こんなに世の中が発展し、豊かになったのに、どうして僕たちは息苦しい人生を送っているのでしょうか?
「もっともっと」とお尻を叩かれ、
「上へ 上へ」「前へ 前へ」と進むように指示されます。
本当にそんなに急ぐ必要があるんでしょうか?
本当にその道をもっと進む必要があるのでしょうか?
今日は「足るを知る」という名言を再度考えつつ、
競争社会に長く揉まれ、道を見失いつつある僕らが大事にしたい
「足るを知る」新3か条についてお話をしていきたいと思います。
この記事の目次
「足るを知る」とは
元をたどると、「足るを知る者は富む」という「老子」の言葉のようです。
「足る」というのは、「満足」という言葉を想像してもらうとわかりやすいかもしれないですね。
今の生活や人生に「満足する」「満たされていると感じる」者は富んでいきますよ、
っていう風に解釈されていると思います。
「もっと性能がいいもの」
「もっと新しいもの」
と行った感じで、答えを外に求めるのではなく、
自分の内面と向き合って、
現状を満足して、幸せを感じましょう、という風に解釈できるかと思います。
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「足るを知る」の現在の使われ方
現在では、「足るを知る」は、「身の程をわきまえろ」「高望みをするな」みたいな
戒めの言葉に使われる機会が多いと思います。
自分の内側と向き合って、「足るを知る」という自分自身に対しての内省の言葉ではなく、
自分の外側に対して、他人に向けて「足るを知りなさい」という戒めの言葉に使われてしまっているような気がします。
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「足るを知る」ということは動きを止めていいの?
「足るを知る」という言葉を、「現状に満足をする」という風に捉え、
未来の成長に向けた行動をするのではなく、
動きを止めて、現状維持をするのが一番と思われてしまうかもしれません。
でも僕はそれでは、ダメだと思っています。
現状を維持することなんて無理だと思っています。
動かない水は淀んでいきます。
僕たちは歩み続けなければいけないと思っています。
それでは、
「足るを知らない」方がいいんじゃないの?という考え方もでてくると思います。
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僕が考える「足るを知る」とは
僕が考える「足るを知る」というのは、「己を知る」ということだと思います。
答えを外側に向けるのではなく、現状に満足して動きを止めるのでもなく、
自分自身の内側と向き合って、己を知っていき、
自分自身の「足」で立って、自分自身が進みたい方向に、ゆっくりと進んでいくことだと思っています。
この後、もう少し詳しくお伝えしますね。
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競争社会に疲れた僕らのための「足るを知る」新3か条
競争社会にどっぷりつかった僕たちが、「足る知る」という言葉から、改めて学びたい3つのポイントについて、
僕なりにまとめてみました。何かの気づきになれば幸いです。
1)満足を知る ー 今を楽しく生きる
今あなたは幸せですか?
もし今幸せでないとしたら、いつ幸せになるんですか?
あなたの幸せは老後までお預けですか?
今を生きてほしいんです。今ある幸せを感じて欲しいんです。
これが、「足るを知る」、「満足を知る」ということですね。
今日は歯を食いしばってがんばろう、
次の休みまでは、つらいけど、なんとか乗り越えよう、
ではなく、できるだけ「今を楽しむようにしてみてください。」
僕の楽しく生きる3つのルール、1つ目のEnjoy Everydayはここから来ています。
詳しくは次の記事をご覧ください。
関連記事▶︎楽しく生きる方法 人生を変えるたった3つの習慣
2)「あなたの足を知る」–歩いていきたい方向を知る
今の幸せを感じてもらった上で、
次は、「あなたの理想の状態」「あなたの理想の未来」をイメージして欲しいと思います。
あなたの「足」で歩んで生きたい道をイメージして欲しいです。
今までの人生も、これからの人生も、あなたの足で一歩ずつ歩いていきます。
あなたの歩いていきたい人生、方向を明確にすることが、あなたの人生をより豊かなものにしてくれます。
「足るを知る」あなたの足で歩いていく方向を知って行ってくださいね。
あなたの人生はあなた自身が決めて、あなた自身が進んでいくものです。
誰か別の人のものではありません。
あなた自身の人生です。
どの方向に進んでいきたいかをあなた自身の手で決めて、明確にして行ってくださいね。
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3)「あなたの足で立つ」–振り回されない
「あなたの理想」を思い描き、その理想に向かって、一歩ずつ足を踏み出そうとした時、
残念ながら多くの人があなたを振り回そうとします。
それは、別の道への誘惑だったり、
あなたの可能性を否定する言葉だったり、
新しい道へ進むあなたを心配する声だったり
そんな時に意識して欲しいのが、
自分の「足」で立つ、自立するということです。
地に足がつかず、ふわふわした状態では、
いくら「理想の人生」を描いても、そこに向かって進む間に右往左往してしまいますよね。
なので3つ目のポイントは、「自分の足で立つ」ということです。
強い覚悟や意志を持って、地面に足をしっかりとつけて、立ってください。
そのためには、
ノートにあなたの進みたい方向を書いて、定期的に見直す、
日々の生活に深呼吸や瞑想などを取り入れて、自分自身の気持ちや心をコントロールする、
のが効果的だと思います。
関連記事▶︎自分がない人のための、振り回されない自分軸を作る7つのステップ
最後に
いかがだったでしょうか?
「足るを知る」という言葉を、他人の批判に使ったり、現状維持の言い訳に使ったりするのではなく、
しっかりとあなた自身の人生が良い方向に進むように、使っていただければと思いこの記事を書かせていただきました。
言葉をどのように解釈するかは、人それぞれの自由だと思います。
せっかくなので、僕たちにとってよい影響を及ぼすような解釈をした方がいいのかなぁと
僕は思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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