今日は、僕がたった37日で電子書籍(Kindle)を発売して、Amazon総合新着1位、
印税収入で100万円以上手に入れたとき、どんなことを意識していたか、
その「3つの考え方」についてお話をしたいと思います。
これから電子書籍を発売しようと思っている方の考え方のヒントにつながれば嬉しいです。
この記事の目次
「はじめての電子書籍出版」発売前の状況
<動画でもお話ししています>
2017年のことでした。文章を書くのが好きで、ブログを書いていたのですが、
自分の作品を出したいと思いました。
でも紙の本に挑戦するのは、まだ難しいと思っていたので、
まずは難易度の低い「電子書籍」に挑戦しようと考えました。
それまでに、本を書いた経験は0でした。初心者です。
わからないことだらけでした。
テーマの選定・構成・タイトル・表紙の作り方・Amazonの申請の仕方など、
やり方が一切わからなかったのですが、そこからたった37日で発売することができました。
ちなみにこちらの本です。
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「はじめての電子書籍出版」発売後の結果
発売して、すぐに、自己啓発部門やビジネス・経済部門で1位になりました。
そして、発売から5日経って、Amazon総合新着1位になりました。
総合新着1位というのは、1ヶ月以内にAmazonで発売された全ジャンルの電子書籍の中で、
1番売れているということです。正直に言って驚きました。
ほぼ同タイミングで発売されたキングコングの西野さんの『革命のファンファーレ』という本が2位で、
僕の本が1位という状況になってしまいました。
友達からも
「おい、お前の本が、西野さん抜いて1位になってるんだけど、何をしたんだ?」って
連絡が来たほどです。
結果として、この本はAmazonの8部門で売れ筋1位を取ることができ、
その後も販売が好調で、ここまでに印税収入で100万円以上をもたらしてくれました。
もちろんお金だけではなく、「本を書きたい」と思っていた僕の夢の最初の一歩として、
自分の自信をつける意味でも、大きな効果をもたらしてくれました。
(ここで弾みがついたおかげで、2020年4月に、無事、商業出版の夢も果たすことになりました。)
電子書籍発売までにかかった日数はたったの37日でした。
こちらの写真が証明になると思うのですが、Facebookに投稿した時の写真です。
30日以内という宣言をしていますが、実際には37日かかりました。
そのときの方法を、今日は3つに分けてお話ししたいと思います。
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1 発売の明確な期限を決めました。
電子書籍の発売というのは、誰かに頼まれてやるものでは、ありません。
自分で「発売する」と決めて、準備して、そして「公開する」という流れです。
だから、明確な期限を決めないと、ズルズル延びてしまう可能性が高いです。
なので、先ほどのFacebook投稿でもお話しした通り、
「1ヶ月で発売しよう」と決めました。
そのときは、まだやり方もよくわかってはいませんでしたが、
「電子書籍」といっても、結局、パソコンで文字データを打ち込んでいる、という点では
ブログとあまり変わらないだろうと思い、そこから計算をしました。
当時ブログを書いていて、
3000文字の記事をだいたい2時間ほどで書いていたので、
仮に
・「3万文字」の本を書くのであれば、「20時間」
・「6万文字」の本を書くのであれば、「40時間」
で書けるだろうと想定しました。
そう思ったら、1ヶ月という時間があれば十分だと思いました。
ただ、Amazonの申請の仕方や、表紙の作り方など、わからないことが多かったので、
そこは「経験者」に教えてもらうというのを選びました。
まず最初に1ヶ月で出すと決めて、
1ヶ月で出したいけど教えてくれる人がいないかを探して、
その人にお金をお支払いして、教えてもらうことにしました。
とはいえ、1ヶ月は結構バタバタでした。
実は、表紙も完成していない状態で、アマゾンに申請して
あとで、ギリギリで差し替えたりとかしています。(当時は冷や汗たらたらでした^^;)
ちなみに、1冊目の半年後に2冊目を出し、
2冊目も初日でAmazon7部門1位などの実績を出すことができたので、
これは、
「はじめて電子書籍を発売したい」と考えている人に、
再現性の高い内容で教えることができると考え、
電子書籍サポートプログラムをスタートしました。
3年ほど経ちますが、
現時点では、このプログラムに所属して、発売した人は、全員アマゾン●●部門で1位を取っています。
(宣伝みたいな感じですみません)
話を元に戻すと、
『期限を決める』ことが大事だと思います。
なぜなら、誰もお尻を叩いてくれないし、
電子書籍の完成というのは、個人で判断するしかないからです。
(その後、紙の本を書いてわかりましたが、紙の本は編集者がつくので、スケジュールなどを用意してくれますが、
電子書籍は個人で販売するので、個人でスケジュールを決めないと、ズルズル延びてしまうんです。)
これを決めちゃうのが先決です。
僕の場合、結局37日になったのですが、
37日になってしまった理由については、次の項目でお話をしたいと思います。
2 発売する目的を明確にする
当時僕は、「日本一の目標達成メソッド」と言われている原田先生から、
目標達成のやり方について学んでいました。
詳しい内容はここでは割愛させていただきますが、
その中で、特に大事だと思ったのが、
「自分」と「他者」という二つの視点でした。
「この目標が達成できたら、どんないいことがあるのか?」
これについて、「自分」と「他者」二つの観点でしっかりとイメージをしなさい、というものでした。
この教えに従い、僕は、
自分が電子書籍を発売できたら、
自分にとって、どんなプラスがあるのか?
という「自分」視点でのメリット・ワクワクなどを書き出しました。
そして、続いて、
「他者」の視点で、周囲の人、お客さんや友人、家族などが
この電子書籍を発売することで、どういうプラス・メリット・喜びなどがあるか?ということを考え、
僕は、発売日を母親の誕生日に設定し、
本の最後に、謝辞として、「母親の誕生日をお祝いするメッセージ」を入れて、
サプライズで母親に贈ろう、という風に考えたんです。
(母親の誕生日に合わせたために、30日ではなく37日になりました。
とはいえ、、表紙が間に合ってなかったから、、結局30日では難しかったかもしれませんが、、、)
この原田先生の教えは、すごく効果的でした。
1つ目の「期限を決める」に近いところがありますが、
「自分」視点だけだと、どうしても甘えが出ます。
自分がワクワクしたいだけ、自分がプラスを得たいためだけで動いてしまうと、
壁にぶつかったときに、メリットとデメリットを天秤にかけて、
目標に向かってストップするという判断が出やすくなってしまうんです。
そこで「他者」視点を入れて、
自分が甘えそうになったときに、「でも、ここで諦めたら○○さんの笑顔が見れない」って思ったら、
もう少し頑張ることができるんです。
すごくおすすめなので、取り入れてみてください。
3 応援をしてもらう
電子書籍というのは、本屋さんに並ぶわけではないので、
発売しても、アマゾンストアで見つけてもらうのが本当に難しいです。
ランキングが上がってくれば、アマゾンストアのサイトを見たときに、目にする機会も増えてきますが、
ランキングが低いと、なかなかそういった状況にならず、他の電子書籍と一緒に埋もれてしまいます。
せっかく努力して書いた本、多くの人に読んでもらいたいという気持ちがあると思います。
なので、大事なことは「応援してもらう」ということだと思います。
あなたのことを知っている人にお願いして、応援してもらって、
それで、発売と同時に販売を伸ばして、ランキングの上位に掲載されていくことで、
あなたのことを知らない人が、あなたの本を読んでくれる、という状態になるんだと思います。
僕の本の発売の時も、本当にたくさんの方が応援をしてくれました。
とってもとっても感謝しています。
僕の本を読んで、感動したと言って
メルマガで告知してくれる人もいましたし、
電子書籍だから、「図書館には置けない」ということで、
わざわざ紙を印刷して、図書館にビラを置いてくれる人もいました。
たくさんの方々の温かい気持ちが集まって、
販売につなげることができました。
初めての電子書籍、ドキドキしたり、不安になったりすることがいっぱいあると思います。
僕もドキドキしました。
発売の前日は、子どもと一緒にお風呂に入りながら、胃がキリキリしました。
そういった、あなたのドキドキや不安をぜひ隠すことなく、周りの人に伝えてみてください。
・あなたがどういう気持ちで、電子書籍を準備しているのか、
・あなたがどのように、新しい挑戦に向けて前に進もうとしているのか、
というのをぜひ周りの人に伝えてみてください。
きっとあなたの初めての挑戦を応援したいと思ってくれる人が、協力してくれると思います。
最後に
今回は「3つの考え」ということで、少し「精神論」寄りな話になってしまいました。
ノウハウや論理的な部分に関しては、また別の方法でお伝えしていきたいと思います。
「Amazonで電子書籍を出す」すごく素敵な挑戦だと思います。
そしてその挑戦で、
望んでいたような結果を出せれば、
自信につながったり、ブランドや信頼につながったり、
印税や新たなお客さんとの繋がりとなったり、
さらには、あなたの人生の目的が見えてきたりもすると思います。
新たな挑戦に、ドキドキハラハラするかもしれませんが、
勇気を持って一歩踏み出すと、新たな世界が広がってくると思います。
応援していますね。
何か不安なことなどがあれば、いつでもお問い合わせしてくださいね。
ありがとうございます。
よかったら本を読んでみてくださいね。