今日は、会社で干されてしまった、窓際族になってしまった、
そんな場合に
どういう風に考えればいいのか、について記事をお届けします。
以前こういったメッセージを
視聴者さんから頂戴しました。
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麻央様
ご無沙汰してます。
先日会社で来期の方針発表と担当変更があり、
私の担当先はかなり減らされました。
干されているといっても過言でありません。
転職活動は始めて、2ヶ月くらいで、
十数社応募しましたが、
面接に通ったのは二件だけでいずれも落ちました。
このまま今の会社にいても明るい未来は無いので、
転職することは間違いないですが、なかなか決まりません。
先日の転職の動画を拝見しました。
肝に銘じて今は転職活動やるしかないです。
次回新しい動画を作る際、
「会社で干された時の対処法」という動画があると嬉しいです。
ご検討よろしくお願いします。
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ということで今日は
会社で干された時の対処法、についてお話ししたいと思います。
ちなみにYouTubeでもお話をしています。
で、
このメッセージを送ってくださった方は、
今の会社にいても明るい未来がないから、転職活動をしている
その最中で、現在の会社のお仕事を減らされてしまった、
ということですが、
この記事を読んでくださっている方の
状況が異なる可能性もありますので
こんな感じで考えていきたいと思います。
1)今の会社を辞めるつもりで、
仕事を干された場合
2)今の会社を続けるつもりで、
仕事を干された場合
これによって、対応策も異なりますので、
今日はパターンにわけて、それぞれどう考えたらいいか?
のお話をしたいと思います。
この記事の目次
今の会社を辞めるつもりで、仕事を干されたパターン
まず質問者の方のケースを
先にお話しします、
つまり、
今の会社を辞めるつもりで仕事を干された場合ですね。
ぶっちゃけ、これは、
考え方によっては、成功なんじゃないかと思います。
この質問者の方は、
転職活動をしようとしているが、なかなか決まっていないというケースですが、
それ以外にも
例えば、独立起業したい、副業をもっとがんばってゆくゆくは独立したい、
こんなケースもあると思います。
この時に、
仕事量が減らされるというのは、
むしろ別の活動をする余力が生まれるので
プラスだと思うんです。
もちろん会社内での立場がない、同僚や部下にバカにされる等、
そんな弊害もあるかもしれませんが、
ある程度、安定した給料をもらいながらも、
次の場所、転職や起業などの準備したい、それらに時間やエネルギーをかけたい、ということであれば
プラスなんじゃないかと思うんです。
この時に大事なことは
優先順位ですね。
今の職場で活躍して、
周りに認められたり、やりがいを感じたりすることが大切なのか?
それとも
次の職場や、次のフィールドで活躍するための準備をする時間が優先なのか?
これによって、変わると思います。
もし前者の、
今の仕事で認められたいということであれば、
次のパターンもぜひ参考にしてほしいと思いますし、
後者の
「次の場所で活躍したい」ということであれば、
ちょっと割り切ってもいいんじゃないかと思います。
確かに
バカにされて悔しい思いもするかもしれませんが、
それは一時的なものであって、
ゆくゆくはその職場から離れる予定であれば、
それを気にして、
仕事量や責任を増やすよりも、よっぽど良いと思います。
ちなみに僕は、
以前東京で会社員をしていました。
会社員の状態の時に、
ゆくゆくは「起業したい」と思っていました。
そこで意識したことは
「個人事業主の気分」で働くということです。
そういう気分で働いたら、
同じ職場で働く周りの人と比べてもしょうがないと
思えるようになったんです。
同じ立場の「会社員」だと思って働くと
仕事量の差や評価の差などが気になりますが、
僕は、ゆくゆくこの会社の中の競争とか、
ピラミッド状の組織から抜けるんだ、と決めていたので、
仕事量の差や評価の差を気にしていても
意味がない、と思ったんです。
そんな余計なことを気にしないために、
個人事業主の気分で働くことにしました。
結構清々しい気持ちで働けますのでおすすめです。
大事なことは優先順位を間違えない、
目指しているところを間違えない、ということですね。
こちらの「出世必要ですか?」という動画も
合わせてみてもらえると参考になると思います。
それでは、もう一つのパターンを考えてみましょう。
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今の会社を続けるつもりで、仕事を干されたパターン
会社を辞めるつもりは全くないんだけど、
仕事を干されてしまった、窓際族になってしまった、という場合について考えていきましょう。
これに関しては、
何かしら分析が必要だと思います。
「会社を続けたいと思っているのに、仕事を干されてしまった」
こちらの方が、さきほどのパターンよりもショックが大きいと思います。
でも、ただ落ち込んでいても、
問題は解決されないと思いますので、
以下の3つのパターンに分けて考えたいと思います。
と、その前に、
なんでこんな風に分析をするかと言うと、
それは
「会社を辞めるつもりがないままで、いいかどうか?」
を知るためです。
では3つに分けて考えていきましょう。
ここでは、
「仕事を干されてしまった原因」に応じて分けていきます。
1)その仕事が向いていなくて、仕事を干された場合
これは、本人が仕事を辞めるつもりがなくても、
場合によっては、辞めさせられてしまうかもしれませんし、
ここで頑張るよりも、他の場所で頑張った方がいいかもしれません。
本当にこの場所で働き続けていいのか?
ここを決める必要があると思います。
ぜひまずは自己理解を深めてほしいなぁと思います。
この場合は、別の動画で
自己啓発より自己理解 という動画をあげています。
僕自身、Amazonで【自己啓発】部門1位の本を発売するような著者でもあるんですが、
自己啓発より前に自己理解が必要なんじゃないかと思っています。
ぜひこちらご覧くださいね。
2)仕事は向いているんだけど、ミスなどが原因で仕事を干された場合
これは、できれば挽回をしたいところです。
どうやってリカバーをして、
前の状態に戻るか、これを具体的に考えた方がいいと思うんですね。
長期的に考えれば、徐々に信頼は回復していくと思いますので、
焦らず、落ち込まず、平常心でやっていくのが一番だと思うんですね。
こういう時は、
「職場で困っている人を助ける」ということをやっていくといいと思います。
きっと「いやいや、私が助けてほしい」と思うかもしれませんが、
そういう時ほど誰かを助けるということをやってみてください。
3)仕事が出来過ぎて、仕事を干された場合
これも実はあります。
社内政治で負けてしまったようなケースですね。
「あなた」という存在がいることで、
出世できない・活躍できない「誰か」がいて、
その人の嫉妬などから、干されてしまうケースです。
これはちょっと、どうしていくか戦略を練る必要があるかなぁと思っていて、
少し経路の違う動画ですが、
社内の人間関係相関マップを作るという動画がありますので、
ぜひそちらも参考にしてみてください。
仕事が出来る方の場合、攻略の仕方は色々とあると思います。
なので、まずは職場での人間関係をどうしていくのがいいのか、
ここをしっかりと戦略を練るといいと思います。
そんなことで戦略を練るのは嫌だなぁと思ったら、
会社員を辞めていいかなぁと思います。
仕事ができすぎて、仕事が干される人くらいの人は、
独立してもやっていけるんじゃないかなぁと思います、
こちらの記事もよかったら参考にしてください。
会社で干されてしまった、窓際族になってしまったら
「会社で干されてしまった」という出来事に対して、
「嫌だなぁ」「もっと認められたいなぁ」と感情的に反応して
行動していても
実際には、
あなたが求めている理想の方向性には
進んでいないかもしれません。
ここが非常に大事なポイントなので、
ぜひ時間をとって考えてみてください。
「あなたはどの方向に進んでいきたいのか?」
これがわかっていないと、一時的な感情に流されてしまうものです。
少し偏見な見方かもしれませんが、
会社員という状態は、
目の前ににんじんをぶら下げられた馬になっているケースが多いです。
目の前に「にんじん」が多くぶら下げられて
幸せと思うかもしれませんが、
実は、あなたが進んでいきたいと考えている方向と
違う方向に導かれていることも多いんです。
仕事を干されてしまい
目の前の「にんじん」が少なくなって、
嫌だと感じているかもしれません。
「あいつ、にんじん少ない」と周りから
笑われることもあるかもしれません。
でも、逆にこういう時はチャンスなんです。
こういう時は、
他の場所、他の道を見つけやすくなるものです。
ぜひ落ち着いて、
あなたにとって理想の方向性はどこか?
というのを探してみてくださいね。
何かの参考になっていれば幸いです。
本を読んで、一緒に人生を変えていきましょう^^