「会社が辛くて休みがち」という状態になってはいないでしょうか?
今の職場で働くことが辛く、これからどうしていいかもわからない、、、
そんな状態で悩んではいないでしょうか?
今日は引きこもり会社員だった僕から、
どうやって考えていけばいいかを順番に丁寧にお伝えしていきたいと思います。
ぜひごゆっくりとご覧いただければと思います。
この記事を作成するきっかけになったのは、
YouTubeの視聴者さんから届いた
こんなメッセージでした。
まずはその内容をご紹介したいと思います。
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Maoさん、こんにちは。
僕は今、家電量販店に就職して5年が経ちました。
仕事が辛く、休職と復帰を繰り返す、そんな日々を送っています。
なんとか今の人生を変えたいと思って、Maoさんの動画に辿り着きました。
どうしたらいいかわかりません。何かアドバイスをください。
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質問どうもありがとうございます。
ということで、
今日は、会社を休みがちな人、会社が辛いと感じている人
場合によっては、
以前の僕がそうだったように、現在「引きこもり」をしている人
そんな人に向けて、
どんなことを考えていくのがいいのか?
どんな風に、これからの未来を描いていけばいいのか?
というお話をしたいと思います。
(動画でもお話ししています)
この記事の目次
「会社休みがち」もしくは「会社を休んでいる」状態って、、辛いですよね
会社を休みがちな状態、または休職している状態って、
非常につらいんですよね。
僕も以前そうだったので、すごくよくわかります。
周りからも色々怒られたり、笑われたり、
馬鹿にされたり、陰口を叩かれたり、
周りからだけでなく、
自分自身でも、、、
自分で自分のことを責めてしまったり、
情けない自分に嫌気がしてしまったり、
すごく辛い状況だと思います。
明日こそ会社に行こうと思っても、
いざ明日になってみると、やっぱりいけなかったり、
「明日は会社に行きます」って上司に約束したのに
熱がでているわけでもないのに、やっぱりいけなかったり、
本当につらい状態だと思うんですね。
なのでこの状態を
なんとか抜けられるように
今日の記事では、
ステップバイステップで、丁寧に考え方をお届けしたいと思います。
ちなみに、
以前、出版させてもらった本で
「このままでいいの?」という本があります。
大人に向けて書いた本ですが、
中学・高校の学生さんの人生を考える上でもすごく参考になる、ということで
高い評価を受け「全国学校図書館協議会」の選定図書にも選ばれた本です。
まさに、この質問だと思うんですね。
「このままでいいの?」ですよね。
何かの気づきを、こちらの本でもお届けできたら、嬉しいです。
他にも本や絵本・電子書籍などいくつか出していますので、
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すみません。
拙著の宣伝が入ってしまいました^^;
それでは本題に入っていきましょう。
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1)「会社が辛くて休みがち」その延長線上に何があるのか?
一番最初に押さえておいてほしいこと、
それはあなたの現在の延長線上に何があるのか?
ということです。
いきなりちょっと
「厳しい感じ」がしてしまうかもしれませんが、
現在の延長線上に、
幸せな未来はないんじゃないでしょうか?
厳しく思われるかもしれませんが、
これを受け入れてしまった方が楽になると思うんです。
仕事が辛くて会社を休みがち、
休職と職場復帰を繰り返す、
会社に行くのが憂鬱で仕方がない、
こんな状態で、
この場所で頑張り続けても、
このまま、この延長線上を歩き続けていても、幸せな未来はないんじゃないでしょうか?
まずは、これを受け入れてしまった方がいいと思うんです。
2)「会社を休む」「休職」している自分って劣ってるんだ、、、なんて思わないでください。
「会社を休みがち」という状態、
会社に行けなくて「休職」しているという状態、
そこに落ち込まないでください。
それは、あなたが悪いんじゃなくて、
自分自身が悪いんじゃなくて
自分自身が劣っているんじゃなくて
単純に「相性が悪かった」っていう風に
思って欲しいんです。
あなたと職場との相性が悪かった、
ただ「それだけのこと」なんです。
その職場と相性の良い人がいれば、
その職場と相性の悪い人もいる
ただ「それだけのこと」なんです。
僕は以前は会社員をやっていました。
当時は突然会社に行けなくなり、
休職し「引きこもり」も経験しました。
その後、会社を辞めて、
独立して働くようになって、
「働く」というのを「経営」の目線で見ることが
できるようになってきました。
そんな今思うことは、
自分と相性の合う人、
自分の活動やメッセージと相性の合う人、価値観の合う人と一緒に仕事をしたい
っていうことです。
反対に相性の悪い人は、
正直なところ
「できれば、あまり関わってほしくない」って思うんですね。
これと同じような感じかなぁと思うんです。
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3)「会社を休む」「休職」している状態を続けるかどうか、判断するのは?
少し過去に遡ってもらって
今の会社に入社した時のことを思い出してみてください。
きっと、今の会社に入社する時は、
最初はあなたの方から志願をしたと思うんですね。
履歴書を書いたり、面接を受けにいったりして、
そして相手側である会社は、
きっとあなたなら相性がいいと思って
内定を出して、雇い始めたと思うんです。
そんな感じで
出会ったんだけど、、、
入社して、しばらく時間が経った後に
(もしかしたら入社日から違和感がある人もいるかもしれませんが)
あなたの方が、
「思っていたのと違った」「相性が悪いかも」
と感じ始めた、っていうことだと思うんです。
「ただそれだけのこと」なんだと思うんです。
何度もお伝えしていますが、
そこに優劣は存在していないんです。
恋愛と一緒です。
「付き合ってください」と、どちらかが告白して
付き合ってみて、
付き合ってみたんだけど、付き合ってみた結果
「ちょっと違っていた」というだけです。
単なる「相性」の問題です。
ただ、恋愛と違うのは
基本的に仕事の場合は、
一部を除いて、
付き合う時には、
働く側から(あなたから)、
会社側に告白するのが一般的で
そして、
別れる時、辞める時は
一部を除いて、
働く側から(あなたから)、
会社側に告知するのが一般的だ、
というだけです。
相性が悪い状態で、
相手側からフラれないとしたら、
あなた側が判断する必要があるんですよね。
ぜひこれは忘れないでください。
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4)「会社を休む」「休職」している状態で、一番心配するべきは?
厳しいお話、、、
「このまま続けていても、おそらく明るい未来がない」
そして、一般的には
会社を辞めるかどうかは、
働く側(あなた)が自分で判断しないといけない
という状態の中で、
一番考えなければいけないところ、
一番大切にしないといけないところは
「あなたの体」です。
ぜひこれだけは忘れないでください。
「あなたの体が、一番大事」なんです。
あなたの体が
一番の資産です。
あなたの体が動いて、働くことによって
お給料をもらっていると思います。
あなたが収入を得られるのは、
あなたの体が動くからなんです。
ドライな言い方をすれば、
会社側からすると、あなたでなくても
別の人を雇えばいいんです。
働いてくれる人は世の中にたくさんいて
替えが効くんです。
でも
あなた側からすると
もし万が一、あなたの体が良くない状態になってしまったら
その体を取り替えることはできないんです。
ぜひこれを忘れないでください。
職場に行くことが辛くて、体や心を痛めている、
もしくは、これから体や心を痛めそうなのであれば
職場に行かない方がいいと思います。
あなたから辞めるという判断を下してもいいですし、
とりあえず休むという判断でもいいと思います。
大事なことは、
あなたの体を一番大切にするというこです。
5)「会社を休む」「休職」しているときに意識してほしいこと
先ほどもお伝えしましたが、
会社を休んでいる自分を責めたり、
ダメ出ししたりすることは、できるだけ避けてほしいと思います。
職場に行かない、家に引きこもっている、などをしていると
「なんて自分ってダメなんだ」と思ってしまう人も多いと思います。
僕も実際に引きこもりをしている時
そういう風に考えていました。
実際に、
会社に行かず、休んでいる間というのは、
「他の誰か」ではなく「僕自身」が
僕自身のことを一番責めて、傷つけていました。
引きこもり後に職場に復帰した時は
僕ではない「他の誰か」が責めることも多かったですが、
休んでいる時、時間がある時は
結構多くの人が
自分で自分のことを責めてしまうと思うんです。
何もすることがない状態で時間を過ごしていると、
ついつい自分を責めてしまうものです。
だから、
この「何もすることがない」という状態を
まずは脱する必要があると思います。
体を動かすことができるのであれば、
ヨガやランニング、筋トレをするだけでも
気分は良くなると思います。
僕の場合は、
あまりそういう気が起きなかったので、
家にこもって
ひたすらノートに文字を書き続けていました。
・僕はこれからどうしたいのか?
・何をすればいいのか?
・どうやって働いていこうか?
など
そんなことを
ひたすらノートに書いていました。
体調の良い時は、
近くの図書館に行って、
関連する本を読み漁って
これからの人生のことを考えていました。
その期間を経験することで
改めて、僕の情熱は、
・ノートに文字を書くことだったり
・人生や仕事のことについて考えることだったり
というのがわかったので
その後しばらくして、
会社を辞めて、
今では、本を出版させていただき、
Amazonで自己啓発部門売れ筋1位や
ビジネス経済部門売れ筋1位の称号も頂戴しました。
今振り返ると、
あの時、ストップした時間があって、
ひたすら自分と向き合って、
自分の情熱のありかを見つけることができたから、
今こういった人生を送れているんだなぁと思います。
そう思うと、
今この時間、きついと思うんですが、
後々振り返ってみると、
これはすごく貴重な、「人生の財産」と言われるような時期になるんじゃないかって
心底思うんです。
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6)気持ちが楽になる「くじ引き」という考え方
「くじ引き」という概念を少しご紹介したいと思います。
こういう風に考えてほしいんです。
「今の職場は、ハズレのくじを引いてしまったんだ」と
あなたが悪いんじゃなくて
たまたま巡り合わせが悪かったんだと。
で、その時に
「運が悪いな」とかって考えるんじゃなくて
「1つうまく行かなかった方法が見つかった」と思ってほしいんです。
それは、決してダメなことではないんです。
1つうまく行かなかった方法が見つかれば
次はうまくいく可能性が前よりも高まります。
あなたが箱の中からくじを引いて
それがハズレだったら
確かに落ち込んでしまうかもしれませんが
考え方によっては、
残りの箱の中の「アタリの確率」っていうのは
高まっているということです。
で、
この考え方をした時に
大事なことって何かわかりますか?
それは、、、
今のハズレくじを早めに手放して
次のくじを引くことじゃないでしょうか?
次が失敗でもいいんです。
また引き直せばいいんです。
この時に意識することは、
スピードだと思います。
仮に20歳〜70歳までの50年間働くとして
今回、質問を送ってくださった方は、
5年働いていて苦しい状況を続けていると思います。
突然苦しくなったのかもしれませんが
もしかしたら、もっと前から気づいていたかもしれません。
入社した時から、辛いと思っていて
今まで5年我慢し続けているとしたら
それは、
ハズレくじを5年前に引いて、そのまま持ち続けているってことです。
持ち続けていたら、
次のくじはひけないんです。
だからどうやって次のくじをひける体制を作るか
次のくじをひいて、またハズレの可能性だって十分あります。
その時に、どれだけはやく次のハズレくじを手放せるか
次のくじがハズレでも、
できるだけダメージを受けない方法は何か
これを考えていくことだと思うんです、
僕は「何度転職したっていい」と思うタイプですが、
転職回数が多すぎると、
なかなか採用してもらえないかも
一社目もダメで次も失敗したら、その次がないかも、
そういう風に思っているのであれば、
転職ではなく副業をオススメします。
副業は何回やり直しても、転職に響かないからです。
会社に行けていない、会社を休みがち、、、
こんな状態では、転職しても、副業してもうまくいかないんじゃないか
って思うのであれば
僕だったら、
まずは、運動や勉強をします。
運動や勉強が厳しいということであれば
とりあえず休みます。
ある程度休んで復活してきて、
運動や勉強ができるようになってきたら
次は副業を始めます。
で、副業が芽を出してくるようであれば、
起業を考えますし
まだまだ副業していて、
自分のスキルや経験値が足りないと思えば
それに関するスキルを身につけていける場所に転職します。
その際は、現在の仕事で嫌と感じる部分ができるだけないような仕事を
僕なら選びます。
例えば「接客業」をしていて
いつも笑顔でニコニコ店頭で声出しをするのが苦手だと思えば、
別の方向で、
例えば、ひたすらパソコンと向き合う仕事とかを選びます。
色々と書いてきてしまいましたが、
きっと「難しい…」と感じていると思うんです。
だから
色々とやってみるのがいいと思うんです。
やる気が起きなければ、
思いっきり休む・思いっきり寝る
そして飽きてきたらなんかやってみる。
ハズレだと思ったら、また違う何かをやってみる。
別に自分自身を責める必要もないし、
人生は長いし、
今の立ち止まっている時期は、
後から振り返れば貴重な時間だったと感じる日がやってくると思うし、
だったら、
何回も「くじ」を引いてみてほしいんです。
大事なことなので、
整理しますね。
1)「ハズレくじ」を持ち続けないで、早く手放す
2)元気があれば、次のくじを引いてみる(元気がなければ休む)
3)次もハズレな可能性があるので、ダメージの少ないくじを引く
4)外れたら、次の「当たり」の可能性が高まったと考え、また次のくじを引く
これでいいんだと思います。
世の中会社は
本当にたくさんあります。
これからたくさんのくじを引くことができます。
無理せず、ご自身を責めず、やっていきましょうね。
最後までお付き合いくださり
どうもありがとうございます。
本を読んで、一緒に人生を変えていきましょう^^