不労所得で経済的自立をしたい!と思っている人も多いとおもいます。
不労所得:つまり働かないでも入ってくるお金(例えば家賃収入とか利子とかですね)で、
不自由なく生活出来るって、確かに素晴らしいことだと思います。
仮に毎月の生活費が30万円必要だとして、不労所得が毎月50万円あれば、
働かなくても、確かに生活できるし、差額を投資に回して、さらなる不労所得を望むこともできますね。
確かに、夢のような生活です。
毎日嫌な会社に行かなくていい、
毎朝決められた時間に起きなくていい、
誰からも命令されず、誰からも叱られず、責められず、
自由に、気ままに生きていい。
確かに、夢のような生活ですね。
こんな生活を夢見て、どうやったら、「不労所得で経済的自立」をできるんだろうか?
とインターネットで答えを検索する人も多いとおもいます。
でも、ちょっと待ってください。
本当にあなたは、「不労所得で経済的自立」を手にいれた後、幸せな生活を送れますか?
僕自身、「不労所得で経済的自立」という考え方自体には賛成です。
ある程度、自由に生きていくために不労所得を作っていく必要はあると思います。
ただし、その状態との付き合い方をしっかりと考えていかないと、
不労所得はあるのに、そのせいで逆に、人生が不幸になっていくと思っています。
ただ単に、「不労所得を手にいれる」ということばかりを考えないように、
皆さんには改めて、考えてもらいたいと思い、3つの質問をお届けしたいと思います。
1つ目の質問 時間があるという状態は本当に幸せなのか
普段、遅くまで深夜残業、たまの休みも返上して休日出勤、そんな日々を過ごしていると、「時間がほしい!」って思いますよね。
働かなくても、お金が入ってくる「不労所得」で経済的自立! なんて素敵な響き!って思いますよね。
普段は年に1回くらいしかいけない旅行だって、いつだって好きな時にいけます。
そんな夢みたいな生活を送りたいって思いますよね。
僕も、20代の頃、思いました。
仕事が忙しかったんです。もっともっと「時間がほしい」って思いました。
そして、会社から離れて、2年間、遠くアフリカの地へ訪れました。
そこは、やらなければいけない仕事はなく、深夜残業も休日出勤もありません。
そうです。
まさに僕は、夢のような自由な時間を手に入れたのです。
お金を使うところもないような場所でしたので、お金の心配もありませんでした
ただただ、膨大にある自由な時間の中で、
日が暮れて、ろうそく灯りの下、僕は、考え込んでしまいました。
はたして僕は何がしたかったんだろうか?って
そうです。時間があるんです。
でも、その時は、その時間を持て余してしまったんです。
当たり前ですが、時間をつぶすものがほとんどありません。
映画もマンガも、気の合う友達だっていません。
本屋だって映画館だってありません。時間だけが膨大にあるんです。
今までは1週間のうち5日か6日働いて、やっと手に入れた「つかの間の自由時間」を、楽しく過ごしていました。
1週間のうち7日間、自由な時間があると、どうしていいか困ってしまうものなのです。
最初の3か月くらいはいいかもしれません
でもこの生活が、数年、数十年続くことを考えてみてください。
あなたは耐えられますか?
ということで、「不労所得で経済的自立」を手に入れる前に考えておきたい質問の一つ目です。
Q : 完全に自由な時間を何十年と手に入れたとき、あなたは何に情熱を燃やしますか?
ぜひ真剣に考えてください。
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2つ目の質問 お金があるという状態は本当に幸せなのか
何でも好きなものを買えるというのは、確かに幸せなことかもしれないですね。
お金の心配をしなくてもいい、これも幸せなことかもしれないですね。
ないより、あった方がいい。
まぁ確かにそうなのかもしれません。
そんな状態になっていないから、正直何とも言えないんですが。。。
ただ、想像するに、ある程度自分自身にスキルが身についてこないと、
この状態は結構大変なんじゃないかと思います。
例えば普段は、回転ずしに行っていて、記念日などに回らない寿司屋に行くと、今の僕は興奮します。
多くの人もそうだと思います。
でも、お金がある状態というのは、日常的に、回らない寿司屋に行けるということですよね。
そうすると、それが当たり前になるんですよね。人間は、慣れてしまう生き物なんです。
ファーストフードやファミレス、牛丼屋に行くような感覚で、高級寿司屋に行くようになっちゃうと、
いつ興奮するんでしょうか。
さらに高級な場所を求めるようになっちゃうのかもしれません。
でもだんだん、それにも飽きてきて、、、
他にもいろんな不安があります。
周囲の人からどういう目で見られるのか、今までの友達と仲良く付き合っていけるか、
一般的な人々と、価値観や基準が異なってしまうことに対して不安が出てくると思います。
宝くじで大金を手に入れた人が、手に入れる前に比べて、不幸になる、という話を聞いたことがあると思います。
きっと、自分自身に、「大きなお金を扱うスキル」が身についていない状態で、大きなお金を手にしてしまうと、
今よりも、大変な人生が待っているかもしれない、と僕は思います。
ってことは、どうしたらいいか、そうですね。
早めに、お金を扱うスキルを身につけていく必要がありますよね。
質問2つ目です。
Q: 10億円持って、数十年生活することを、具体的に想像してください。
あなたは、どんな生活を送りますか?どうやって毎日を楽しく刺激的に行きますか?
最初の1年、2年は興奮して生きられるかもしれませんが、それが当たり前の感覚になってしまった後、
あなたは、どんなことをして生きていきますか?
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3つ目の質問 働かなくていい、というのは本当に幸せなことなのか?
次のように思っていませんか?
労働所得=嫌なこと
不労所得=素敵なこと
確かにそういう考えもあるかもしれませんが、僕はある面では反対です。
本来働くことって、とっても素晴らしいことです。
自分が情熱を燃やして、価値を誰かに提供し、
価値を受け取った誰かから、お礼としてお金を受け取る。
そして、別の誰かが働いて、提供してくれた価値に対して、お金を支払う。
とってもいい流れだと思います。
本来働くことって、素敵なことだと思います。
子どもたちは、大人のお手伝いをして働くのが大好きです。
誰かの喜んでもらえるのが嬉しいんです。
働くことの楽しさについて、詳しく知りたい人はこちらの記事を御覧ください。
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僕は、 生涯現役でありたいと思います。
たくさんのお金とたくさんの時間を手に入れて、
暖かく穏やかな気候の海辺で、素敵な家でゆっくり過ごすという時間も素敵だと思いますが、
きっとそれって、退屈で飽きてしまうと思うんです。
だんだんと孤立してきて、寂しいものだと思うんです。
「お金のために働かなければいけない」
そのために、人生を犠牲にして働く、というのは嫌ですが。
「お金があるから働かない」というのも嫌です。
情熱を持って働いて、誰かに喜んでもらう、というのは、一生涯続けていきたいと思います。
ってことで3つ目の質問です。
Q: お金も時間もある場合、あなたは誰をどうやって喜ばせる活動がしたいですか?
結局僕たちは、一生懸命生きて、誰かを喜ばせている時が、一番幸せなんだと思います。
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最後に
僕は、「不労所得で経済的自立」 という状態が人生のゴールではないと思っています。
もちろん不労所得が得られることで、その活動自体も誰かを喜ばしています。
(例えば家賃収入であれば、その家を借りている人は喜んでいるはずです。)
でもそれ以上に、
その不労所得のおかげで得られる、お金や時間を使って
あなたの人生をどうやってもっと情熱的で、どうやってもっと社会に貢献、還元できるのか、
というのをあらかじめ考えていったほうがいいと思いました。
それを考えずに、ただ単に、「不労所得を得たい」、「楽して生きたい」という
気持ちだけで行動をしちゃうと、
きっと、どんどん利己的になって、一生懸命働いている人を見下すようになって
お金の使い方も荒くなって、結果的に人生が不幸になるんじゃないかと思いました。
だから、あなたの人生を今後どうやって生きていきたいかを考えるために
3つの質問をお届けすることにしました。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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