ABOUTこの記事をかいた人
作家、コンサルタント
全国学校図書館協議会「選定図書」・アフリカ支援「絵本」・Amazonランキング延べ66部門1位
アフリカ２年 ⇨ 香港３年 ⇨石垣島５年目
今日は【４０代スキルなし「仕事辞めたい」どうするか？】という質問を読者さんから頂戴しましたので
そちらについて記事をお届けしていきたいと思います。
僕自身は３０代で会社を辞めたいと思い、転職の道も探しつつ、結局独立起業を選び、現在は家族で石垣島に移住して、
本を書いたり、お客様の相談に乗ったりさせてもらっています。
今日の記事が「仕事を辞めたい」でも目立ったスキルや能力ないし、どうしたらいいの？という不安や悩みに少しでもお役に立てればと思っています。
この記事の目次
届いた質問はこちらです。
いつもYouTube楽しく拝見しています。
相談をさせてください。
僕は今４２歳会社員です。家族３人で都内に住んでいます
仕事はイベント関係で、給料も良くないし、あまり好きでありません
休日も休みなく働き 正直体が持つかも心配です
目立ったスキルや能力もなく
これからどうしようか、と悩んでいます
転職するのか？ 独立するのか？
ぜひアドバイスをください
＜動画でも解説しています＞
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４０代で転職や独立してもいいのか？
仕事が好きじゃないけど「家族を養うために我慢して働く」という状態、辛いですよね。
僕も会社員時代「同じような感覚」を経験したので、すごく良くわかります。
今まで普通に働いてきて、特に目立ったスキルもない、でも、家族を養うためにお金が必要、
このまま、このつらい仕事を何十年と続けるの？
「もし転職したらどうなるかな」「もし独立したらどうなるかな？」という気持ちになるのすごくよくわかります。
僕も会社員の時、「引きこもり」を経験して、その後、公務員に転職する道を探したり、NPOの求人を探したりしました。
でも「やりがい」や「待遇」などがマッチせず、非常に悩みました。
僕が望んだように、働ける場所はないんじゃないかと絶望し、結局「独立」という道を選びました。
（今は自分らしく働き、家族で石垣島に住んでいます。）
で、この質問に答えて行くと
一概に、「４２歳だから転職はもう厳しい」とか「今の会社を頑張って続けた方がいい」みたいなアドバイスはできないです。
例えば、リクルートさんが発表されているような、年齢別の転職状況や
「何％が転職できて」「何％が収入が上がって」「何％が転職してよかったと感じていて」
みたいなデータを見ても、人それぞれ事情は違うし、わからないと思うんです。
だから、今の仕事を続けた方がいい、転職した方がいい、独立した方がいいなど、進路を示すアドバイスは
残念ながらできないんです。
問題点は、目立ったスキルや能力がないこと
問題点は明確だと思うんですね。
「それは目立ったスキルや能力がない」ということです。
年齢が問題じゃないんです。
４０代だから独立できない、４０代だから転職できないんじゃなくて
目立ったスキルや能力がないと感じていて、それを武器にできないから、
新しい職場を見つける自信もなくなるし、独立してもやっていけるのか不安になると思うんです。
では、どうするかですが、
単純に目立ったスキルや能力を身につけていくのが一番いいと思います。
人生１００年時代と言われています。
もしかしたら、今まで２０年くらい働いてきて、もう中盤と思っているかもしれませんが、
まだ４０年、５０年と働く可能性があります。
そう思ったらまだ中盤にもきてないんです。
この仕事を、これから何十年と続けるのが、ぞっとするのであれば、
今からスキルを身につけていけばいいと思います。
本気になれば、スキルは、１年〜３年くらいのスパンでも十分身につきます。
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僕の場合、どのようにスキルを身につけたか？
（今まで発売した本です）
僕は質問者の方より、１０年くらい早く動き出しました。
その時、僕も同じように目立ったスキルや能力がないと思いました。
当時僕は、場所に縛られない仕事がしたいと願い、好きなことは「文章を書くこと」でした。
でも、目立ったスキルや能力はありませんでした。
だからライティングのインプットとアウトプットを続けました。
ひたすらライティングの本やコンテンツを購入し学び、
ひたすら、BLOGを書いたり、メルマガを書いたりしました。
最初から能力やスキルがあったわけではありません。
それでも３年間くらい必死にやったら、収入に変わりました。
僕の場合は、文章力・ライティング力を身につけると決め、
そこに集中して、スキルや能力を伸ばしました。
だから「どこのスキルを伸ばすかを決めること」が重要だと思います。
このように考えると、以下のような手段を検討してもいいと思います。
・一時的に給料が下がるかもしれないけど、スキルが磨ける場所に転職
・時間の拘束の短い職場に転職し、空いた時間でスキルを磨く
行動するなら今
実は、やり方は無数にあります。大事なのは「年齢じゃない」ってことです。
スキルや能力がないなら、それを身につけるしかありません。
スキルが身につけば、雇用されてもいいし、独立したっていいんです。
その時の家族の状況や、本人の好みにもよります。
大切なことは「４０代だからもう諦めよう」という気持ちを捨てることです。
今すぐ身につけるスキルを決めて行動しませんか？
今気付けたことに感謝して前に進みましょう。
大丈夫です。６０年働くうちの２０年が経ったところなんです。
残り2/3です。まだ、なんとでもなります。数年であなたの人生を変えられると思います。
起業や独立する場合は、スキルだけではダメ
ここまで「スキル」を身につけようという話をしてきましたが、
起業や独立の場合は、少し違う観点も必要かなぁと思っています。
＜動画でも解説しています＞
転職であれば、スキルがあった方が一般的には評価されやすいと思いますが、
スキルを身につけたからといって「起業できるか？」と言われたら、これは絶対NOだと思います。
・英語のスキルを身につけたら
・会計のスキルを身につけたら
・ヨガのスキルを身につけたら
自動的に独立起業できるか？と言われたら、絶対にできません。
あなたのスキルが高いからといって、
あなたが「ビジネスを作れるか」というのは全く別問題です。
ビジネスには、
・商品やサービスが必要だったり
・お客さんが必要だったり
・マーケティングやセールスの仕組みが必要だったり
・トラブル等に対応するようなサポート体制が必要だったり
とにかく範囲が広いんです。
範囲が広いなら、その様々なスキルを身につけてから「起業」と考える方が非常に多いんですが、
それでは
・スキルの膨大さ・幅の広さに圧倒されてしまったり（あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ）
・必要でないスキルを身につけてしまったり、人を雇わないのに、マネージメントの本を読み始めたり
・必要以上のスキルを身につけてしまったり、今の英語スキルで十分なのに、TOEIC満点を取りにったり
で、結局、現場で役立つスキルは身についてないことが多いんです。
だから基本の考え方は「やりながら身につける」です。
・スキルは、やりながら身につける
・お金も人脈も、やりながら手に入れる
・アイディアも、やりながら思いつく
事前準備は、役に立たないことも多いです。
飛び込む覚悟、気持ちが大事です。
気持ち・やる気 情熱があれば
気持ち・やる気・情熱があれば、やりながらスキルが身につきます。
お金を融資してくれたり、貸してくれるところもみつかります。
あなたの情熱に人が集まってきます。アイディアも集まってきます もしくは降ってきます。
今日の記事の最後に、この「気持ちの源泉」の2つの視点をご紹介したいと思います。
１ 自分目線
・今の不満や恐怖から逃れたいという視点
今の状況から脱したい、会社員という状態はもう嫌だ、満員電車に乗りたくないなど
・手に入れたい欲望や達成したい夢など
もっとお金を手に入れて、素敵な家や車が欲しい、有名人になってチヤホヤされたい、もっと自分らしい人生を送りたいなど
２ 他人目線
・こういう人を救いたい こういう人に喜んでもらいたい
・今の世の中の不満・不公平さ・不条理さを解決したい
この両方を書き出してください。
私はなぜ起業したいのか？自分目線ではどうか？他人目線ではどうか？この2つの視点で書き出してみてください。
「書き出すものがあまりない」という人は、もしかしたら、起業に向いていないのかもしれません。
「自分目線しかない」という人は、とりあえずスタートしてもらっていいと思います。
そういう場合は、自分が満たされた後に、他人目線が見えてくることも多いんです。
独立・起業については、ぜひこちらの動画も合わせてご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
「４０代だからもう遅い」という考え方はやめて欲しいなぁと思って今回の記事を書きました。
スキルはこれからいくらでも身についていけるし、
あなたに強い熱意や気持ちがあるのであれば、今からでも十分独立起業の道にだって進んで行くことができます。
ぜひあなたの人生をあなたの手で創りあげていってくださいね。
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運営者 紹介
Mao
【プロフィール】
Mao / 岩田 麻央（いわた まお）１９８１年生まれ 東京都出身 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
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■著書一覧
＜全国学校図書館協議会「選定図書」＞
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・『人生を変える 神様からの31の質問』
・『主婦・ママ向け 人生を変える 神様からの31の質問（２）』
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・『学校では教えてくれない 自由な人生をつくる教室』
・『サラリーマン生き残り大作戦 新しい時代をどう生きるか』
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