僕が絵本をはじめて出版するまでの道のりを数回に分けてお伝えしています。
前回までのお話を読んでいない方は、こちらをご覧ください。
第1話 ▶︎絵本をはじめて出版するまでの道のり <第1話 着想編>
第2話 ▶︎絵本をはじめて出版するまでの道のり <第2話 構想編>
時系列でストーリー仕立てになっていますが、すべてノンフィクションです^^
それでは、第3話もお楽しみください。
僕が感じた「違和感」(前回のおさらい)
「描けば叶う」
スケッチブックに夢を描けば、それは叶うんだ!
という想いを伝える絵本のストーリーを半年以上かけて作り上げていき、
今回一緒に取り組んでいる草野さんに、ストーリーをお渡しし、「あとは絵を描いてもらう」だけ
そんな時に感じてしまった違和感、、、
「やり切った感」がなかったんですね。
絵本を自費出版して、興味を持ってくれる仲間に買ってもらって、
それで「夢が叶った」って言えるんだろうか?
と疑問に思ってしまいました。
草野さんにこのあと長い時間をかけて、丁寧に描いてもらって、すごくいい絵が仕上がっていくのに、
これで僕がやれることは、全部やり切ったんだろうか?
と、
まだ、「やれることがある」と思ったんですね。
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アフリカに住む子どもたちに恩返しをしたい
僕が今、Sketch Lifeという活動を行えているのは、
アフリカで2年間のボランティア生活があったからだと思います。
濃密な時間を、現地の子どもたちと一緒に過ごし、
たくさんの笑顔や優しさに救われて、2年間の活動をやり遂げることができました。
そして、日本に帰国し、彼らの明るさや優しさと比べて、
日本社会の暗さ、狭さ、閉塞感に、気づくことができ、
引きこもり生活、という落ち込んだ時期も過ごしましたが、
そういう辛い時期を経て、
「希望」や「夢」をスケッチブックやノートに描く大切さに気づくことができました。
そこから生まれたのがSketch Lifeです。
今まで5,000名以上の方が無料で提供しているレッスンに取り組んでくれて、
毎日たくさんの感謝のメールをいただいています。
でも、こんなサービスを始めることができたのも
元をたどれば、アフリカでの2年間のボランティア生活があったからです。
絵本の趣旨としては、
「アフリカに住む一人の少年の実話から着想して、
日本に住む人々を元気付けたい、勇気づけたい」
というものですが、
循環させる意味でも、
何かアフリカに住む人々を元気付けさせる方法はないかなぁと考え、
アフリカ時代の先輩にメッセージを送りました。
彼は僕の前任者にあたる方で、
マラウイで、2週間ほど一緒に寝食を共にしたお兄さん的存在です。
相談したところ、「日本マラウイ協会」に連絡してみたらどうか、
という素敵なアドバイスをいただきました。
想いをぶつけてみました。
こんな感じの企画書を作成し、「日本マラウイ協会」へコンタクトを取ってみました。
こちらは、日本最大のマラウイ共和国支援団体で、多くの青年海外協力隊OB OG が集まり、
様々な活動を行なっています。
実は、現在の会長さんが、初代駐在大使としてマラウイ共和国へ就任された際に、
僕が、ボランティア代表としてスピーチをしたことを、数年ぶりに思い出しました。
繋がってくるものですね^^
ちょうど企画書を提案した、週末が理事会だったらしく、
理事の一人が、僕の企画書に賛同してくれて、理事会で提案して、
全理事の賛同が得られました。
今回の絵本プロジェクトは、もともと収益目的では行なっていないのですが、
もし、収益が発生する場合は、僕がそれを受け取るのではなく、
その金額を日本マラウイ協会さんと一緒に使用用途を決めて、
マラウイに住む人々の支援に使いたいと考えました。
10/27には、マラウイ協会の会員向けオンラインテレビ配信があり、
そちらにも出演させていただくことになりました。
少しずつ動き始めてきました。
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もう一つの動き
画像参照:https://www.makuake.com
「絵本」の制作資金を集める方法として、
クラウドファンディングを活用させていただこうと考えました。
クラウドファンディングとは、
想いやビジョンに共感し、
魅力的なリターンに興味や関心を持ってくれた方から、
資金を集めさせていただくサービスです。
元々は絵本制作のみを考えていたのですが、
それ以外のリターンも妄想してみることにしました。
*絵本に登場する魔法のスケッチブックが手に入ったら面白いよね
*草野さんの直筆のイラストや、似顔絵なんかも喜ばれるよね
*「描けば叶う」がテーマだから、それにあった特別な動画教材を作ろうかなぁ
とか、色々とアイディアは生まれてきました。
ある程度、リターンのアイディアがまとまった段階で
株式会社マクアケさんに連絡を取らせていただきました。
時間をかけて、エントリーシートを準備し、提出。
その後、マクアケさんのご担当者とテレビ会議を行い、想いをしっかりとお伝えしました。
審査結果を、待つこと2週間。
突然、電話がかかってきました。
夕方18時頃のお電話でした。
ちょうど子どもと一緒にお風呂に入り、
出て体を拭いている頃でした。
慌てて、Facetime(テレビ電話)ボタンをおしてしまい、放送事故が起こりそうでしたが、、、
おめでとうございます。
【『描けば叶う』日本人を勇気づける絵本を届けたい!!】プロジェクトが無事審査を通過しました
実はすごく不安だったんです。
通らなかったらどうしようって、、、
でも、「無事通過」という連絡を頂戴できて、すごく嬉しかったです。
プロジェクトの公開は、10/25です。
プロジェクト名【「描けば叶う」 日本人を勇気づける絵本を届けたい!!】
先日、第1校を、マクアケさんに提出しました。
草野さんはWEBデザインを得意とされているので、すごく素敵なページに仕上がってきました。
草野さんの友人のデザイナーの方にも手伝っていただき、どんどんとクオリティが上がってきました。
僕一人では、ほんとここまでできなかったなぁ、という
素敵な仕上がりです。
ぜひ10/25(木)に公開したページを訪れていただきたいです。
想いに共感してくれたり、リターンに興味を持ってくれたら
ご支援いただけるとすごく嬉しいです。
今回のプロジェクトは、様々な人が関わってくれています。
でも「対価」みたいな考え方は、みなさん、ほとんどなくて、
「共感」「興味」「好意」といった感情でお手伝いをしてくださってます。
僕一人の力不足、スキル不足を痛感しているプロジェクトです。
「描けば叶う」 日本人を勇気づける絵本を届けたい!!
というプロジェクト名の通り、
まずは絵本を1冊でも多くの日本に住む人々に読んでいただきたいです。
これが一番の想いです。
そして、収益が発生するようであれば、
アフリカの子どもたちの支援に使わせていただきたいと思っています。
できれば、
このプロジェクトの応援をしてもらいたいなぁと思っていて、
お友達にプロジェクトの紹介だったり、この記事のシェアだったりを
してもらえるとすごく嬉しいです。
プロジェクト公開の10/25まであと数日。
できる限りのことをやっていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
第1話 ▶︎絵本をはじめて出版するまでの道のり <第1話 着想編>
第2話 ▶︎絵本をはじめて出版するまでの道のり <第2話 構想編>