
そんな方に、「3つのメッセージ」をお届けし、
そして、記事の最後に、とっても大事なことをお伝えしたいと思います。
ちなみにこの記事を書くきっかけは、
こんなメッセージを頂戴したからです。
Maoさん、こんにちは。いつも動画を拝見してます。
僕は現在32歳、子どもがまだ2歳の会社員です。
会社を辞めたいけど、どうしようか悩んでいたところ、
【40代で会社を辞めたいと思ったら】というMaoさんの動画に行き着きました。
僕はまだ40代ではないけれど、
Maoさんが言うような「スキル」は圧倒的に足りないなぁと思いました。
どんなスキルを伸ばしていいかもよくわかりませんが、とにかく今の会社は辞めたいと思っています。
まだ子どもも小さく、父親としての責任を果たさなきゃと思う反面、
この会社でこれから何十年も働くのは地獄だと思っています。
【30代で会社を辞めたいと思ったら】
という動画を作っていただけないでしょうか?
こんなメッセージを受けて、今回の記事作成につながりました。
ちなみにこちらは、YouTubeチャンネルの視聴者さんからのメッセージで、
動画でみたい場合は、こちらからどうぞ
【40代で会社を辞めたいと思ったら】
【30代で会社を辞めたいと思ったら】
(こうやって並べると、、、サムネイルの手抜きがバレますね^^;)
僕も30歳過ぎてから、動きました。
本題に入る前に、
少しだけ僕自身の話をさせてください。
僕自身、30代になってから動いたタイプなので、
この話を読んでもらうだけでも、
「まだまだ変われるんだ」って勇気を持ってもらえるんじゃないかと思い、
最初にご紹介することにしました。
不要なら、飛ばしてもらって、
「3つのメッセージ」に行ってもらえればと思います。
僕は、今は40歳になり、
家族4人で石垣島に移り住み4年目になりました。
今では、家族で好きな場所に住み、
本を書いたり、絵本を出させてもらったり、
おかげさまで、自分が好きなことを仕事にさせてもらっています。
(こんな感じの本を書いています。画像をクリックしてもらえるとAmazonの著者ページに飛びます)
改めて30代を振り返ってみると、
「もがいていた時期」でした。
29歳で、
2年間のアフリカボランティア生活から日本に戻り、
そこで日本社会にうまく馴染めず、
引きこもりになってしまいました。
結婚を目前にした時でした。
そして、冒頭の質問者の方と同じように、
僕も30歳で
1人目の子どもを授かり、妻と息子を養うために、
体に鞭を打って、仕事に行ってました。
当時思っていたことは
・「会社に行きたくはない」
・「この仕事を続けたくはない」
・「もっと自分らしい仕事がしたい」
でした。
でも、家族を養うためには、
自分が働くしかないし、
不満はいっぱいあるんだけど、
だからといって、
・その不満を吹き飛ばすだけの目立ったスキルもないし、
「自分らしい仕事がしたい」と思うものの、
・明確に「やりたいこと」があるわけでもない、
という宙ぶらりんな状態で、
だましだまし続けていました。
だから、
こういう風に悩む気持ち、すごくよくわかるんです。
・「会社を辞めたい」と思っていました。
でもその後どうしたらいいかわからないでいました。
・「転職したい」と思っていました。
でも転職して、またうまくいかなかったらどうしようって思ってました。
・「独立したい」と思っていました。
でもどんな業種で独立していいかわからなかったし、
独立してうまくいかなかったらどうしようと思っていました。
たかだか、
今から10年くらい前の話です。
10年で、
いや3、4年で人生っていうのは大きく変わります。
(実際に僕も動き始めて、3年ほどで人生はガラリと変わりました)
30代だからって諦める必要はないと思います。
今スキルがないからって、
選択肢を絞る必要もないと思います。
ぜひ、まずは3つのメッセージを読んでみてくださいね。
3つのメッセージの後にも、
最後に、すっごく大事な話をしますので
ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
スポンサーリンク
メッセージ1:「さまよっていい」
世の中に、会社はいっぱいあります。
あなたの残り時間も
まだまだいっぱいあります。
だから、最初から
正解を見つけようとしなくていいんです。
僕も30代で、不安になって、
転職活動を考えたり、
公務員試験を受けたり、
香港で3年働いてみたりしました。
東京じゃないところに住みたいと思って
フィリピンの永住権を取得しようと思って、
失敗して、大金を失ったり、
今は石垣島に住んでいて、
マレーシアに移住しようと思ったら、
コロナでストップがかかったり、
いろいろとさまよっています。
人生100年時代と言われています。
人生まだまだ長いんです。
30代というと、
そろそろしっかりしなきゃ、
そろそろ人生を決めなきゃと、
焦ってしまうかもしれませんが、
人生まだまだ長いんです。
まだ50年〜70年くらい
生きるかもしれません。
まだ、人生の半分も来ていません。
現時点で、
人生を決める必要なんてないんです。
だから、
いきなり正解を掴み取らなくていいと思います。
むしろ、
このさまよってる時間を楽しみましょう。
個人的な意見ですが、
寄り道のない、
一直線の人生ってつまらないと思うんです。
僕は元々東京で生まれて、東京の学校に通って、
東京の会社に就職しました。
僕の人生は
こういう風にまっすぐ進むんだと、当時は思っていました。
でも、
そこから脱線して、
アフリカに住んだり、香港に住んだり、
今は石垣島に住んでいたり、
ふらふらと寄り道しています。
実際に寄り道して、
こっちの方が人生いっぱい楽しめるし、面白いと思います。
いっぱい寄り道して、
幅の広い、味わい深い人生を送りませんか?
こちらの記事が、わかりやすいかなぁと思います。
まずはドッツ(点)をたくさん作ることが大事なんです。
関連記事▶︎スティーブ・ジョブズ氏 伝説のスピーチ「コネクティング ザ ドッツ」(3分でわかる簡単解説)
メッセージ2:「流されないで」
ここは、特に気をつけてほしいと思います。
人生100年時代、
まだ30代だし、
先ほどのメッセージ1でお届けしたように
「さまよっていい」に共感して、
「確かにそうだな、寄り道しよう」
「よし、さまよってみよう、そっちの方が楽しそうだな」
って思ったとしましょう。
でも
それを周りの人に伝えると、
必ずと言っていいくらい
反発を受けます。
(すごく残念な話なんですが)
「30代にもなったのに、
なにをふらふらしてるんだ」
「家庭を持ったんだから、
そろそろ地に足つけて、落ち着きなさい」
みたいな感じで、反発を受けると思います。
こんなこと言われちゃうと
暗い気持ちになっちゃいますよね。。。
でも、そんな時は、
ちょっと落ち着いて考えてみてください。
ここからは僕の予想ですが、
あなたに否定意見をぶつけてくる人、
そんなこと言ってくる人は、
「自分の手で
自分の人生を創ってこなかった人たち」
ではないでしょうか?
「社会の枠組みや別の誰かに
人生を決めてもらった人たち」
ではないでしょうか?
否定意見をぶつけてきている人は、
あなたが憧れとしているような人生を送っている人でしょうか?
きっと違うんじゃないでしょうか?
そんな人たちの生き方を
否定するつもりはありませんが
あなたも、
そんな人たちから、
あなたの生き方を否定されたとしても
気にしなくていいんじゃないでしょうか?
そんな人たちが上から押し付けてくるような「声」に
流されないでください。
だって、
今の状況が嫌だから、変えようとしているのに
もう大人なんだから、
今の状況で我慢しなさい
地に足つけなさい、
落ち着きなさい
ってアドバイス変じゃないですか?
だから
・今いる常識に流されない
・会社の常識に流されない
・家族の役割の常識にながされない
(父親なんだから、母親なんだから、夫なんだから、妻なんだから、、など)
というのをぜひ強く意識してください、
流されてはダメです。
流されては、自分の人生を創っていけません。
関連記事▶︎自分らしい生き方をつくる 「7つの秘訣」を大公開
スポンサーリンク
メッセージ3:やってみるしかない
わかっていることは
「今の会社が嫌だ」ってことですよね。
「今の会社を辞めたいと思っている」
ってことですよね。
そうしたら、もう3択しかないんです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1:嫌な状態で我慢し続ける
2:今の会社を良くする
例えば、出世して行って、会社を変える
3:今の会社から離れる
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この3択のどれかから選ぶしかないと思うんです。
で、1は絶対ないですよね。
そんな人生嫌ですよね。
だから2か3のどっちかを決めるだけなんです。
これだけは、今決められると思います。
どっちがいいのか?
これは今決められると思うんです。
今決めたとしても、
別にひっくり返したっていいんです。
期限つきでいいいんです。
一回やめた会社に
出戻りするのも当たり前の時代がやってくると思います。
だったら
とりあえず3年は離れてみようでもいいんです。
大丈夫です。
人生100年時代です。
きっと普通に会社勤めするとして、
80歳とかまで働きます
今10年働いてきたとしても、
まだこれから40年〜50年くらい働くんです。
まだまだペーペーです。
30代くらい、さまよったって大丈夫です。
とりあえずやってみて、
ダメならまた変えればいいんです。
やってみるしかないんです。
やる前に、
あれこれ考えたってわからないんです。
スポンサーリンク
僕は自分の子どもたち(9歳の息子と6歳の娘がいます)
に伝えたいことがあって、
それは、
「失敗しても大丈夫」ってことです。
・世の中に正解はひとつじゃないし、
・誰かが正解を決めてくれる訳でもないし
・大人が正解を知っている訳でもないんです。
でも、そんな言葉を、
表面だけの言葉を
子どもに口で言ったって、伝わらないんです
子どもは、親の姿をよく見ています。
親がちゃんと、
自分で正解を作ろうとしているか?
「失敗しても大丈夫って」言うからには
親がちゃんと失敗しているか?
この親の姿をよく見ています。
すごく大事なことだと思うんです。
僕は例えば、
家族でフィリピンに移り住もうと思って、
結局失敗して、お金を捨てることになってしまったりとか、
石垣島に引っ越すときも、
家が見つからず、東京の家を引き払ってしまっていたので
1ヶ月くらい、家族で家がない状態になってしまい
タイや香港などを旅行しながら、時間を潰して、
家が準備できるの待ったりとか、
絵本を発売したいなぁと思って、
「一緒にストーリー考えようよ」ってやったりとか
小4の息子が、
「次の本のヒントになるよ」とかって
図書館から
『三毛猫ホームズシリーズ』を借りてきたり、
「YouTubeやってるんでしょ」とかって
『YouTuberになるには』って借りてきたりします。
「どうせパパ、また次は」って
ニヤニヤしながら言われます。
でも、こうやって、
仕事って楽しくやっていいんだなとか
自分がやりたいことに挑戦して、
全然ダメでもまたやり直せばいいんだな、
とかっていうのが
伝わるといいなぁと思ってます。
やってみるしかないんです。
関連記事▶︎クオータビザ フィリピン永住権取得に失敗した時のお話
関連記事▶︎転職で失敗が怖い人へ【転職しないとダメ】な3つの理由
スポンサーリンク
最後のメッセージ:「しっかりする」とは?
ここまで3つのメッセージをお届けしてきましたが、
最後に大事なメッセージを
お伝えさせてください。
それは
「しっかりする」とは?
どういうことか、
ってことです。
もう30代になって、
結婚もして、小さな子どももいて
なんか「しっかりしなきゃ」って思うかもしれません。
周りにも
「しっかりしなさい」と言われることが多いと思うんですが、
「しっかりすること」と、
「守りに入ること」は、全く別物だと思うんです。
しっかりするというのは
・自分の頭で考えて、
・自分の責任で決めて、
・道を切り開いていくということです。
「しっかりする」というのは
決して、
・周りの人の様子をみて
・空気を読んで周りの人と同じように、
・我慢して、
・今の人生を続ける
・現状維持をする
・守る
ってことではありません。
これを絶対に間違えないでください。
「ふらふらしてないで、しっかりしなさい』
と言われたら
「しっかりしてる」
「しっかりと考えている」と言ってください。
僕は、30過ぎて、家庭もできて
大手の企業に勤めていて
「会社を辞めて独立して、自分たちが好きな場所に住む」
って言った時
「しっかり考えろ」って怒られました。
「いい年して、ふらふらすんな」って言われました。
でも僕は、
「しっかり自分の頭で考えて、出した結論です」
と言いました。
言ってきた相手に
「あなたはしっかり考えているんですか?」と
聞き返したこともありました。
「しっかりと考えて、
今の会社に残るという選択をしているんですか?」
「この後、何十年も
今の働き方が続けられると思ってるんですか?」
って聞き返すこともしました。
だいたい、
「しっかり考えろ」という人ほど、
実は考えていません。
・常識に流されているだけです。
・周りにあわせているだけです。
考えていないんです。
そうじゃなくて、
ぜひあなたの頭でしっかりと考えていきましょう。
あなたの頭でしっかり考えて、
あなたの人生を創っていきましょう。
考えてもわからなければ、
何か新しいことをやってみるしかないと思います。
守りに入らず、
少しずつ行動していきましょうね。
何かの気づきになったら、とっても嬉しいです。
本を読んで、一緒に人生を変えていきましょう^^