僕が「絵本」をはじめて出版するまでの道のりを、数回に分けてお伝えできればと思います。
どういうことを考えて、どんな準備をして、たどり着いていくのか(現在進行形)というのを
お話しできればと思います。
時系列でストーリー仕立てになっていますが、すべてノンフィクションです^^
僕の夢、「それは絵本を出すこと」だった
2017年の12月のことでした。
まだ石垣島に引っ越す前、東京に住んでいて、
読者さんとの食事会の会場に向かって
電車に乗っている時でした。
「ふと、忘れていた夢を思い出しました。」
それは、今から10年くらい前、
当時アフリカでボランティアをしていて、
日本に帰国する前に、
友達が、男二人っきりの送別会をしてくれて、
電気のない月夜の下、
二人でお肉を焼きながら聞かれた質問でした。
「Maoの夢は何?」
その時に僕が答えたのは
「絵本を発売したいなぁ」
あれから約10年の月日が経ち、
「そうだ、僕は絵本が発売したかったんだ」
と思い出しました。
なぜ、「夢」について考えていたかというと
その時の食事会のテーマが
「予祝会」=予め(あらかじめ)祝う会
ということで、
「2018年に達成したい、実施したい夢をみんなで書いて発表する」という会だったんです。
最寄りの駅で、人数分の色紙とペンを買って、
電車に乗って、
さて、僕が達成したい、実施したい夢って何かな?
って、ぼーっと考えていたんです。
そして、
出てきたのが、
10年前に考えていた、忘れかけていた夢
「絵本を発売する」ということだったんです。
これがその時に、描いて発表した夢です。
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イラストレーターさんとの偶然の出会い
時を同じくして、一通のメッセージが僕のスマホにとどていました。
「まおさん初めまして、メルマガ読者の草野と申します。
イラストレーターとWEBデザイナーをしております。」
予祝会の2日前のことでした。
予祝会の翌日、これは運命だと思いさっそく彼女にメッセージを送りました。
「絵本を出したいと思います。
草野さん、興味があれば一緒にどうですか?」
草野さんの作品がすごく素敵で、ぜひお願いしたいと思ったんです。
もっと見たい方はこちらのサイトをご覧ください。
http://midorikusano.com/blog/
そして年末の12月29日
僕は草野さんを誘い、新宿でランチをすることにしました。
「収益は正直ほとんどないと思います。
もしかしたら赤字です。
赤字だったら僕が全額負担するので
楽しみながら一緒にやりませんか?」
というような、ご提案をさせてもらったところ
笑いながら、快諾のお返事をいただきました。
ここから僕たちの絵本の準備が始まりました。
ストーリーの案出し
意気投合した2人、2018年の秋頃に発売を目指して、
とりあえず文は僕が担当、絵は草野さんが担当という分担分けなので、
まずは僕の方から、ストーリーの案出しをしようと思い、
子どもたちと遊びながら、ぼーっと考えました
子どもたちとお風呂はいっている時とかもぼーっと考えました。
ちなみに、以下ボツ案です
*カエルと男が出会う話
井の中の蛙が人生を「変える(カエル)」ために
社会に出て、男と出会うお話
(*結構いいストーリーだったんですが、
草野さんがカエル苦手ということで、、、ボツに)
*エイエイオー
若きエイの王様の戴冠式前日
緊張したエイの王様が友達に励まされ、一緒に力を合わせてエイエイオー
(*単なるダジャレ、ということで、、、)
*パパとポポ
丸々ふとったポポちゃんがパパに相談する話
パパのまるを二つとるとハハ(お母さん)にみたいなほのぼの系ストーリー
(*うまく結末がまとまらず ><)
ちょっと迷走している感じがしたので、
改めて自分に問いかけなおしました。
僕は絵本を通じて何を伝えたいんだと?
僕はこの短い人生で、世の中に何を伝えたいんだと?
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僕が絵本を通じて、伝えたいこと
結局のところ、僕はこのSketch Life(スケッチライフ)の活動というのが
一番やりたいことで、一番伝えたいことなんです。
2年間のアフリカ生活から帰国して、
日本社会になじめず
その閉塞感に落ち込み、引きこもりになり、
そこから抜け出すために
スケッチブックやノートに夢を描き続け、
気づいたら、
それが実際のものとして手に入るようになってきた。
こんな僕自身の経験を踏まえて
理想を描いて(Sketch)その人生(Life)を手に入れていこう
という、スケッチライフの考え方をやっぱり伝えたいな、
と思ったんです。
やっぱり、「絵本」でも、一貫して、そのメッセージを届けたい
って思ったんです。
なので、
*スケッチブックを登場させるストーリーにしよう
*描くとなんでも叶う魔法のスケッチブックを登場させよう
*舞台は、僕のルーツになっている、アフリカにしよう
という風に、だんだんと決まってきたのです。
予祝会で、「絵本を発売する」という夢をスケッチしてから
だいたい3ヶ月くらいが経った、 2018年2月 のことでした。
次回に続く、、、
こちらをクリックしてご覧ください^^
関連記事▶︎ 絵本をはじめて出版するまでの道のり <第2話 構想編>