
(2019年1月20日更新)
あなたは、青年海外協力隊というのをご存知ですか?
青年海外協力隊とは、政府開発援助 (通称ODA)の一環として、
外務省管轄の、独立行政法人国際協力機構 (JICA) が実施する海外ボランティア派遣制度のことです。
ぼくは2007年(当時27歳)から、2年間、青年海外協力隊として、アフリカのとある国に派遣されていました。
民族の言葉を覚えたり、水を汲みに行ったりと、想像もつかない日々を過ごしながら、
様々なプロジェクトを立ち上げて、現地の人たちと成長し合う素敵な2年間を過ごしました。
僕が突然、青年海外協力隊に行った理由
会社員3年目も後半に差し掛かっていたある日、学生時代の友人と二人で新橋でお酒を飲んでいました。
と、僕は、ビール片手に話していました。
友人、一言言います。
。
。
。
「アフリカ!!」
「なんか面白そう!」
「行ってみるか!!」
帰ってすぐにインターネットで検索しました。
そうしたら、「青年海外協力隊」の応募受付中でした。
夜11時くらいだったと思います。
急いで、そのまま、某取締役にお電話しました。
(今思えば非常識きわまりないですね。。。)
受かったら会社辞めることになると思います。」
そして、早速、健康診断を受け、必要書類を揃えて、面接会場に向かいました。
僕は、当時20倍くらい倍率のある「青少年活動」という職種を選びました。
青年海外協力隊には、120種くらいの職種があるらしいですが、
なんの資格も持っていない、経験もしていない僕が選べる職種は非常に少なく、
自分の興味と合致し、かつ受けられる条件が整っているのが、この「青少年活動」という職種でした。
同僚からも、「20倍の倍率なら受かりっこない」だろうということで、
安心して(?)受けることになりました。
面接で聞かれました。
正直に話しすぎて、返答に困る面接官
すこし沈黙が続く、、、
とフォロー、、、
その結果、郵送で、受験結果が送られてきました
「合格いたしました。あなたの派遣国はマラウイです」
え、マラウイってどこ???
インターネットで検索すると、
「アフリカ南部の国、首都はリロングェ、チェワ民族が生活をする、世界最貧国の一つ」
とのこと。
そして、某取締役に連絡しました。
まぁ、受かったからには応援するよ!!」
その後、人事の偉い方に呼ばれて、
そして、会社を辞めるのではなく、
「2年間の休職」という形で送り出してくださって、ありがとうございます。
ということで、僕は青年海外協力隊の「青少年活動」隊員として、マラウイに派遣されることとなりました。
という、感じでございます。
論理的でなく、申し訳ないのですが、
僕が突然青年海外協力隊に行った理由は何かというと、
「直観」です。
もう少し周りの人が理解できるようにいうのであれば
「今までやったことのない経験をしてみたい」だと思います。
他の隊員みたいに、「子どもの頃から、世界の人たちに貢献したいと思っていました」という立派な理由はないですが、
それでも僕にとっては、非常に重要な理由です。
そして、行かせてもらったからには、しっかりと任務を果たしてきたと思っています。
やっぱり、「生の経験」が大事だと僕は思っています。
よければその辺について書いた記事がありますので、ご覧ください。
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軽い気持ちで、アフリカ行きを決めてしまいました。
でも、これくらいの感じで、生きる場所を変えられるほうが、
経験値、対応力、刺激、視野の広さ、アイディア、
いろんな面で成長できて、結果として、楽しい人生を送れるんじゃないかなぁって思っています。
最後まで読んでくださってどうもありがとうございます。