ABOUTこの記事をかいた人
Mao
作家、コンサルタント
全国学校図書館協議会「選定図書」・アフリカ支援「絵本」・Amazonランキング延べ66部門1位
アフリカ2年 ⇨ 香港3年 ⇨石垣島5年目
ノマドというと、カフェでパソコンを持って仕事をしている様子を思い浮かべる人も多いですね。
実際、僕もたまに、カフェに行って仕事をすることもあります。
このスタイルについては、世の中で賛否両論、いろいろと議論されていますね。
今日は、もう少しだけ、「ノマド」について深く考えつつ
家族でいろんな場所を転々として生活をしている、「家族で世界ノマド」の僕が
提唱する5つの「ノマド的思考法」についてお話をしていきたいと思います。
実は、巷のノマドワーカーは、窮屈している。
ノマドのイメージというのは、
「オフィスを持たず、カフェなどにパソコンを持ち込んで、フリーランスとして仕事をする」
というスタイルを指している人が多いのではないでしょうか?
一定のオフィスを持たないことで、「場所の自由」があり、
一般的にスーツを着て出勤をするサラリーマンより開放的なイメージがありますよね。
でも、
このスタイルは、やってみると意外と窮屈なんです。
例えば、、、
*カフェが混んでいて席が見つからない
*PCの電源を確保する席を見つけないといけない
*セキュリティが心配で無料Wifiにつなげられない
*トイレに行くにも、荷物を全部持っていかないといけない
また、フリーランスという仕事は
「フリー」という言葉がついているので、「自由」なように見えますが
実は、「請け負い」の仕事を行っていることが多く
一つの会社からは縛られていないですが、複数の取引先から縛られています。
個人で弱い立場のフリーランスは、納期や金額などで交渉が難しく、
会社員の頃より待遇が下がってしまうということも。
会社を独立して、自由な「ノマドスタイル」へ、と意気込んでも
蓋を開けてみると、
安定した給料、用意されたオフィス、社会における信頼度などがなくなり、
意外と窮屈な生活を送っている人も多い様です。
ノマドとは、、、
元々のノマドの意味を少しだけ考えていきましょう。
ノマド(nomad)は英語で、訳すると、日本語の「遊牧民」という言葉にあたります。
定住型ではなく移住型の牧畜で生活する人々のことを指しています。
家畜が牧草地の草を食べ尽くさないように、
居住する場所を一家族もしくは数家族単位で定期的に移動するライフスタイルです。
東京の賃貸マンションに定住して、オフィスを借りられないので、
カフェで仕事をするフリーランスの人は、本来の意味でのノマドではないんですね
僕が考えるノマドとは
(僕も小さな子ども連れて、モンゴルのゲルに泊まったり、ラクダに乗ったりしました。)
僕が考えるノマドというのは、僕自身が家族と実践しているような、
数年単位で居住地を変えるような生活スタイルです。
未来の居住地も含んでいますが、
僕の場合は、以下のように居住地を転々としていきます。
アフリカ→東京→香港→東京→石垣島→フィリピン→オーストラリア
居住地を転々としながらも、
自分が好きな仕事を行い、家族を養っています。
華やかな生活をしているわけではなく、支出は、周りの家族より少ないと思います。
(王様や貴族ではなく、遊牧民のイメージにぴったりです)
周りでやっている人が少ないので、驚かれることが多いですが、
僕がこういう生活をしているには、理由があります。
それが今回ご紹介する5つの「ノマド的」思考法です。
5つの「ノマド的」思考法とは
僕が、居住地を転々とする背景となっている考え方、「ノマド的」思考法について一つずつ紹介をしたいと思います。
あなたのこれからの人生を考えていく上でのヒントになれば幸いです。
(1)1つの何かに依存しない
「ここでなければダメ」という状態は、とても弱いです。
この場所でなければ生活できない、この会社をクビになったら生活できない、
そういう状態で、もしも不測の事態がおきたらどうでしょうか?
自然災害、会社倒産などが起きた場合、あなた自身やあなたの家族の生活を守っていくことができますか?
1つの何かに依存してしまうから、その依存先の存在が絶対になってしまい、縛られてしまうんです。
嫌だと思っても、残業や休日出勤をしなければいけないのは、1つの会社に依存してしまっている証拠だと思います。
(2)フリーランスではなくオーナー
遊牧民は、自分の意思で行き先を決めます。
フリーランスのように、依頼主がいて、その仕事を請け負うのではなく、
自らがオーナーとして、自分で仕事を創っていきます。
また一国の王様のような大規模は好まず、
あくまで小規模のスモールビジネスオーナーとして、その機動力や、自由度を好みます。
例えば、1ヶ月旅行に行きたいと思えば、行くことができます。
(3)移動している人が強いと知っている
(アフリカ生活時に、隣人とウクレレとハーモニカで演奏していました。)
「人生の豊かさは、移動している距離に比例する」と言われています。
かつて遊牧民になれたのも、強い人だけでした。
移動することによって得られる刺激、広がる選択肢、つながるネットワーク
そういったものが、人生をどんどんと豊かにしてくれます。
アフリカで生活していたからこそわかること
香港で生活していたからこそつながるネットワーク
そういったものが、宝物になっていきます。
(4)意思決定の大切さ
会社ではなく、上司でもなく自分で意思決定ができます。
その仕事をするかどうか、今日仕事をするかどうか、も自分で判断ができます。
意思決定がすべて自分で出来るため、ストレスもなく、スピードの速さも保てます。
PDCAサイクルを回すスピードが圧倒的に早まります。
失敗を楽しみながら進んでいけるんです。
失敗を人のせいにすることなく、自分の糧としていくことで、意思決定の質も上がっていきます。
(5)成長しつづける人生
定住ではなく移住というスタイルなので、常に目の前に「未知なこと」「新鮮なこと」が
広がっています。その壁に楽しく立ち向かうことで、自然と成長し続ける人生を送ることができます。
その結果、スキルや能力が身につき、スモールビジネスオーナーとしての質を保つことができます。
現状に満足することなく、挑戦していくことで、好奇心いっぱいのワクワクした人生を創っていけます。
今までできなかったことが出来るようになるって、すごく嬉しいですよね。
最後に
今回の記事を読んで感じることは、その人の現在の状況によって様々だと思います。
今回この記事を書いたのは、
別に、僕のような移住スタイルを皆さんにも送って欲しいというわけでもありません。
別に、定住スタイルの会社員を否定しているわけでもありません。
ただ、
例えば
一つの会社を選んで、そこで生涯働くと決めたとしても、
終身雇用制度も変わりつつあり、退職金や年金も期待しにくくなってきました。
一つの場所が、将来にわたって、安定していない、ということが
だんだんとわかってきた今、
その世の中を渡り歩いて行くためには、
今いる場所にとどまることより、
「移動する力」の方が大切だと思い、今回の記事を書くことにしました。
「家族で移住生活してみたいなぁ」とか「自分にはそんな生活無理だなぁ」とかって思って、
この記事を終わりにするのではなく、
何か1つでも、あなたの今の人生を切り開いていくヒントが
「5つのノマド的思考法」の中に存在していないかどうかを、再度探してみてもらえればと思います。
記事を読んで、「へー、こういう考え方もあるんだなぁ」で終わらせるのではなく、
「ではどうするか?」「自分自身の人生にうまく活かす方法はないか?」という
視点で読み直してもらえると面白いんじゃないかなぁと思います。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
Mao
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