これから社会に出る、学生を卒業して働き始める、
そんな時に意識して考えて欲しいことを、今日は3点に絞ってお話をしたいと思います。
いわゆる「正解モデル」というものが無くなり、
大人の言うこと、先生の言うことだけを聞いていれば幸せになれるわけでもないと気づき始め、
では、
これからどうやって生きていけばいいんだろう?
どんなことを意識すればいいんだろう?と
疑問に思ったり、不安に思ったりしている方もいると思いますので、
今日は、社会に出る前に意識して欲しいことを3点に絞ってお話をしたいと思います。
<動画でもお話ししています>
この記事の目次
簡単な自己紹介(興味なければ読み飛ばしてください)
と、その前に、
この話をしている僕自身が何者か?を話しておく必要があると思います。
そうでないと「この文章を読む価値があるのか?」という判断ができないと思いますので、
簡単に自己紹介をさせていただき、少しでも興味を持てば、ぜひ続きを読んでみてくださいね。
僕は現在39歳、妻1人、子2人の4人家族です。
有名な大学を卒業し、有名な企業に就職したものの、働き方・生き方に疑問を感じ、
2年間アフリカにボランティアへ出ました。
その後、日本社会に戻ってくるも、
「暗い顔して働く大人たち」「家族より仕事を優先する働き方」そんな状況が耐えられなく、
引きこもりになりました。
その後復帰して、なんとか働いたものの、
日本社会で働くことが合わないのかなぁと考え、香港で3年間勤務しました。
今は、独立起業して、
家族4人で、海沿いの暖かい所に住みたいと考え、石垣島に移住して3年目です。
Amazonで自己啓発部門1位・ビジネス経済部門1位の電子書籍を書いたり、
全国学校図書館協議会の選定図書に選ばれるような本を書いたり、
先日は、石垣島の高校生向けに
「人生」や「仕事」に関しての、特別講義を行ってきました。
今では、会社に縛られることも、時間に縛られることも、場所に縛られることもなく、
家族とゆったりとした日々を過ごしながら、
自分が好きな仕事である、文章や話などを通じてメッセージをお届けするような活動をさせてもらっていて、
とっても幸せな日々を過ごしています。
少し自己紹介が長くなりました。
どうでしょうか? ここまで読んできて、興味が沸きましたか?
きっとあなたの周りに
僕みたいな生活をしている人はそんなに多くないかなぁと思いますので、
ちょっと違った角度からの考え方、ちょっと違った角度からの意見として、
今日の記事を読んでもらえたら嬉しいです。
それでは本題に入っていきましょう
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社会に出る前に意識しておくべきこと1つ目:大人は答えを知らない
ぜひこの言葉を、あなたの頭の中に入れ込んでください。
「大人は答えを知ならい」んです。
なぜかと言うと、
大人たちが生きてきた世界と
あなたが生きている世界
大人たちが生きてきた時代と
あなたがこれから生きていく時代
っていうのは
大きく異なっています。
だから、大人からの「こうした方がいいよ」っていうアドバイスは
基本、間違っているって思ったほうがいいですね
本当は、、、
誰にとっての「正解」「答え」というものは存在していなくて
自分の中で「自分の正解」「自分の答え」を見つけたり創ったりしていく
必要があるんです
それなのに、
答えを知っているかのように
「こうしなさい」とか
「こうした方がいいよ」
と言ってきます。
それら言葉に対して、
「きっとそれが正解なんだ」
「上の人が言ってるから正しそう」
と闇雲に信じてしまうと
混乱を生んでしまうと思うんです。
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答えを知らない大人とどう付き合うか?
これから社会に出て、例えば会社に就職すると、
会社の中には、たくさんの先輩・たくさんの上司がいて
色んな事をあなたに言ってきます。
いろんな指示や命令を言ってきます。
大量な指示や命令を受けると、頭が麻痺してしまって、
その通りにやらなきゃと思ってしまうかもしれません。
ただその全てが「正解」とは限らないんですね。
(むしろ時代遅れな指示も多いんです)
だから自分の中で、自分の頭で
考える癖をつけて欲しいと思います。
今の状況で、
・どういうことをしたらいいのか?
・どういう選択をしたらいいのか?
・どういう判断をした方がいいのか?
これをぜひ、
自分の頭で考える癖をつけて欲しいと思います。
例えば今、大学4年生の場合、
大学1年生や2年生の方に対して
少し横柄に振舞っているかもしれませんが、
社会に出てしまえば、新人1年目になります。
また1からのスタートになります。
その時にいろんな上の方々が、
たくさんの言葉を浴びさせてきます。
本当は「答え」を知らないのにも関わらず、
あなたにいろんなアドバイスをしたり、
いろんな指示をしたり、してきます。
この行動、「善意」がほとんどですが、
まれに「悪意」も入っているかもしれません。
善意であれば、
例えば、あなたのことを心配して
「こういう風にしたほうがいいよ」っていうアドバイスを
送ってくれるパターンですね。
(でもこのアドバイスが間違っているかもしれません)
悪意の例としては、
「自分の手であなたのことをコントロールしておきたい」と思っている
上司や親・先生も多いと思います。
自分たちが知らない世界に、あなたが行ってしまうのが怖いんです。
(無意識にそういう言葉を投げかけています)
あなたから見て、年齢が上、役職が上の方々が
そういった様々な言葉をあなたに投げかけられた時に、
「でもあなたの答えは間違っている」
「あなたの考えは古くさい」
と言ってしまっては、
その後、生きにくい世の中が待っているかもしれません。
なので、
特に新人の頃は、
「素直に従う」ということをしておいた方がいいと思います。
ただ、素直に従いながらも、
自分の頭で、
「自分の答え」はどこにあるのか?
本当はどんな選択をしたらいいのか?
を考える癖をつけて欲しいなぁと思います。
例えば、
上司 が「Aをしなさい」と指示した時に、
「わかりました。アドバイスありがとうございます」と言って
素直にやってもらいながらも、
頭の中では
「本当にAが今の時代に適しているのか?」
「もしかしたらBの方法もあるんじゃないか?」
というようなことを考えて欲しいと思います。
「Aをしなさい」と答えを押し付けるタイプの上司先輩ではなく
「あなたが考えた通りにやってみなさい」っていう
あなたに「やり方」や「考え方」を任せるようなタイプの
上司や先輩もいると思います。
もしそういった方と巡り合うことができたら、
精一杯、あなたの誠意や努力を見せていって欲しいと思います。
これから社会に出ていくと
いろんな方々がいて、
偉そうにしている方、
あなたに強制してくる方、
いろんな方々と出会うと思います。
そして
「答え」をあなたに押し付けてきます。
その時、意識しておいて欲しいこととして
「大人は答えを知らない」
そして
「自分の答えはどこなのか?」
です。
右も左もわからないから、素直に学んでいく、素直にやっていくという頭を持ちながらも
自分の中での「自分の答え」を探す意識を忘れないで欲しいと思います。
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社会に出る前に意識しておくべきこと2つ目:原体験を増やす
今は、「オンライン」の時代で
当たり前にスマートフォンやパソコンを使って
GoogleとかTwitterとかインスタグラムで検索をして
情報を集めていくことができますよね。
情報を集めていき、
集めた情報と情報を組み合わせて
「新しいアイディア」を作って、
世の中に価値を提供していく
これが今の仕事のやり方だと思います。
でもこの時に注意して欲しいことがあります。
「情報と情報を組み合わせて、新しいアイディアを作る」
元となっている情報は、誰でも簡単にスマートフォンで調べられる時代になったんです。
つまり調べても調べても、同じような情報に辿り着いてしまい、
そこから生まれるアイディアも似たようなものになってきてしまうんです。
これを「コモディティ化」と言います。
ちょっと難しい言葉かもしれませんが
簡単に表現すると「陳腐化」ですね。
他のものと差別化できなくなってしまって、
普通のアイディアに成り下がってしまうんです。
スマホで調べた情報だけを組み合わせていっても、
どこかで見たことがあるような「似たアイディア」しか
出てこなくなってしまうと思うんです。
そこで違いを埋めるものが何かというと「原体験」です。
「原体験」というのは、実際の経験・実際の体験ですね。
この実際の経験、原体験をしているかどうかが非常に大きな違いを生みます。
例えば
インドネシアに行ったことがない状態で、
スマートフォンでインドネシアのことを調べて
インドネシアの企画を考える人と
実際に、インドネシアに訪れて、
その町並みの雰囲気や匂いを感じたり、
現地の人々と話をしたりしながら、企画を考える人、
出てくるアイディアが大きく異なるんですね。
なので出来るだけ、原体験を増やして欲しいと思います。
例えば、「海外に行く」とか、「海外に住む」
そういった原体験を増やしていって欲しいと思います。
僕自身、アフリカで2年間ボランティアをして、
例えば、
水道や電気が不自由なところで生活をして
毎日の入浴は、広大な大地の上で、全裸になって、バケツで水を浴びる、
みたいな生活をしてきました。
民族の言葉で、会話をして、
村人たちと一緒にご飯を食べ、
一緒に問題を解決していくということをしていました。
「原体験」ですよね。
「原体験」していない人が、
どんなにスマートフォンで調べたとしても、そこには追いつかないと思うんです。
これだけ、テクノロジーが発達してくると
外に出かける必要がなくなってきてしまい、
家に居ながらでも買い物だができる、
家に居ながらでも働くことができる、
そんな時代です。
多くの人がそういった方向にシフトしてきている時代だからこそ、
「原体験を増やす」ということを強く意識してください。
この「原体験」を増やさない限り、
あなたが調べる情報が、
他の人が考えているもの、調べているものと似てきてしまて
そこから生み出されるアイディアが
あまり面白くないもの、陳腐化されたもの、コモディティ化されたものになってしまうと思います。
ぜひ、「原体験」を増やして欲しいと思います。
特に大学生の間、時間がある時に、
この原体験を増やすことを意識してください。
僕は大学生の頃、
アジアに1ヶ月バックパッカーで旅行にいったり、
ヨーロッパに1ヶ月バックパッカーで旅行にいったりしました。
その経験、本当に貴重だったなぁと思います。
この原体験を増やすという意識、ぜひ忘れないでくださいね。
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社会に出る前に意識しておくべきこと3つ目:見る目を養う
これも、オンライン時代では特に重要だと考えています。
もちろん、オンライン・オフライン問わず、「人を見る目」をつけてほしいです。
オフラインで会うと、直感が働いて、
・「この人は何か怪しいな」
・「この人何か嘘をついてるな」
って、いうのが比較的わかりやすいと思うんですが、
オンライン時代では、
人と会うことなく、その人と一緒に仕事をしたり、
人と会うことなく、その人にお金を払って教えてもらったり、
そういった事をする経験が
どんどん増えていくと思います。
その中で、世の中には一定数、
残念ながら、あなたのことを騙そうと思っている人もいるわけです。
簡単に合成や加工ができてしまう時代なので、
例えば
「私は、これだけ実績を出しています」
「私は、こんなことをしてきました」
「私は、こんなに稼いでいます」
こういったものを、
画像で証拠を見せて、あなたを信じ込ませて
「私についてきて下さい」
「私にお金を払ってください」
と言う人がいます。
その証拠画像が、本物かどうか、見分けがつかないくらい
合成や加工の技術が上がってきています。
そんな時代を生き抜く上で、大事なことは
「見る目を持っているか」だと思います。
オンラインで、ブログ記事を読んだ時、
オンラインで、動画で話している姿を見た時、
この人は信用できるのか?
この内容はどんな意図で作られているのか?
ぜひそういったことを自分の頭で考えて、
「人を見る目」を養って欲しいと思います、
オンライン時代では、
人と会うことなく、人と交流することなく、
色々な取引やお金のやり取りが発生しています。
だからこそオンラインでもオフラインでも、
「人を見る目」を養ってください。
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あなたも見られる立場です。
反対側の視点に立つと、
あなた自身も見られる立場にいます。
特に「オンライン」で見られているという意識を持ってください。
自分自身が、オンラインで、他の誰かから見られた時に
・あなたが信頼される人なのか?
・そういう風に映っているのか?
・そういう風に自分がオンラインの中で表現できているのか?
という事も考えて欲しいと思います。
実際に会って信頼してもらう、
「昔の馴染み」で、何度も会ってきたから信用できる、
というだけでなく、
オンラインで、あなたのことを知った人が、
「あなたを信頼できる」という状態をにしていくためには、
・自分はどういった情報を開示していけばいいのか?
・自分はどういったことを発信していけばいいのか?
これらをぜひ意識して欲しいです。
もちろん「オンラインですべて完結するわけではない」と思いますので
オンラインだけ合成したり、着飾ったりして、
実際に会ってみたら、
「あれ、意外とオーラないな」
「意外と疲れ切った顔してるな」
みたいに落差があると、
逆に信頼を落としてしまうこともあると思います。
なので、オンラインで飾りすぎることなく、
オンラインとオフラインの差をつけ過ぎることなく、
オフラインでもオンラインでも、信頼してもらえるような意識をしてください。
あなたが誰かを見た時、
この人を本当に信頼していいのか?
そして
周りからあなた自身を見て
「信頼できる」と思ってもらえるか?
この「見る目」と「見られている意識」をぜひ持って欲しいと思います。
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まとめ
社会に出る前に意識しておくべきこととして、3点お届けしました。
2)「原体験」を増やす
3)「見る目」を養う
これから社会に出ていく上で、
是非、これらを意識して、
・どうやって自分の人生を創っていくか?
・どうやって自分の価値を高めていくか?
・どうやって社会に貢献していくか?
・どうやって報酬を得ていくか?
を自分の頭で考えていって欲しいなぁと思います。
これからのあなたの人生は、間違いなく
これからのあなたの選択で創っていくことができます。
・あなたがどんな選択をするのか?
・日本の会社に就職するのか?
・海外の会社に就職するのか?
・独立起業するか?
・生まれ育った場所に住むのか?
・移住していくのか?
こういった無数の選択肢の中から、
これからあなたが自由に選んで決めていくことができます。
人生をあなた自身の手で創っていくために
自分の頭を使って、原体験を増やして、見る目を養って
あなたの選択の質を上げていって欲しいなぁと思います。
あなたのこれからの人生を心から応援していますね。
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