「あなたの病気は一生治らない」とお医者さんに言われた時の話をします。
僕自身のプライベートな部分で、辛かった時の話なので、正直に言って、あまり公開したくないのですが、
「病気」や「障害」と診断されて落ち込んでいたり、コンプレックスを抱えて苦しんでいたりする方達の
勇気につながってもらえたら嬉しいと思い、お届けします!
<動画でも解説しています>
動画の方が「より気持ちが届く」と思いますので、ぜひご覧ください。
「一生治らない病気」と診断され、辛くて落ち込んだ話をする理由
今日は、僕自身が経験した「一生治らない」と診断されてしまった時のお話をします。
はじめに断っておきますが、
今日のお話、まったく医学的根拠・科学的根拠はありません。
この話を聞いて、不快になる惑わされるということでしたら
続きを読まない方がいいかもしれません。
ちなみに、僕は、今から9年ほど前に「一生治らない」と診断されましたが
今は、ほぼ完治していると思います。
なんでこんな話をするかというと、
嬉しいことに、BlogやYouTube経由で僕のところに、日々たくさんのメッセージを頂戴しています。
そのメッセージの中に、
・ADHDと診断されてしまいました
・適応障害と言われてしまいました
・統合失調症感情障害と言われました
・うつ病と判定されてしまいました
などなど、
お医者さんに、診断結果を言い渡されて、
・「私の人生、真っ暗だ」
・「自分なんて価値がない存在だ」
・「自分は社会で生きられない」
という風に思ってしまって、
落ち込んでやる気をなくして、自信をなくして悩んでいる、
という方がすごく多いんです。
この落ち込む気持ち、僕もすごくよくわかって、
今日は、普段あまり人に喋っていないんですが、
僕自身の体験談をシェアさせていただきたいと思います。
シェアさせていただくことで
少しでも、そういう風に落ち込んでいる人に
何か勇気とか可能性とかをプレゼントできたらなぁと思っています。
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僕は目の病気でした
僕の病気は、目の病気でした。
もともと目が弱かったんですが、
アフリカへ2年間ボランティアに行く前に、僕はレーシックの手術を受けました。
少し余談ではありますが、
アフリカでは、「夜、たまに部族がヤリを持って襲撃してくることがある」と言われたので、
眼鏡やコンタクトでは、襲われた際に、それらを無くしたり、取られたりしたら生き残れないと思い、
命を守るために、目の手術をしようと決めたんです。
そして、アフリカへ飛び立ち2年間の生活が始まりました。
慣れない気候や土埃などで、
僕の目は慢性的に充血するようになりました。
そして、日本に帰ってきました。
(こちらの写真は実際に僕がアフリカから帰る時に乗った飛行機からの写真です)
日本社会に戻り、東京の会社で働くこととなるのですが、
日本のスピードや厳しいやり方についていけなく、精神的に追い込まれ、
結果として「引きこもり」になり、会社に行けず、休職をするという状態になりました。
「引きこもり」になる前、東京の会社で働いている時、
僕の目は、いつも真っ赤でした。
少し充血しているという程度の充血ではなく、
真っ赤でした。
眼科に行って、充血を強制的にとるキツめの目薬をさして、
2時間くらい充血がなくなる、という状態でした。
眼科からは、新宿の大きな病院への受診を勧められ、
そこに行きました。
関連記事▶︎悩みをスッキリ解決する5つの方法 ネガティブ時間を減らして、楽しい人生にしよう
一生治らないと診断されました
行きつけの眼科の勧めで、新宿の大きな病院へ行き、
一通りの検査を受けた後、診察室に呼ばれました。
そこで、お医者さんから、
「この病気は一生治らない」と言われてしまいました。
この病気は一生治らないから、
この病気と付き合っていくためには、
あなたの鼻のあたりにプラスチックの器具を入れて、
人工的に涙を作り出していくしかない。
その体の中の器具を入れ替える手術を定期的に行い
これから一生、その器具と付き合っていくしかない。
と言われました。すごくショックでした。
目の前が真っ暗になりました。
これが自分が会社に行けなくなった原因、引き金にもなったと思います。
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たかが「目の病気」でしょうか?
「一生治らない病気」とか、言っておいて、
「たかが充血じゃないか!」と思いますか?
確かに、たかが充血、なのかもしれません。
でも
普通の人は白い部分の「白眼」が赤いと
それだけで、人と目を見て話すのが怖いんです。
相手と話をしても、
相手は僕の目の色が気になります。
そして気になっていることが僕にはわかるんです。
相手がどんなふうに思っているんだろうか?と気になってしまうんです。
すごく心配して優しい声がけをしてくれても、それを真っ直ぐに受け取れないんです。
僕は、人と会う前に、強制的に充血を取る目薬を使い続けました。
お医者さんには、「この目薬は、あまり使わないで」と言われるんです。
強い目薬を使うとだんだんと、目薬に目が慣れて、効き目がなくなるから
目薬をさしても充血が取れない時が来ちゃうから、だから、あまり使わないで、
って言われるんです。
だから、解決するには
「もう器具を体の中に埋め込むしかない そして器具と一生付き合うしかない」
という言葉が頭の中で何度も流れるんです。
「あなたの病気は一生治らない」
すごく重い言葉でした。
仕事もうまくいかない、
そして、体もうまくいかない、
そんな感じで、
僕は会社に行けなくなりました。引きこもり生活の突入です。
前述の通り、
お医者さんからは、手術を勧められましたが、
僕はその病院には、二度といきませんでした。
別の病院に行って、目薬だけもらいました。
騙し騙し、目薬を使い続けました。
会社をなんとか復帰するも、
やっぱり
お医者さんに「一生治らない」と言われた一言が
ずーっと僕の頭の中で、繰り返し再生されていました。
相変わらず、強めの目薬を眼科で処方してもらって、
いつもそれを使っていました。
その後、
僕は、縁があって香港で働くことになるんですが、
日本に帰るたびに、行きつけの眼科に寄って
「半年間は、日本に帰ってこれないと思うんで、多めに目薬出してください」
とお願いをしていました。
お医者さんからは、
「あまり使わない方がいいよ」と言われながらも
出してもらっていました。これがないと生きていけない、と思っていました。
一生治らない病気といって、
「なんだ目が赤くなるだけ」かと思われるかもしれませんが
他の人からしたら、
ほとんどの悩みってそうなのかなぁって思います。
・なんだ、顔にデキモノがあるだけか
・なんだ、髪の毛の量が少ないだけか
・なんだ、ちょっと心が弱いだけか
そういう風に周りから思われても、
本人にとっては、とっても重要なことで、大事なことで、
その気がかりなことがあるから、
思ったように振る舞えなかったり、人と付き合えなかったりするんだと思います。
そんな感じで
僕は「目の充血」が悩みで、うまく人と付き合えず、過ごしていました。
人と目を合わせてしゃべることができないんです。
人と目を合わせると、充血がばれるんじゃないか、
充血の話をされるんじゃないか、
そう思うと怖くて、目をそらして話すようになりました。
目薬がカバンの中に入っていないと
不安で不安でしょうがなかったんです。
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「一生治らない病気」だったはずが?
その後、僕は独立して、
個人事業主として、自宅で働くようになりました。
自宅で働くので、
基本的には、家族以外と会うことはあまりありません。
そうすると、
「誰かに見られている」という感覚はなくなります。
今までは、商談前、プレゼン前には目薬をさして、充血を取らないとって
思って行動していたのに、
そういったスタイルが自分の生活からなくなりました。
そして気づいたら、、、
今、僕は、2年くらい目薬をさしていません。
もちろんまだ目は弱いですし、充血するときもあります。
でも、真っ赤ってほどではないんです。
そこまで気にならない程度になって来ました。
そして、これからさらに気にならない程度になって行くと思います。
振り返ってみると、
結局、ストレスが原因だったのかなぁと思います。
苦手な環境で、苦手な職場で、
朝から晩まで、時には朝から朝まで、追われるように働く
怒られる、寝不足、運動不足、食生活の偏り、
そういったものが、原因で、目に症状として現れていて、
眼科にいったら、その目だけを見て、
まばたきの回数、涙の量、などを測定し、
これは、基準値に満たないから、
この数字の人は、こういう病名で、
この病名で診断された人は治らないから、
こういう治療や手術をして
みたいな感じで、判断されて
そして、その結果を聞いて、落ち込んでました。
今思うと、すごく馬鹿馬鹿しいなぁと思います。
僕たちの体やこころって、複雑に絡み合っているのに、
専門家が特定の部位や特定の症状だけを見て
あなたはこうだから、こういう病気
こういう病気の人は、こうなるから、
こういう薬を飲んで
こういう手術を受けて
と流れ作業のように診断されて
それで、
・自分には生きてる価値がないんじゃないか
・自分は社会でやって行けないんじゃないか
って落ち込んで、引きこもりになって、、、
ほんと、バカらしいなぁって思います。
医学的・科学的根拠もないですが
(むしろそんな根拠なくていいと思っているんですが)
僕たちが自分の意思をしっかりと持って、自分の気持ちに素直に生きていけば、
治らないものも治るときだってあると思うんです。
もちろん治らないものもあるし、
病院の必要性、お医者さんの必要性を否定しているわけではないです。
ただ、僕が言いたいのは、
誰かに「一生治らない」とか、あなたはこの病気だと診断されたからといって、
あなたが何か変わるわけじゃないし、あなたの価値がなくなるわけじゃないんです。
自分の気持ちを強く持って、
自分の意思で一歩ずつ歩いて、自分の人生を創っていけるんです。
すごく大事なことだと思います。
僕は「目の病気」をかかえ、そして「引きこもり」になりました。
そんなの大したことない、
私はもっと重大な病気なんだ、と思っているかもしれません。
でも誰かと比べて、被害者になって、
自分の方が被害が大きいと思っていたら、
ますますその病気に、はまってしまうだけ、だと思うんです。
僕も目が真っ赤で、誰にも自分の目を見られたくないと思って、
影で、こそこそと目薬して、
そんな自分がすごく嫌で、
なんで自分だけって、被害者な気持ちになっていました、
そして、その気持ちを持っている限り、
その病気は、治りませんでした。
自分が好きなことに夢中になって、
自分らしい人生を追求して
そっちに「夢中」になっていたら、
目のことなんか忘れていて、気づいたら治っていました。
(もしかしたら、こちらの動画も参考になるかもしれません)
センシティブな内容だったので、読んでみて、
当てはまらない、不快だと感じる方もいるかもしれませんね。本当に申し訳ありません。
ただ、もし、誰かの、何か勇気とかヒントにつながってもらえればすごく嬉しいなぁと思い、
お話しさせていただきました。
最後までお付き合いくださり本当にありがとうございます。
(文章で読まれた方、もし機会があれば、記事上部の動画もご覧になってくださいね)
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