あなたはなぜTOEICを勉強していますか?目的がなくTOEICを勉強している人が多すぎると思います。
英語とはコミュニケーションする言語の一つです。
その英語力を図る一つの試験がTOEICです。日本では、企業を中心にTOEICを、スタッフの英語力を図る指標として用いてます。今日はTOEICや英語を勉強する前に、あなたが考えておくべきことについて一緒に見ていきましょう。
あなたはなぜTOEICの勉強をしますか?
あなたは、なぜTOEICを勉強するのでしょうか?
一度目的を明確にしませんか?
大きく2つのパターンに分かれると思います。
①目的先行型
「XXな目的で、英語力を伸ばしたい、その時、自分の英語力が伸びているかどうかの指標として、TOEICを定期的に受ける」
例えば、「海外で英語を使って働きたい」、「外国の友達が欲しい」、「不自由なく海外旅行を楽しみたい」などが目的に当たると思います。
健全に、英語を身に付けたいというタイプですね。
このタイプが英語を勉強したいと思い、本屋でTOEICのコーナーで立ち止まり、
TOEIC対策本を買って、家に帰ります。
なかなか長続きしません。むしろこれでTOEICが長続きする人ってむしろ珍しいと思います。
長続きしたい人は、以下も併せてご覧ください。
関連記事▶︎やる気スイッチを押して、やる気が出ない状態から抜け出す7つの方法
②点数先行型
「TOEICの点数をあげることが先行している(人によっては英語力を身につける目的を見失っている)」
意外と多いのがこのパターンです。
職場でTOEICの点数が高いと、評価が上がる、給料が上がる。
周りが受けているから自分も受ける、点数が一つのステータスになる、などなど
実は本来の目的を見失って、TOEICの点数を上げようとしている人も多いです。
ただ「単純にTOEICの点数を上げたい」、「目的がすでに明確だ」という方は、以下の記事を御覧ください。
関連記事▶︎必ず上がる! TOEICの点数を劇的にアップする24の手順
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英語はコミュニケーションツールです
どちらかというと僕は、今までいわゆる英語の勉強というものはほとんどしてきていません。
ぼくは、そもそも英語は勉強だとは思っていなかったです。
実は受験もしていないのでまったく英語は勉強していないです。。。
学生時代は、周りに外国人がいなかったので、英語の勉強をする意味なんてないと思っていました。
英語はコミュニケーションツールだから、机に向かって勉強するものではないと昔から思っていました。
そんな僕が、数年前にTOEICを受けた時は、855点でした。
その後、海外に拠点をおいて数年働いているので、だいぶ英語力が伸びたと思います。
この点数は、一般的な日本人からすれば高いほうだと思います。
その一方で、語彙力の無料チェックをとあるサイトで行ったところ「語彙力は4000~5000」の間くらいでした。
そのサイトが診断する僕のTOEIC予測点数は510点。実際の点数とは345点も離れています。。。
そんなもんです。(笑)
でも僕のこと「英語ができない」という評価をする日本人はあまりいないと思います。
じゃぁ、僕は何をやったのでしょうか?
27歳のときから、アフリカで2年間生活しました。
それだけです。
それまで、英語は一番苦手な科目です。だって勉強していないから。
正直、高3で、Paperも読めなかったです。
ペーパーと言わればわかるけど、綴りではパーペアとしかよめず、さっぱりわかりませんでした。
そんな僕もアフリカ生活2年間で、TOEICは855点まで行きました。
アフリカ行くまで「現在完了形」も分からなかったです。
現在なの?過去なの?何なんだまったく!とおもってました
ただ、2年間生活をしました。もちろん普通に生活しただけではなく、
空いている時間があれば、ラジオで英語を聞こうとしましたし、できるだけ人と話す機会を増やそうとしていました。
英語はコミュニケーションですからね。
イギリス人の中学生高校生程度が使うであろう英語の教科書(彼らでいうところの国語の教科書)を1冊持って行きました。(コツコツやるのは苦手なタイプなので、2年間かけて、1/3も出来なかったですが、、、)
そんな僕も今では、毎日英語でビジネスをしています。
もちろん先ほどのサイトで、語彙数4000~5000の僕には、わからない言葉がたまに出てきます。
ただ、たまにです。その時は、相手に意味を聞きます。
そして、もちろん忘れます。
でもその次に出てきて、もう一回人に聞いたら、思い出します。
「この前もこの単語聞いたなぁ」とそうしたら大体覚えているものです(笑)
みなさんに聞きたいです。
TOEICの点数が高いのと、世界中の人々と英語で話せるのとどっちが重要ですか?
TOEIC800点くらいの日本人を英語の会議やプレゼンに呼んでも、慣れていない人は恥ずかしくて、話せないです
そんな姿を見て、「英語の勉強」ってなんだろうと今でも思います。
ちなみに英語のプレゼンについては、こちらを見てください
関連記事▶︎はじめての英語プレゼン完全対策、すぐに使える厳選フレーズ集付き
おそらく、多数の人は、日本における「英語ビジネス」に踊らされてると思います。
化粧品とかと一緒です。利益率高いビジネスなんです。きっと。
だから、英語を勉強しなさい!そのためにこの教材を買った方がいいよ!
というビジネスに日本全体が踊らされているんだと思います。そこが不幸です。
英語の勉強が不要だと言っているわけではないです。
勉強した後に、描いているゴールを疑っています。
あなたが設定したゴールがあって、そこに到達していないから、ギャップを埋めるために勉強するのは大賛成です。
なぜあなたは英語の勉強をしますか?
みなさんに質問です
なぜ英語の勉強をするのですか?
なぜTOEICの試験を受けるのですか?
英語を身につけて、やりたいことはありますか?
あなたの人生の時間は有限です。
英語の勉強に6年間かけて、必死に単語を覚えて、何がしたいですか
その単語を使うときを想定していますか?
関連記事▶︎英語の勉強法を検索する前に知ってほしい7つのこと
ということで、今一度、ゴールを設定しましょう。
そのゴールに向かって、やるべきことを決めましょう
ぼくの場合は、アフリカでボランティアをしたかったので、その国に行きました。
生活するためのコミュニケーションの一つとして必要だったので英語を身につけました。
生きるために必死です。彼らの生活を手伝うために必死です。
ぼくはTOEICのスコアを見ると、リスニングと長文読解はほぼ満点です
ただ、文法と語彙はほとんどとれてません。。。
それでも国際会議で発表しても、僕のことを笑う人はいません。
もちろんまだまだぼくは英語力を伸ばしていきたいです。
ただ、TOEICの点数を伸ばすくらいなら、
スタッフのモチベーションを上げるビジョンを描く、英語の話し方をもっと身につけていきたいです。
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英語を勉強する目的を整理しよう
一度あなたがなぜ英語を勉強するのかを整理しましょう
1)ゴールを明確にしよう
なぜあなたにとって英語が必要なのですか?
2)そのゴールに必要な英語力を知ろう
1)のゴールをやっている人と知り合いになれるチャンスはないですか?
ブログやSNSでもいいので探してみましょう。
ぼくのツイッターやFacebookからコンタクトしてくれてもかまいません。
3)そのゴールまで達成する道のりを想像しよう
行き方はどうしますか?どのくらいで行きますか?
例えば水泳を泳ぎたいと思って、水泳の本を一生懸命読んでいても
泳げるようになんかなりませんよ。
別の観点から、少し補足します
1)英語がしゃべれると、世界の1/4の人と話せます。
世界が広がります。広げたい方は、ぜひ身につけた方がいいと思います
2)英語がしゃべれたとしても、あなたはあなたです。
何語をしゃべるかよりも、何をどう喋るかの方が重要です
‘中身’と’伝え方’です。
海外の人からみれば、英語はしゃべれてあたりまえです。
その上で、「何をどう喋るか」です
3)英語の勉強を何時間机の前でしますか?
仮に会社員22歳で、毎日英語を2時間勉強したとします
習得に1万時間かかるとしたら、何年かかりますか?
約14年 36歳です。毎日2時間やって14年ですよ。
そんな時間かけて、海外でもともと喋れる人と渡り合わなければいけないんです。
4)実際に使ったほうが習得が早いです
ぼくはできるだけ早く、生きた英語を身につけることをオススメします。
例えば以下のようなやり方はどうでしょうか
- 海外で生活する方法がないか探す
- 海外の人と友達になる方法を探す 今ならWEBでいくらでもつながれますよね。
- スカイプ英会話等で安く勉強する方法を探す。
- 家族等の協力者をえて、普段の生活で、英語だけという時間を作る
とにかく恥ずかしい思いをしないと、身につきません。
水泳、自転車、逆上がり、日本語、はしの使い方
今までいろんなスキルを身につけてきましたよね
その時やったことは、「実践あるのみ」じゃなかったですか?
関連記事▶︎海外で働くには?日本人のための日本脱出計画
ポイントは楽しく身につけていくということです!
例えばですが、
「Is this a pen?」と中学で習うと思うのですが、
「これはペンですか?」なんて日常生活で使いますか?
当たり前でしょう。見たらわかるでしょう。ペンですよ。(笑)
誤解しないで欲しいのですが、TOEICテスト受験自体を否定していません。
僕がTOEICを受けたのも海外駐在のチャンスを得るためです。
ゴールがあった上で、公的証明書を出す必要があるのであれば
効率的にTOEICは攻略した方がいいと思います。
英語を身につけることであなたの人生が楽しくなるなら、ぼくは大歓迎、めっちゃ応援します。
一緒に頑張りましょう!