長い人生を生きていると、人からバカにされて悔しい思いをすることってありますよね。
今日は、僕自身が人にバカにされた時の体験談と、知人の方のお話を紹介させていただき、
そこから気づいた「人にバカにされても気にならなくなる方法」をお届けできればと思っています。
(体験談に興味がなければ、後半の方からお読みください)
もしかしたら、これを読んでくださっている方が、
今まさに人にバカにされて落ち込んでいたり、
過去にバカにされたことがあって、それに縛られていたり、悩まされたいたりするかもしれないので、
今日の話が、少しでも勇気や元気、希望の光とかに繋がっていけたら嬉しいなぁと思います。
僕自身が「人にバカにされた時の話」
<動画でもお話ししています>
今の僕は、独立起業して、家族4人で石垣島に移住をしましたが、
以前は東京で会社員をやっていました。
会社員の頃の僕は、相当悩んでいましたし、相当迷っていました。
・「このままこの人生でいいのか」
・「このままこの働き方でいいのか」
・「一回きりの人生本当にこれでいいのか」
と、頭の中で、グルグルと自問自答していました。
そして、悩みすぎて、
会社に行けなくなってしまいました。
30歳を手前にし、
結婚を前提にしたお相手と一緒に住んでいる頃でした。
体が震えて、会社に行けなくなってしまったんです。
家に引きこもって、
「僕は、何がしたいか?」ずーっと考えこんでいました。
で、辿り着いた答えがコレでした。
「本を書きたい」
「講演会をやりたい」
自分の素直なメッセージを本に書いてお届けしたい
声にして、目の前の方々にお届けしたいって、思ったんです。
でも、そんなの恥ずかしくて、
周りに言えないでいました。
その後、体調が回復し、
会社になんとか復帰するも
休職明けの落ちこぼれ社員に対する風当たりはキツく
バカにされる日々が続きました。
そんな時、
社内メールで「部署異動の公募」が
開催されることを知りました。
今の部署にいては、
「引きこもり社員」という烙印が押されていてバカにされるだけだし、
「本を書きたい」「講演会をやりたい」という夢とは、
かけ離れた業務ばかりだったので、
僕はその公募に手をあげ、
人事部に異動希望を出しました。
人事部だったら、
就職活動中の学生向けにお話をする機会があったり、
会社説明のカタログを作る機会があったり、するのではないか、
ゆくゆくの「本や講演会の夢」につながる可能性があると思い、異動希望を出しました。
そして、
「異動面談」で、人事部長から、
こんな質問をされました。
「なんで人事部なの?」「何がやりたいの?」
僕は、震えながら答えました。
「いつかは、本や講演会をやりたいって思っているんです」
「人事部では、それに関連する経験が積めるんじゃないかと思って希望を出しました」
初めて人前で、自分の夢を語りました。
ドキドキしながら、震えながら語りました。
そうしたら、
人事部長に、めちゃくちゃ笑われてしまいました。
「そんなの有名人がやることだ」
「お前なんかに出来っこない」
(引きこもりを明けたばかりのダメダメなお前なんかに、、)
と言われました。
すごい悔しかったんです。
まだ誰にも言ってなかった
自分の夢を勇気を振り絞って伝えたのに、、
悔しかったです。
きっと、「素敵な想いだね」「素敵な夢だね」って
言ってくれるかと思ったのに
僕の考えが甘くって
面接の場で大笑いされて
涙が出るほど悔しかったです。
「お前なんかに出来っこない」
そう言われたのに、言い返すこともできず、
下を向いているだけの自分も悔しかったです。
あれから10年くらいの時日が経ちました。
おかげさまで今は本も書きましたし、講演会もやらせてもらっています。
(こんな感じの本を書いています)
この10年間で、いろいろとありましたが、
僕の夢は叶ったんです。
「そんなの有名人がやることだ」
「お前なんかに出来っこない」
と大笑いされ、バカにされました。
当時はすごく落ち込みましたが、
今はバカにされても笑われても気にならなくなりました。
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僕の知人が「人にバカにされた時の話」
これは僕のお客さんのお話です。
(許可をもらってお話しさせてもらっています)
実は僕は、
「電子書籍の発売サポートプログラム」を
今までに3年以上オンラインで提供し続けています。
おかげさまで、そのプログラムから発売した方、
100%全員、Amazonで1位が取ることに成功しています。
そのプログラムを申し込んでくれた女性の方がいます。
彼女は、コンビニでアルバイトをしていたんですが、
同僚にバカにされたり笑われたりすることが多くて
すごく落ち込んだり悩んだりしていました。
で、このプログラムを参加することを決意して、
そこから書くテーマを決めて、本を完成させ、
見事、彼女の本も、Amazonで1位を取ることができました。
その後、
僕は彼女と会って、お話しをする機会があったんですが、
「バカにされても気にならなくなった」
って笑顔でお話しされていました。
今までは、
バカにされると
「自分ってダメなんだ」って感じていて、
自己肯定感が低くて、
自分を認めることができなかったけど、
Amazonで1位を取ることができたら、
それが自信につながって
バカにされても、
心の中で
「あなた達は、1位を取ったことがないでしょ」
「あなた達は、本を書いたことがないでしょ」
って思えて、
「バカにされても、気にならなくなりました」
と笑顔でお話しされていました。
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人にバカにされても気にならなくなる考え方
この2つの体験談、経験を受け、
人からバカにされても気にならなくなる方法について考えてみました。
ポイントは、
「自分をどう変化させていくか」だと思うんです。
僕は出版や講演会を経験させていただき、
周りからバカにされて気にならなくなりましたし、
知人も、Amazonで1位の電子書籍を発売して、
バカにされても気にならなくなった、と言っていました。
大事なことは、周りが変わったんじゃなくて、
本人が変わって、バカにされても気にならなくなった、
ということです。
こう考えると、
何かやることを決めて、それで結果とか、実績とかが出れば
バカにされても気にならなくなるんじゃないかって、思うんですね。
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結果や実績が出ないとダメなの?
きっとこんな話をすると、
・自分は結果が出せそうにない
・実績が出せそうにない
と思ってしまうかもしれません。
でも、もう一歩踏み込んで考えると、
・結果が出たかどうか、
・実績が出たかどうか って
本当は必要とされていないんじゃないかって僕は思います。
「自分はこの道を進む」って決めて、
そこに向かって進み始めたら、
結果が出る前から、
きっと、周りの声って気にならなくなってくると思います。
周りからバカにされても、
「自分はこの道を進む」って決めたら、気にならなくなると思うんです。
「土台がグラグラしているところ」に
立っていることを想像してみてください。
そこを周りからバカにされて、揺らされるから、
動揺して「やめてくれ」「バカにしないでくれ」って思ってしまうと思うんです。
もちろん「揺らしてくる奴」「バカにしてくる相手」が圧倒的に悪いと思います。
でも、相手を責めて、相手を変えようとしても変わらないんです。
そうじゃなくて、
「自分を変えていくしかない」と思うんです。
土台がグラグラしないように、固めていくしかないと思うんです。
もう一つイメージをして欲しいんですが、
自転車を想像してみてください。
乗った瞬間、
最初は、フラフラかもしれませんが、
何回かペダルを回していくと
フラフラせず安定してくると思います。
だんだんとスピードも出てきて、
足を引っ張ろうとする人
バカにしようとする人を引き離して、
自転車を走らせることができると思うんです。
決して、それが、
まだ目的地に到着していないとしても、
結果が出ていないとしても
目的地や結果に向かって、
自転車を進めることで、
ハンドルをぐっと握って、
ペダルをしっかりと回すだけで
意識が前方に集中できて
周囲や後ろの方から
バカにされても気にならなくなると思うんです。
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「恐怖」に支配される人生から卒業しよう
きっとこういう話をすると
「自分の道を決めて進む」って、怖いって思う人いると思うんです。
確かに、周りの人と同じように足並み揃えて生活したり、働いたりする方が
安定しているような気がしますよね。その気持ちも、すごくよくわかります。
僕も実際に「本や講演会をやりたい」と思っても、
現実には、子どもも生まれ、妻子を養う状態で、
大企業を辞めて、新しい道に進むというのは、やはり怖いなぁと思うことありました。
でも、ここで考えて欲しいのが、
「恐怖」に支配され続けるかどうか
だと思うんです。
これが人生の分かれ目だと思います。
きっと、あなたのことをバカにする人は
何かを怖がっていると思います。
バカにする人自身が、何かを怖がっていて、恐怖を感じているから
自分を守るために、誰かを蹴落とそうとします。誰かをバカにしようとします。
そしてバカにされた相手も
バカにされることを怖いと思っています。
どちらも恐怖に支配されているんです。
で、この状態だと、
もしかしたら、バカにされている人も、ストレスが溜まって、
別の場所で、別の誰かをバカにしてしまうこともあると思うんです。
これは「恐怖が連鎖」している状態だと思います。
恐怖が連鎖してしまうと終わらないんです。むしろ広がっていってしまうんです。
だったら、その恐怖の支配から逃れるために
「自分の道を決めて一歩進むこと」
これが大事だと思います。
確かに最初は怖いと思いますが
その恐怖は、だんだんと減ってきます。
一番怖いのは「最初」です。
最初の一歩が一番怖いんです。
でも、その恐怖は、
一歩一歩踏み出していくうちにだんだんと減っていきます。
バカにされ、また誰かをバカにし、っていう
「恐怖の連鎖」は、恐怖が続き、広がっていきます。
新しい道、自分の道への挑戦は、恐怖は続きません。
怖いのは最初の方だけです。
そして、その恐怖を乗り越えた時には
仮に結果が出ていなくても、
まわりのバカにするような声は気にならなくなります。
なので「バカにされて嫌だ」
というふうに思っているのであれば
一つの提案として、
「自分はこの道に進む」というのを決めてもらって、
そして、その道に向かって進んでいくのがいいんじゃないかと思います。
最初は自転車はフラフラしていると思います。
でも、しっかりと前を見て、
一歩ずつ丁寧にペダルを回していけば、
今までと違った世界が広がっていると思います。
人にバカにされて、
「自分ってダメだな」とか
「あいつムカつくな」とか
イライラして、他の誰かをバカにしてストレス解消したり、
遊んだりお酒飲んだりして、ストレス解消したり、
そんな状態から、一歩前に踏み出してみませんか?
最初の一歩を踏み出し、少しずつペダルを回していけば、
今までと違った景色を見ることができると思います。
あなたのこれからの人生を応援していますね。
本を読んで、一緒に人生を変えていきましょう^^