ABOUTこの記事をかいた人
Mao
作家、コンサルタント
全国学校図書館協議会「選定図書」・アフリカ支援「絵本」・Amazonランキング延べ66部門1位
アフリカ２年 ⇨ 香港３年 ⇨石垣島５年目
旅に出たい！！って思ってますか？
旅っていいですよね。僕も大好きで、今までいろんなところに行きました。
その旅の思い出に触れながら、旅に出る理由をご紹介します。
くるりさんの「僕が旅に出る理由は、だいたい１００個くらいあって」（ハイウェイ）の
１０分の１くらいの分量ですので、お付き合いください。
１.若いうちしかできないことがある！
大学生１年生の時に、アルバイトをして貯めたお金で、ヨーロッパに１ヶ月旅行に行きました。
飛行機代、宿泊代、食事代などなどすべて込みで30万円の予算でした。
一番安い、真冬の時期に、友達と３人で、バックを背負って、ユーロレールパスを買って、
イギリスから、フランス、スイス、スペイン、イタリアと回りました。
お金が本当になくって、公園でパンを食べ、
遠くベルサイユ宮殿に行ったのに、入場料が払えず中に入れなかったのを思い出します。
英語もほとんど話せなかったけど、若いうちしかできない、
自由気ままに、友達と長期間の旅に出て、本当に良かったと思います。
若くて旅に出るか悩んでいる人へ！ ぜひ行ってみましょう！！
若いうちしかできないことがあるんです。
２.自分が知らない世界を知ることができる
大学４年生の卒業旅行として、また友達とアジアに１ヶ月旅行へ行きました。
この時の予算は、飛行機代、宿泊代、食事代などをすべて込みで１５万円でした。
タイ、カンボジア、ラオスを回りました。
この時に、ダイビングのライセンスも取得しました。
これにより、その後いろんな海で気軽に潜ることができました。
バンコクでムエタイの試合を見たときに、
小学１年生くらいの子どもが、ジュースを売りに来ているのを見て、
初めてこういう世界があるんだなぁと知ることができました。
日本にいるだけではわからない世界をいろいろと知ることができました。
３.一人の時間を見つめ直すことができる。
社会人になって、中古車を買って、一人で温泉宿に泊まりにいきました。
予算は数万円ですね。
一人で温泉に入って、和室で、ゆっくりとした気持ちになって、
人生を振り返ったり、これからの人生をデザインする時間を取ることができました。
いつもと違うところへ行って、一人の時間を作って、人生と向き合うというのはとても大切です。
４.移動距離が人生を豊かにするから
社会人もしばらく経ってくると、自分の属している世界の狭さや、成長のスピードが遅くなっていることを感じ、アフリカへ２年間出かけることにしました。
直通飛行機は存在しておらず、日本から香港、香港から南アフリカ、そして、南アフリカかマラウイへと乗り継いで、やっと到着しました。
そこは、平均年収が３万円と言われている国でした。
ここで２年間生活する中で、僕は様々な体験をして、
人生が豊かになっていくのを感じました。
５.傍観者では成長しないから
テレビを見ているだけで、わかった気になっていませんか？
インターネットを検索しただけで、理解した気になっていませんか？
僕はアフリカに住んでいるときに、野生のライオンと出会ったことがあります。
僕とライオンとの間には、当然ガラス板は無く、
彼がお腹が空いたと思えば、僕は一瞬で殺されていたと思います。
今まで動物園で見たことがあるライオンの目とは違って、
目があっただけで、死ぬと思いました。心臓がバクバクしました。
インド洋を潜った時に、マンタの群れと出会い、あまりの大きな体が超接近して、
すこしでもぶつかったら死ぬなぁと思ったことがあります。
こういう話をすると、「テレビで見たことがある」というようなコメントをもらいます。
自分も知っているよ、わかるよ、という感覚なのかもしれません。
でもこういうのって、実際に体験しないと、わからないと思います。
ぜひ傍観者ではなく、自分の人生の主人公として、生きてみてください。
「肌の色が違う人を見たことがない」というアフリカの奥地の村に
一人で訪れたことがありますが、神様を迎え入れるかのような、もてなしでした。
それでも、無事に帰ってこれました。
意外と人生なんとかなるもんです。
６.思いもよらない経験ができるから
アフリカのマラウイに滞在している間に、いろんな旅にでました。
行き先は、ザンビア、モザンビーク、ウガンダなど。
ザンビアでは、「死んでも文句を言わない」とサインをして、川下りに参加したり、
ウガンダでは、「水不足の国でも育つ稲作技術」を学んだりしました。
これらのことは、僕が前々から意図してやりたかったことではありません。
たまたま、巡り合わせで、僕の目の前にカードがやってきた感じです。
こういうことから逃げずに積極的に取り組むことで、可能性の幅がどんどんと広がっていくのを感じます。だから、やっぱり旅はとてもいいんです。
７.自分の国を知ることができるから
僕がアフリカで生活をしているころ、活動の一つとして、小学校と中学校の先生をやっていました。
そうすると、大人、子どもから様々な質問を受けます。
-日本人の宗教は？
-日本の歴史は？
-一般的な日本人はどんな生活を送っているのか？
-日本人は幸せなのか？
知らないことも多く、いろいろと調べて、彼らに丁寧な説明をしました。
外に出て初めてわかる、日本のいいところ、わるいところっていっぱいあります。
あなたが今住んでいるところが、本当にあなたにとってベストなのかを知るためにも、
外に出てみましょう。
８.自分の人生に取り入れることができるから
その後、家族とともに、生活拠点を香港に移し、そこから様々な国に行きました。
タイ、ベトナム、カンボジア、シンガポール、マレーシア、インドネシアなどに訪れました。
そこで各国に住む人たちと話をし、素敵なところ、誇りに感じるところや、悩みなどを語り合いました。そして彼らの人生の相談に乗りつつも、彼らの国の良いところを取り入れて、
もっともっと素晴らしい人生にしていくにはどうしたらいいのか、
ということを考えることができます。
いろんな国に実際に訪れて、自分の肌で感じて、自分の目で見て、自分の耳で聞いて、
そうすると、どんどんと選択肢が広がっていくのを、感じます。
Airbnbって知ってますか？
ホテルとは違った滞在の仕方を楽しめるサービスです。
泊まる側だけでなく、泊める側になることも簡単にできます。
僕らの家族も、香港やインドネシアなどで、Airbnbを利用しました。
ぶっちゃけめちゃくちゃいいです。
安くて、その割に素敵な滞在が楽しめます。
９.自分の小ささを知ることができるから
最近、モンゴルに行きました。
妻と４歳と１歳の子どもと４人でモンゴルに行きました。久しぶりにバックパックを背負いました。
広大な土地に、数千頭規模の馬や牛を見て、
高原の上のゲルに泊まって大地を見下ろして、自分の小ささを改めて実感しました。
まだまだ知らないことはいっぱいある、
まだまだ行っていないところもいっぱいある、
もっともっと成長しよう
もっともっと貢献しよう
と改めて思うことができました。
こういう刺激を与えてくれるのって、旅の醍醐味だと思います。
１０.やっぱり旅が好きだから
最後はやっぱりこれですね。
今を楽しむしかないです。時間を取り戻すことはできないんです。
後で後悔しないように、今行きたいところに、どんどん行きたいんです。
次はモルディブに行ってきます！
やっぱり旅が好きなんです。みなさんも旅が好きなら、どんどん出かけましょう。
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