「インプット」や「知識」は、僕たちの人生を豊かにするために、不可欠なものです。
しかしながら、情報が溢れすぎているこの時代に、「頭でっかち」にならずに、
正しく知識を身につけるにはどうすればいいのでしょうか?
今日は正しいインプットの仕方、効率の良い知識の身につけ方、あなたの人生をいい方向に変化させる学び方について
順番を追って、お話したいと思います。
それでは初めていきましょう。
この記事の目次
「知識を身につける」 知識の「3つの段階」を知っていますか?
<動画でも説明をしています> 知識 その1)までを説明しています。
まずは予備知識として、「知識を身につける」3段階のお話をしたいと思います。
3段階というのは、下から「知っている」「できる」「教える(教えられる)」です。
例えば、「ブログ」を例にして考えてみましょう。
「ブログ」に関する知識を身につけようと思った時に、あなたならどんな行動をしますか?
インターネットで「ブログとは」と調べますか?
とりあえず「ブログ」を開設してみようと行動しますか?
「ブログ、あぁ知ってるよ」「インターネット上にある記事とか日記とか、そういったものでしょ」と
いうような意見は、先ほどのピラミッドの一番下にある「知っている」という段階です。
こういう人に限って、やったこともないのに、
「ブログはもう古いよね。今はYouTube、動画の時代だよね」とかって、知っている風に言うんです。
頭でっかちで、行動できないタイプだと思います。
もう一つ上のステージが「できる」という段階です。
「実際に、ブログを運営している」という状態ですね。
この「できる」という状態と、一つ下の「知っている」という状態とでは
大きな差がある、
ということを、しっかりと認識してほしいと思います。
仮に、ブログのアクセスが全くきていない、ブログで思ったような結果を出せていない、としても、
ブログの名前を決めて、書き始めて、一般的に公開している、というだけで、
インターネットや本などで調べて、ただ「知っている」という状態の人とは、大きな違いがあります。
そして、その上が、「教える(教えられる)」というステージですね。
例えば、ブログを運営している人から、
「どうやってSEOで検索順位をあげればいいんでしょうか?」
「突然ブログの画面が真っ黒になって、どうやらプラグインの不具合があるようなんですが
どうしたらいいんでしょうか?」
こういった質問を受けた時に、適切にアドバイスできるというのが「教える(教えられる)」というステージですね。
先ほどの「できる」というステージと、この「教える」というステージにも、
また大きな違いがあるんです。これも認識してほしいと思います。
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「知識を身につける」その1)3段階の逆から攻める
さて、予備知識を理解してもらった上で、ここからもう一つ前に進んでいきたいと思います。
あなたがインプットしたい、知識を身につけたい、と考えた際に、
「3段階の、どのレベルを手に入れたいか」というのをまず先に決めることが大事です。
知識として、知っている状態でいいのか?
できる状態になりたいのか、それとも教えられる状態になりたいのか?
これを先に決めることが大事だと思っています。
頭の中だけで「知っている」という状態だけでいいのか、
「知識を身につける」という名前の通り、自分で身につけて「できる」状態になりたいのか、
さらには、他の人にも教えられるような状態になりたいのか。これを先に決めることがポイントだと思います。
そして、それを決めた上で、
では、「何からやるか」ですが、「できるだけ上の段階からやる」というのが、僕はいいと思います。
普通に考えたら、下からですよね。一番下からコツコツと、、、こんな感じでいくと思うんです。
・まずは学んで、知っている状態になる
・そして、やってみて、できる状態になる
・その上で、教えられる状態になる
これが一般的なイメージだと思うんですが、これでは、時間がかかりすぎてしまうんです。
あと「頭でっかち」になってしまうことも多いんです。
日本の「英語教育」は、まさしくこれだなぁと思うんですが、
一番下の「知っている」という状態に、6年とか10年とかかけます。
中高大と10年間英語を勉強してきたのに、
就職して、海外出張でビジネス商談ができるかと問われると、ほとんどの方ができないんです。
10年もかけたのに、「できる」とは程遠い状態です。
それなのに、文法とかはやたらと詳しくて、「頭でっかち」なんです。
なので、攻略法を、「下から」ではなく、「上から」取り組んでみてほしいと思います。
理想は、いきなり「誰かに教える」ことです。
例えば、あなたが他の分野で実績を出していれば、
あなたの知識が深くなくても、あなたから学びたいという人は集まってくると思います。
また、初めから誰かに教える目的で、知識をインプットすると、成長スピードは劇的に高まります。
ただ、これは、難易度が高めなので、現実的には、真ん中の段階の「できる」から入ってもらって、
「まずやってみる」というのを意識してもらうといいと思います。
「知識を身につける」には、「まずやる」
このルールを体に染み込ませてもらいたいと思います。
「知っている」と「できる」には、大きな差があります。
先ほどの「英語」の例で言うと、
有名大学卒業の「頭でっかち」な人が、現場では恥ずかしがって、あまり英語を喋らず、
英語の知識が不足している人が、「勢い」で英語を喋って、商談ができるようになる、、、というケースが結構あります。
時間やお金をたくさんかけて、知識を身につけた結果、
「頭でっかち」になって、一歩を踏み出すことが怖くなってしまうケースがあるんです。
(失敗したくない、恥をかきたくない、って学べば学ぶほど、変なプライドが出ちゃうんです。)
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インプットをしたければ、アウトプットから
「知識を身につける(インプット)」を望むのであれば、
「まずやってみる(アウトプット)」を意識してください、
「知識がないうちでも、まずやってみる」ということが大事です。
まずやる、やらないと身につかないんです。
これは僕も自分自身に、肝に命じていますし、
これを読んでくださっているあなたにも強く意識してほしいと思います。
やらないと身につかないし、やらないと意味がないんです。
頭だけで、わかった気持ちになっていないか?自分の手で、自分の足で動いたか?
これをちゃんと考えてください。
僕はこの「経験」というのを非常に重んじています。
アフリカで2年間ボランティア、香港で3年間働き、今は家族で石垣島に住んでいます。
本を書いたり、YouTubeやPodcast、クラウドファンディングをやったり、
とにかく経験を増やすように行動しています。
これが財産になります。
行動をすることによって、知識が身につきます。
何も行動しないで、貯金だけ貯めていても、身につかないんです。ぜひ行動しましょう。
僕は今まで多くの方に、「行動が大事」と伝えてきました。
でも多くの方がやらないんです。
アドバイスを受けても、やらない人がめちゃくちゃ多い、これは反対に捉えればチャンスです。
行動できたら一歩抜きん出るんです。
とにかくやる、今日やる、今やる、ということを意識してください。
それが知識を身につける方法だと思います。
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「知識を身につける」その2) 目的を持って学んでいますか?
<動画でも説明しています>知識 その2)その3)を説明しています。
「まずやってみる」「行動が大事」という話をしましたが、
とはいっても、「何からやるの?」「何をやるの?」というのがわからず、立ち止まってしまう人も多いと思います。
そんな時に考えてほしいのは、「目的を持って学ぶ」ということです。
僕は、高校生の時、英語がすごく苦手でした。めちゃくちゃ苦手でした。
小6の時に大学付属学校に入学してしまったので、
受験がなく、
英語を勉強する必要性がなかったんです。
どのくらい苦手だったかというと、Fire(火・ファイヤー)が読めなくて、フィレ肉だと思っていました。
で、高3の時にちょっと思ったんですね。
英語は苦手、今からやってもダメだな。
だったら、他の人がやっていない、フランス語を真剣に勉強しよう
と思ったんです。
真剣に勉強して、大学1年になったら、
フランスに旅行に行って、
フランス語で注文したり、ツアーの予約をしたりしようって思ったんです。
そして勉強を始めました。結果、このフランス語は当時ぐんぐん伸びました。
これが目的を持って始めるということです。
英語は、目的を持たずに、ただ学校から押し付けで、「英語の勉強をしなさい」って言われて
勉強を強制されていたんです。やる気が起きなくて当然です。
当時は、周りに英語を話す人もいないし、
そもそも英語を教えている先生が、あまりうまく英語を話せてなくて、
帰国子女の同級生からバカにされたりとかしてて、
なんで英語勉強する必要があるの?って思ってたから、やらなかったんです。
「英語がダメなら、違う言語をやってみよう」
「1年後にフランスに旅行にいこう」って
高3の時フランス語の勉強を始めました。
実際に、大学1年生の時、友人とアルバイトしてお金を貯めて、
1ヶ月間ヨーロッパをバックパッカーで貧乏旅行する、というのをやらせてもらって
フランス語がフランス人に伝わる、という感動を覚えたんですね。
これが目的を持って始めるということです。
この目的があると、「学ぶこと」「必要な知識」が明確になるんです。
僕の目的を考えると、フランス旅行でフランス語が話せればいいわけですから、
別にフランス語の「星の王子様」とかを読んで、文章を理解する必要とかはなかったんです。
目的が明確になれば、学ぶことの取捨選択ができるんです。
使わない動詞とか名詞を覚える必要なんてないんです。優先順位が低いんです。
これによって、時間がかなり省略されます。
「目的を持って始める」を意識してください。
「知識を身につける」その3)「まずやってみる」はさらに早い
先ほどご紹介した「フランス語の覚え方」は、実は、こちらのピラミッドの一番下の段階から入っています。
まずは1年間学んで、「知っている」という状態を経て、(もちろん知識のレベルは非常に浅いですが)
そして、一段階上にあげて「できる」 フランスに旅行に行って、宿をとったり、チケットを買ったりして、
できるという状態を味わったわけです。(この「できる」レベルも非常に浅いですが)
英語を、何の目的もなしに、数年間勉強するよりは、
目的を持って明確に学んだ方が早いし、成長スピードもグンと上がりました。
でも、やっぱりオススメは「まずやってみる」なんですね。
僕は、先ほどお伝えしたように、「英語が苦手でした」。。。
それでも27歳の時に、アフリカに2年間飛び込みました。
現地はチェワ語という民族の言葉と英語がセットで使われるような場所でした。
民族語を英語で学んで、それをしながら、同時に英語も学んでいきました。
現地で生き抜いていくために、民族語と英語を身につけることは必須でした。
そして、仕事では、主に英語が求められました。(当然ですが、日本語は全く通じません)
例えば学校の授業で、子どもたちの前で英語で授業をしたり
大勢の村人の前で、スピーチをしたり、大使の就任パーティでスピーチをしたり、
1000人集まるイベントで司会をしたり、まさしく「まずやってみる」という状態でした。
必死でした。授業・スピーチ・イベントなど前日は本気でカンペを作ったり、質疑応答のシミュレーションをしたりしていました。
必死に学んで、必死に実践です。これがすごく伸びます。
僕は、文法とかよくわかりませんし、単語もよくわかりませんが、以前受けたTOEICは855点でした。
これが、圧倒的なスピードで、知識を身につける方法だと思うんです。
10年間日本で、学校で英語を学んできた人より、
2年間海外で、英語を使ってサバイバルをした方が、「できる」という実感をしています。
机に向かって勉強して、文法を理解して、単語を覚えて、これは「知っている」のステージでの学びです。
(アフリカのバスケットボールの試合で、チームメンバーに作戦を伝えている時の写真です)
アフリカに突然飛び込んで、
日常的に、生徒の前で英語の授業をしたり、大勢の人々の前で、英語でスピーチをしたりというのは、
「できる」(まずやってみる)のステージでの学びです。
こっちの方が圧倒的に早いし、圧倒的に身につくんです。
アフリカに住んで、先生として、スピーカーとして、司会者として、
授業したり、講演したり、という目的があって、必死に、必要な単語とか文を覚えたんです。
知識を身に付けたいと思った時には
その知識を身につけて、何をするのか?どうなりたいのか?何が目的なのか?というのをはっきりさせて、
その上で、勇気を持って「できる」(まずやってみる)というステージに飛び込んでほしいと思います。
「知識を身につける」その4)主体的にやる
<動画でも説明しています>知識 その4)その5)を説明しています。
多くの場合、僕たちは「学ぶ」というものを主体的にやってきていません。
子どもの頃から「学び」は受動的、受け身でやってきています。
学校がある、宿題がある、試験がある、誰かが用意した関門があって、それを乗り越えるために、
イヤイヤながら、受け身で学んできているんです。
これでは、なかなか知識は身につきません。
受動的ではなく、反対の「主体的に学ぶ」ということを意識してほしいと思います。
「自分で決めて、学ぶ」ということですね。
「あなたが勉強する目的はなんのか?」というのを考えてもらって、
この目的に向かって、自分には知識が足りていないから、その知識が必要だから学ぶんだ、
ということを明確にしてほしいと思います。
その際には、深掘りして、以下の2つをさらに考えてほしいと思います。
それが手に入ると、その目的が達成されると、
どんな幸せ・どんな喜び・どんな豊かさ・どんな自由・どんな安心が手に入るのでしょうか?2)恐れ
それを手に入れないと、その目的が達成されないと、
どんな不幸せ・どんなイヤなこと・どんな恐怖・どんな不安があなたを襲うのでしょうか?
こういう状態を手に入れるために、こういう状態から逃れるために、
というのを明確にすることによって、あなたの「よし、やろう」という気持ちが高まってきます。
この感情があなたの行動力・知識吸収力に大きな作用をもたらします。
「これをやるんだ」、「絶対やるんだ」「人生を変えるんだ」という
決意・決断・コミットが、あなたの中のスイッチをオンにしてくれます。
関連記事▶︎自分を信じる、自分を認める、この2つで、人生の可能性はグングン広がる
「知識を身につける」その5)一つに絞る 一人に絞る
気持ちが固まったら、「まずやる」を早速、始めてもらいたいのですが、
「何も知らない」「何もわからない」という状態では、なかなか進まないので、
やはり、やりながら学んでいくというのが大切だと思います。
ただ、その時に、注意していただきたいのが、「世の中には情報が溢れすぎている」ということです。
たくさん情報があることによって安心できる、かもしれませんが、
反対に情報がありすぎてしまうことによって、僕たちは適切に処理ができず、
混乱してしまったり、意識が分散してしまったり、、、という状態になりがちです。
そんな時に意識してほしいのが、「一つに絞る 一人に絞る」です。
具体的にいうと、学ぶ教材や参考書を一つに絞る、もしくは、学ぶ人を一人に絞る、ということです。
そして、一つもしくは一人に絞ったら、
期限を決めて、そこから100%学ぶということをやってほしいんです。
あなたが何か新しい知識を身に付けようとして、壁にぶつかり、誰かに相談しても、
その時に、あなたにやってくる意見やアドバイスというのは、人によって異なります。
そうすると、「私は何をすればいいの?」「私は何を信じればいいの?」という混乱状態になってしまいます。
参考書が多すぎても、何から手をつけていいかわからず、悩んでいる間に、時間が過ぎてしまったり、、、
だから、一つに絞る 一人に絞るというのを意識してみてください。
その人、その本、その教材、に関しては、
100%学ぶ、全て目を通す、全て自分の地肉に変える、
という強い気持ちを持って取り組むことで、ブレや甘えがなくなります。・
新しい分野に対する学びは、よくわからないことが多く、
教わる人のアドバイスが、時に自分には理解できなかったり、不快だったり、不都合だったりします。
でも、この人から教わる、と決めたら、そこを疑っていては、時間がもったいないです。
「守・破・離」の「守」のステージだと思って、期限を決めて、
その期間に関しては、「守」を忠実にやるのが、いいと思います。
最後に
「インプット」「知識を身につける」というテーマでお話をしてきました。
あなたの感情とどう結びつけ、あなたの行動とどう結びつけ、知識をあなたの体の中に染み込ませていくのか?
というのを僕の経験を交えながら、お話させていただきました。
知識があるかどうかで、あなたの判断が変わります。
判断が変われば、当然ですが、人生が変わります。
素敵な人生にしていくのであれば、今以上の知識を身につけていくことは不可欠です。
ぜひ主体的に学び、主体的にあなたの人生を作っていきましょう。
最後にメッセージを一つお届けしますね
未来は、絶対に変えられる
いや、
未来を絶対に変える
そんな気持ちを持って進みましょう。
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